トップページ >> トコ さんの一覧
トコ さんの投稿された作品が6件見つかりました。
- 1
-
みらい6
時計を見ると23時を回っていた。亮二からの連絡はまだない。どーしたんだろ…ミキは不安になっていた。今までこれ程連絡がなかった事がないから。事故にでも巻き込まれたのではないか。心配になり、もう一度ピッチに電話をかけた。プルルルル…繋がる。でも、出ない。もう少し待ってみようと、お風呂へ行った。どーしたんだろ。電話、出れない状況なのかな?お風呂に入りながら考えた。頭にタオルを巻き、部屋へ戻ったが、
トコ さん作 [177] -
みらい 5
亮二の家に着いた。もぅ何度か来た事があるので、緊張はしない。玄関でローファーを脱ぎ、家に入る時「おじゃましまーす…」亮二以外誰も居ない事を知りながらも律義に挨拶をする。亮二の両親は共働きで、夜遅くまで帰ってこない。お兄ちゃんがいるが、お兄ちゃんも仕事だ。そのまま2階に上がり、亮二の部屋に入った。何時ものようにベットの中に入り色んな事を話した。物凄くくだらない事で、二人で大笑いした。キスも沢山し
トコ さん作 [214] -
みらい 4
「そうなんだぁ。でも、別にいいし。今はミキ、亮二以外興味ない。」「あんた、モテるのに勿体ないわ。でも、ミキがいいって言うならあたしは応援するけど。でも、亮二さんってあんまいい噂聞かないよ?」多分真紀はミキを思って言ってくれたんだと思う。でもその時は、その言葉さえ、欝陶しいと思ってしまった。いつの間にか、ミキは亮二に対してもっと一緒にいたい。もっと知りたい。ミキだけを見てほしい。そんな気持ちが強く
トコ さん作 [186] -
みらい 3
「誕生日?そうだったの?もっと早く言ってくれたらよかったのにー。そしたらプレゼントの一つぐらい…」「ハハッ!俺が、告る時に 明日誕生日だからなんかちょうだいって言えばよかった?笑 そっかーそしたらなんか貰えたかもなぁ。笑うそだけど。てか、さっきも言ったように、最高のプレゼント貰ったからさ!」照れる…。だからミキは俯きながら黙って聞いた。「俺さぁ、本当にミキの事、ずっと好きだったんだって。真奈美
トコ さん作 [337] -
みらい 2
プルル…プツミキはワンコールをした。それは亮二が指定した0時を過ぎてか、過ぎてないかなんだか微妙な時間だった。ミキは家の電話をじっと見つめて、亮二からの電話を待った。………。鳴らない。なんだ、からかわれたのカナ?まぁ、いいや。寝よ。ミキはそう呟き、眠りについた。 プルル…プルル「ふぁい」ミキは明らかに寝起きな声で電話をでた。「ミキさんいますか?」多分、亮二だ。「私です。」「おれ、亮二!ワ
トコ さん作 [272] -
みらい
中学を卒業して、君に出会った。春の暖かい日だった。プルル…自宅の電話が鳴った。やばい!パパが出る前にでなきゃっそう思って受話器に飛び付いた。うちのパパは私宛てに男の子から電話がかかってくると、友達だろうが先輩だろうが関係なく切ってしまう。その頃はまだ携帯電話が当たり前の時代じゃなく、ミカは持っていなかった為、自分宛ての電話も全部自宅の電話にかかってきてた。「はい、日下部です。」急いで出
トコ さん作 [293]
- 1