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佐奈 さんの投稿された作品が26件見つかりました。

 
  • 神の丘〜二人〜?

    「ヒッ‥!!」子供達が声をあげた。「聖書台の後ろに隠れていなさい」「‥でも、クロム‥」「早く!」子供達は鼻をすすりながら聖書台の後ろに隠れた。「無力な子供に手を上げるのは、大人のすべき事ではない!!」「へっ!”しんぷ”の説教なんて聞きたくね〜な。その高そうな剣をこっちによこしな!」ゴンザが指を鳴らしながら近づいて来た。クロムが剣を抜こうとした瞬間、軽い風が顔にあたり、目の前の視界が黒くさえぎられ
    佐奈 さん作 [516]
  • 神の丘〜二人〜?

    神の教えを説いている自分自身、おぼろげにしか神の姿を見る事ができなかったからだ。「‥私の‥私の信じる神の姿‥」「こ〜ら、子供達よ!もうすぐ日が暮れるよ。もう家に帰んな〜!!」扉の無い入り口から、杖を突いた老婆が現れた。「あ〜、ゲン婆だ〜」子供達がゲン婆と呼ばれる老婆に駆け寄った。クロムも立ち上がりそこへ向かう。「あんたかい、子供達が言っていた神父様っていうのは」「すみません。こんな時間まで子供達
    佐奈 さん作 [546]
  • 神の丘〜二人〜?

    神は7日間で世界を創りあげたといいます。1日目に暗闇から光を創りだし昼と夜が出来ました。2日目から空を創り、海が生まれ植物が育ち、太陽と月、魚や鳥や獣が生まれました。そして6日目に、我々の祖先である”アダムとエヴァ”が誕生したのです。ここは世界中のどこの都市にも在るといわれるスラム街。その一角に廃墟となっている小さな教会があった。窓という窓は割られ、参拝者用の机や椅子は壊され、中央に在るべき十字
    佐奈 さん作 [605]
  • 神の丘〜序章〜終

    「お帰り 憂牙」部屋に入ると、金色の、腰まである長い髪を軽くまとめた、長身の綺麗な青年が立っていた。食事の準備をしていたのか、手には色とりどりの野菜が入ったボールを持っていた。「今から昼食をとろうと思っていたのだが、憂牙も食べるかい?」柔らかな笑顔で問い掛ける。「…いや、要らない。‥少し休む」そう言うと、表情を変える事もなく、青年の後ろにある部屋に入っていった。部屋の中は薄暗かった。無数に積まれ
    佐奈 さん作 [558]
  • 神の丘〜序章〜?

    ここは、ドルス美術館から少し東に離れた警察署周りが緑で囲まれていて、市民公園と繋がっている。公園では”天気のいい昼下がりを公園で過ごす”といった、大人や子供達で賑わっていた。「しかし、あの状況において、名画と犯人どっちを優先と考えると、やはり名画のほうが‥」「言い訳など聞きたくない!!」ダン!!机の上にあった本と資料の山がなだれ落ちた。床に散らばった本と資料を慌てて拾うマルカス警部。それを見て少
    佐奈 さん作 [764]
  • 神の丘〜序章〜?

    9月8日小さな村で 一人の子供が生まれた世から祝福され 皆からうとまれる子供が‥「こっちだー!!」寝待月が輝く澄んだ夜にサイレンと赤い無数の光無数の警官の声。それはマンハッタンの中心にあるドルス美術館でおきていた。「奴はどこに逃げた!」「はっ!マルカス警部!!美術館の全出入口と思われる場所はすべて包囲しました。残るは屋上のみかとっ!」「よし!奴を追い込むんだ!!」「はっ!!」警官隊の波が、一気に
    佐奈 さん作 [655]
 
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