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南野 柳 さんの投稿された作品が14件見つかりました。
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魔法製品屋〜真実の言葉〜?
白い光はだんだんと薄れていく。優斗はゆっくりと目をあける。そして。優斗は新たな世界を見た。見渡すと異形の生き物。人型の生き物。実に様々な生き物がいる。おなかが空いたと言いながら。「・・・な・・・んだ?ここ・・・。」「魔界だよ!」突然の声に驚いて振り返ると、女の子がいた。「ねぇ、あなた誰?」「・・・え?」「名前よ。名前!私はユーピアカ=リナ。リナでいいよ!」・・・誰かに似ている。「えっ・・・あっ!
南野 柳 さん作 [162] -
魔法製品屋〜真実の言葉〜
「いらっしゃいませ。」・・・二人きりの放課後の教室。夕日が沈んでいく。「・・・だから・・・私とっ・・・。」少女は顔をうつむけて、いつもの威勢のよい声ではなく、恥ずかしさを隠した声で静かに言う。「・・・あの・・・?」「はっきり言うけど、やめてくんない!?迷惑だからっ!!」そう冷たく言い放った少年は、速足に教室から出た。大きな音を響かせて。少女は床に泣き崩れた。大粒の雫とともに。少年の足は、屋上へ向
南野 柳 さん作 [222] -
君と今宵。
君を探そう・・・。あの夜。君は闇に溶けていった。 新月の夜。君を愛しい僕。愛しくて狂わんばかりの僕。君はどこへいった?会いたくてたまらない。この思い、君は知っているのだろうか? ・・・否。知らないから君は消えたのだろう。 ・・・今日は満月。月明かりを頼りに君を探す。もしも今夜。君を見つけることができたなら。 ・・・今宵。歌
南野 柳 さん作 [219] -
ただ君に。ただ君が。
・・・ただ・・・君に会いたかった。ほんとにそれだけだった。君の腕は細くて、元気で、・・・僕にはつかまえられなかった。そして君は愛しい奴のところへ走り出す。長い髪を風に遊ばせて。君の幸せを心から願えるほど僕は大人じゃない。だけど・・・僕は君の笑顔が大好きだった。・・・そう。何より君の笑顔が大好きだった。君が欲しかったんじゃない。君の笑顔が欲しかったんだ。・・・足りない。「愛してる」でも、「愛しい」
南野 柳 さん作 [228]
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