トップページ >> ダイ さんの一覧
ダイ さんの投稿された作品が9件見つかりました。
- 1
-
余命(前)
三月一日、天使からあと余命一ヶ月と教えられた。天使が余命を教えてくれたということは、どうやら僕は天国に行けるらしい。今はまだ体も健康。ピンピンしている。どうして僕が死ななきゃならないのか…考えられない。たいして急いでやらなければならない用事もない。僕はいつ死んでも問題ない状態なのだ。この世に未練なんかない!いつでもあの世に行ってやる!そのぐらいの覚悟はできていた。三月九日、今朝、アパートに母親が
ダイ さん作 [340] -
「苦悩」あとがき
僕は激しく花粉症だ。というわけで今回、ホラーに花粉症にちなんだ作品をアップしてみた………がッ!!!内容がある意味、管理人さんに対する挑戦のようになってしまい、今回掲載されるかどうかわからない……管理人さんスマソ(汗)元来、ホラーやサスペンスは「バ○リアン」しかり「氷の○笑」しかり、「キラー○ン○ーム」しかり、エロとギャグがあるから面白いと擦りこまれてるので是非許してほしい。なお今回ホラーにアップ
ダイ さん作 [322] -
苦悩
貴子は怯えていた。また激しくサカリのついた奴らが貴子を犯し始める。もうッ!もうやめてッ!!貴子は涙を流しながら懇願する。透明な汁があふれる…貴子の体は、奴らを拒絶し抵抗しながらもしっかりと感じている…抗うことは許されない……これは貴子の宿命なのだから。なおも奴らは攻めてくる…貴子はグチャグチャになりながら、紅く充血している自分自身に驚き、恥じらいすら感じていた…しかし…ついに…奴らの執拗な攻めで
ダイ さん作 [596] -
タバコ
26なのに…未だに隠れてタバコを吸う。高校時代から吸っている。教師に隠れて吸っていた。大学時代はすごいヘビースモーカーになった。ウチの人はもうとっくに僕がヤメたと思ってる。そんなに簡単にやめられるわけない。未だに隠れてタバコを吸う…それが意外と快感だ。
ダイ さん作 [295] -
奇談-実話創作短編-
この話しをフィクションだと思うのであればそれでも構わない…それでは話しをしよう…壱「媚薬」友人に伴田(仮名)という男がいる。伴田は無類の女好きで、色事や自身の快楽追求には労力を惜しまない男だ。そんな伴田と飲みに出掛けたとき、インターネットの通信販売でこんなものを買ったと語り始めた。「漢のフェロモンGXR」いかにもな名前に絶句している僕を尻目に伴田は薬の説明を始めた。この薬を香水と同じように体に振
ダイ さん作 [529] -
日記または開発秘話
昨日、膀胱炎か前立腺炎なる病気にかかった。波のように訪れる微妙な痛さに救急の病院へ行き治療を受けた。医師や看護士にいろんな部分をまさぐられたが、まぁ痛みも治まったので結果オーライ。泌尿器科の先生、日曜なのにホントありがとう。しかしながら、夜中頻繁に訪れる尿意のせいで一睡も出来なかった……そんななか完成したのが、今回ホラーの項目にアップした「おしながき」である。迫りくる尿意の中、考えついた愛憎ホラ
ダイ さん作 [388] -
〜おしながき〜
居酒屋…ふみ子…場末な雰囲気を醸し出すこの店に通いつめてもうしばらくたつ。私がこの店に通う理由は単に酒や肴が旨いというだけではない…この店の女将…ふみ子を愛してしまったのだ……こんばんは。あら、いらっしゃい(笑)今日はもう店終いするとこだったの。まだいいかい?どうぞどうぞ!暖まって行って。私はおもむろにカウンターに座り熱燗と適当に料理を作ってくれるよう頼んだ。女将…最近、部下との折り合いが悪くて
ダイ さん作 [574] -
偶必
この話しは実話である…読んだ方がフィクションだと思ったのであればそれはそれで構わない…。それでは話しをしよう…昨日こんなことがあった…家族が同じ夢を見た。曾祖母が現れて、何かを話しているのだそうだ。何を言っているのかは解らない。だがやはり家族が同じ夢を見るというのは気になる…そこで祖母と僕は秋田県にある先祖の墓に墓参りしに出掛けた。寺の位牌堂に到着し、自分の家の位牌置場を見ると御膳がのっていた。
ダイ さん作 [576] -
イグニッション・ブルー 1
キュルルルッ!ヴォアッ!グォアッ!!「アマギ・リョウ」は慣れた手つきでキーをひねり車のエンジンをかけた。月明かりに照らされ、身もだえするように青く輝くボディー…「RX-7 FC3S」…それがアマギの唯一心を許せる相棒…いや、愛車の名前だった…午前1時、岩○県千人峠。キーギャギャギャッ!さぁ!来やがれ!「蒼月の弾丸」!!黒い「スカイラインR32 GT‐R」を駆る男はそう叫んだ。後方からハイビームで
ダイ さん作 [289]
- 1