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さんの投稿された作品が8件見つかりました。

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  • 海月

    つかめないものばかりをつかもうとする。わからないことばかりを考えようとする。成れないものばかりになろうとして、結局いつだってつらくなるものばかりを集めたがってしまう。好きだったはずなのに大好きなはずなのに、手に入れてしまうとつらいのは、大切すぎるからなんだろうか。
    さん作 [200]
  • 大切で、信じているものはそう思うほどに嘘であって。大切で、失いたくないものはそう思うほどに消えていく。忘れたくない記憶は忘れたい過去の裏側で。美しい思い出だけを見ることはできないように作られている。私の我が儘が許されるなら、このまま消えずに居てほしい。貴女を守れなかった私だけれど、誰よりも大切に想うことを伝えたい。それが私の真であるから。
    さん作 [183]
  • 埋まらない差

    助かる見込みの無い人間だと周りは貴方を見捨てました。助ける価値の無い人間だと周りは貴方を非難しました。貴方の存在を余りにも無理がある理由をつけ肯定する私にもう誰もが何も反論しなくなっていました。それなのに貴方は私のことを好きになってはくれず、最後まで私のことを嫌いでなかったのです。好きと嫌いでないの差がこれほどまでに大きい事に、貴方と別れてようやく気付かされました。
    さん作 [217]
  • 幸せが見たくて

    貴方と出会った日からどれだけ私は泣いたでしょうか貴方さえ居なければと貴方とさえ出会わなければと必然をどれほどに呪ったでしょうか貴方が今までどんな人とどれくらいの年月を過ごしたのか私は知らないけれど私はその誰よりも貴方を愛している確信がある沢山の人に見限られた弱すぎる貴方でも私は見返りなど求めず無償で幸せにしたいそれが私の幸せだから
    さん作 [240]
  • 口約束

    穏やかな風に触れて優しい時間を見てそれだけで幸せだった自分がいた。目に見えない口約束。騙されていると知りながら気付かないふりをいつまで続けようか。出会った時より貴方は大人になり出会った時より嘘を覚えて。出会った時より私は孤独になり出会った時より壁を作った。事実を聞かない為に耳を塞いで頼りない唄を口ずさんで。そうやって乗り越える日常をあとどれくらい続ければ貴方を嫌いになれるでしょうか。
    さん作 [256]
  • 同じ目線

    できるだけ近くに居たいと思った。できるだけ同じ物を見たいと思った。知らない間に貴方の前を通り過ぎる現実その全てを私も見たいと思った。間違いから抜け出せない貴方を寂しさ故都合よく連絡をよこす貴方を誰よりも何よりも大切だと思ったから縋れる物なら誰だって何だっていいだろう貴方の一番に逃げ込める場所であろうとそれだけの場所であってもいいとそう思ってしまったのです。例えば私がどれだけ辛くなろうと貴方が幸せ
    さん作 [271]
  • 十六季

    届かぬ貴女の夢を見たまた目が醒めて気がついた一人きりになった部屋で無力な顔を鏡に見付けるあの時いっそ消えれば良かった 手に触れたぬくもり幸せなまま消えてゆければ こんなに辛くなかったさよなら そんな勇気はなかった貴女に近付けるそんなくだらない希望捨てきれなくて遠ざかる君を忘れることができなくてまた4度目の華が散る
    さん作 [267]
  • 闇を映す風

    闇を映す風は僕の体を引き裂いていく行くあてのない森へ探されることなく散らばって何も失う物は無いはずと 信じ込んでいた閉ざされた思考の中で透明な光も見つけられずに惨めでも少しだけ汚れたなら良かったそうすればきっとあなたも見つけられたから傷付くのを恐れて知った様なフリを続ける事で手の届かない場所まで壊せない壁を造ってしまった
    さん作 [263]
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