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彩茶 さんの投稿された作品が39件見つかりました。

 
  • 七つ目の七不思議?

    「え…と…私たちはどうする?」桜が直史に言った。「ここが違う世界ってのは本当かもしれない…少なくとも…この学校は普通じゃないはずだ。」直史は開かない扉を見つめて言った。「そんな…」「今は、きっとここから出られない。でも必ず何か方法があると思うんだ。だから、佐々木さんが言ってたように出口を探してみよう。」桜は頷くと、直史と2人で歩き出した。2人が歩いていて、角を曲がろうと向こうからも誰かが曲がろう
    彩茶 さん作 [639]
  • 七つ目の七不思議?

    「ちっ…何で開かねーんだよ!」愛子たちは生徒玄関まで来たはいいが、ドアがびくともせず、出られずにいた。「佐々木!どのドアも窓も全然ダメだ!」「どうなってんだよ…まったく…」するとそこに桜たちが走ってきた。「愛子!」「知香!どうなってんだよこれ!」愛子が知香に駆け寄って言った。「やっぱり…飛ばされたんだ…現実とは違う世界に…」直史は冷静に言った。「嫌よ!私は絶対信じないから!何が何でも出口見つけて
    彩茶 さん作 [699]
  • 七つ目の七不思議?

    「…で…私たちはどうするの?こっくりさんとの鬼ごっこに参加するの…?」知香が引きつった表情で言った。「やだよ…そんな訳分かんないの…下手すれば死んじゃうかもしれないんだよ?」桜が自分を落ち着かせようと深呼吸をしてから言った。「さすがの僕でも分からないからな…一体どうすれば…。」3人が考え込むと、窓際の席の知香があることに気がついた。「みんな…出てこないよ…?」もう5分以上経っているのに、生徒玄関
    彩茶 さん作 [611]
  • 七つ目の七不思議?

    「何なの…復讐とかゲームとか…」桜が言った。「みんな聞いて!僕の推測だと…これはこの学校の七不思議の1つだ。その七つ目…こっくりさんとの鬼ごっこだ。」直史が教卓の前に立って言った。「はぁ?ちゃんと説明しろよ田神!」男子生徒が思わず怒鳴った。「僕もよく知らないんだ…詳しく書かれた資料には触りしか書いてなくて、やりかたとか、どうなるとかがかいてあるページは破られてたんだ。」「ったく…ふざけんなよ…」
    彩茶 さん作 [637]
  • 七つ目の七不思議?

    桜が目を覚ますと、夜の学校の自分の席にうつ伏せになっていた。「桜ちゃん…?」声のしたほうを見ると、知香が机から起き上がって目をこすっていた。「知香ちゃん…それに…みんなも…何で?」教室の中には直史や愛子など、クラスの生徒が不思議そうに周りを見渡していた。と、そのとき。『え…と、みなさん起きましたか?高橋美映です。』突然校内放送で美映の声がして、クラス一同が一斉にスピーカーに注目した。『みんなは七
    彩茶 さん作 [604]
  • 七つ目の七不思議?

    「じゃあ、私の宿題やっておいてねぇ。」愛子は美映の机に大量の課題を置くと、にやっと笑いながら言った。「でも…宿題は自分でするものだし…。」美映は言い返そうとしたが、それを愛子がさえぎった。「はぁ?逆らうつもり?言っておくけどこのクラスにあんたの味方してくれるような物好きはいないから。私の言うこと聞いとけばそれでいいのよ。わかった?」愛子は手を振りながら教室から出て行った。「……。」美映は無表情で
    彩茶 さん作 [634]
  • 七つ目の七不思議?

    「田神くんって、都市伝説とか七不思議とか好きなんだね?」図書室から教室までの廊下を歩きながら、桜と直史は話していた。「うん。でもオタクって言われるんだよね…」「へぇ…」桜は直史から借りた何度も読んだであろうという様子がよく見える本を見た。「やっぱり…うちの学校にも七不思議ってあるのかな…?」桜が直史に言った。「あるらしいね…何年かまえの卒業生の卒業文集に七不思議について書いてあったんだ。でも…七
    彩茶 さん作 [591]
  • 七つ目の七不思議?

    ガコンッ!美映は自販機でサイダーを買うと、サイダーを取り出すと缶をじっと見つめた。「はぁ…相変わらずだな…ま、怖い目にあえばおとなしくなるかな…」 美映はクスリと笑った。「あれ〜…まだあの本返ってきてないんだ…」桜は図書室で借りたい本がいつまでも返ってこず、がっくりと肩を落とした。「ねぇ…」桜に声がかかり、振り返ると同じクラスの田神 直史(たがみ なおし)が立っていた。「月島さんが借りたい本っ
    彩茶 さん作 [650]
  • 七つ目の七不思議?

    美映は愛子をチラリとみると目をそらし、自分の席に向かおうとした。が、愛子が美映の腕をつかんで止めた。「ちょっと、何無視してんの?」「えっ…別に無視なんてしてないけど…」美映はおどおどと答えた。「…まあいいわ。じゃあ、今日もジュース買ってきてよ。」愛子が教室のドアを指差して言った。愛子は美映を高校入学時から嫌っていて、まるでイジメをするように、美映をパシリに使っていた。「でも…今月はもうお小遣いが
    彩茶 さん作 [667]
  • 七つ目の七不思議

    放課後の静まり返った図書室の中を1人の女子生徒が足音を響かせながら歩いていた。彼女は教室の一番奥の本棚の前で立ち止まると、一冊の本を取り出してページをめくった。そして、あるページを開くと、ページを破り、折りたたんでポケットに入れた。「これくらいの復讐…許されるでしょ…?」彼女は本を元に戻すと、図書室を後にした。「おはよ〜!」月島 桜(つきしま さくら)が教室に入ると、隣の席の広末 知香(ひろすえ
    彩茶 さん作 [815]
 
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