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おさむ さんの投稿された作品が19件見つかりました。

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  • ドナドナ

    自分の意志で荷馬車に揺られてゆく僕らは窓の外を眺めて思うんだかさぶたの様な青い空に張りついた白い月を見て         あれを剥がしてしまいたいけれど剥がしてしまったら血が流れてしまうんだろうなと 透明のガラスと遠い距離を隔ててもう本当にあるかなんてわからない幸せを夢見て僕らは売られてゆくんだこの電車は少しでもあの月に近づいている?
    おさむ さん作 [298]
  • 助けてください 3

    走って走って逃げても幸せは馬の頭からぶらさがった人参で求めて終わるもし私が何かをして変えられるならなんだってするよだからまだとらないで下さい あの人を助けて下さい平穏な日々を与えて下さいもし生け贄になれと言うなら喜んで迷宮に迷いこみます命を差し出せというなら喜んでそらを舞いますおまえが身代わりになれというのなら身代わりになりますだからあの人からとらないでください
    おさむ さん作 [464]
  • 助けてください 2

    生きものはいろんな角度から見なくてはいけなくてある部分から見ると天使なのにある部分から見ると悪魔だったりする孟子の性善説を信じているけど僕は自分の汚さを許すためだけにそうやって多面的にとらえるようにしようと思っただから殺したい人がいてもその人にも天使はいるし誰にもその天使を殺す権利はないだから死刑制度なんて認めないでももしある人の悪魔の部分で自分の大切な人が苦しんでいたらどうしますか明日は来るよ
    おさむ さん作 [494]
  • 助けてください 1

    最初に傷つくことがあった時いや、まさかと思ってでも良いほうを信じようとしてもやっぱり悪いほうの証拠ばかりでてきてそれが確信に変わってその後は毎日夢であってほしいと思って明日こそと思って眠るでもやっぱり朝起きると現実は変わっていなくて黒いままで白いものが黒くなることゎ運命だったんだって言われたらどうしますか彼氏との別れとかはぶられた時とか会社で冷たくされた時にそう感じたことはあったけどそれが人の命
    おさむ さん作 [612]
  • 死にたい夜

    午前二時。戸を叩く音で目が覚めた「空けろー!」それは聞き慣れた父の声だ父は浮気をしている家族中が知っているが今の生活がなくなることが恐くて知らないふりをしているここ最近咳のとまらない母を守らなくてはならないとは思う昨日窓のドアを閉めたのは僕だ          おかしいと思ったお風呂場から外に通じるドアの前に誰も通らないはずのドアの前に枯葉が落ちていたんだそして父もいなくなっていた僕は迷わずその
    おさむ さん作 [401]
  • OL

    僕は知っている三階の小部屋でくつろぐ彼女を彼女はいつもきょろきょろと部屋を見回して入ってくる部屋に入ると精一杯伸びをする携帯をチェックして薬を飲む窓から通る人を見下ろしてたまに微笑む僕が彼女に気付いたのは工事をはじめた三日前彼女が僕に気付くのは多分三日後だ      
    おさむ さん作 [291]
  • 失敗作

    ちっちゃい頃にパパとママが喧嘩した時に洗剤が目に入ってしまってパパもママもすごい怒りながらも心配してくれたその時のことが忘れられなくて気付かないうちに大事な時に失敗をしてしまうことがあるもうみんなパパとママじゃないのに恐い大人に囲まれているのに
    おさむ さん作 [330]
  • 君の目

    「あれ見たい!」と彼女が感動モノの映画を指差すと「俺ああゆうのとかあの監督とかむり」とみたこともないのに言う。彼女は思い出す。あの子、なんだかわかんないけどいじめられてるんだ。自分も冷たくしようと思った時の気持ちを。男の子が感動モノが嫌で女の子がアクションが嫌でと一般的には言うけれど彼女は女だけれどアクションもSFからも感動を探す彼女は思ったどうして感動モノからアクションやSFを探してくれないん
    おさむ さん作 [629]
  • 終身刑

    帰ってきたらいなかったんだ君だけ専用の水槽のどこにもいなかったんだみんなのいる水槽にもいなかったんだいつも僕が帰ってきたら近くにきてぱくぱくしてたのにいなかったんだ何にも入ってない水槽に水だけが入ってて静かになっていて一番色が薄くて大きくてかわいい金魚は何日も餌をあげなくても元気なくせにみんなと一緒にいると一番最初に全部餌を食べてしまってみんなにあげようとしないし仲良くできないんだ僕がどんなつら
    おさむ さん作 [359]
  • 人肌

    今年も人肌の淋しい季節になって思い出すんだあの人の温かさと冷たさを僕はもう知ってしまったんだ手をつないでも抱き締められてもどんなに寄り添っても僕は一人で生きていかなくてはいけなくてどうしたって寒いんだ二人はどれだけ近づいたって二人の間には風が吹いているんだほら僕はいまだって一人だ手探りで風の中を探しているんだ
    おさむ さん作 [460]
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