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ピース さんの投稿された作品が7件見つかりました。

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  • 願いはきっと叶うよ。(4)

    ちゃんとミユキの作ってくれたお守りはいつも持ってるよ。と呟き一息つくと、なぜか自然と涙が流れた。いろんな事を思い出す。二人の出会いから最後の3ヵ月間の病院生活までどれぐらい、涙を流していたのかは分からない。涙が止まる頃には、不思議と気分が楽になり癒されていた。随分と日差しが強くなっている。時計は12時を過ぎていた。ミユキ、そろそろ帰るな。また来るわ。またね。そう、呟きミユキのお墓をあとにした。バ
    ピース さん作 [194]
  • 願いはきっと叶うよ。(3)

    7月20日に、ミユキのヘルメットと線香にタオル、そしてお菓子のラムネを持ってバイクに乗りミユキのお墓に向かった。高校を卒業してからずっと乗り続けている。高速で約2時間、お墓の近くで花を買いミユキのお墓に着いたのは10時を廻っていた。いつも綺麗に清掃され、敷石に彫られた桜がミユキを思い出させる。桜が好きで春は毎週の様に各地の花見に行った。お墓を掃除して、花とラムネをお供えし線香に火をつけ手を合わせ
    ピース さん作 [307]
  • 苦笑い

    財布の中は、小銭のみタバコを買うか?人形を買うか?悩んだ末に、人形を同じ一時のやすらぎなら、子供の笑顔の方がいい。予想外の反応に心を痛める子供の好みは難しい。
    ピース さん作 [324]
  • 君が消えていく

    君を忘れないと思ってた慌ただしい毎日に追われる日々時間の経過が記憶を劣化させる君の顔が色褪せてきた君が白黒に変わった君の顔がボヤケてきた君の顔がもう、思い出せない君の声が薄れいく君の声が思い出せない君の仕草やクセ、しゃべり方そして君への思い君との思い出さえも活字に変換され君が二次元の物となっていく今は君の名前と好きだった事しか、思い出せない。さよなら、大切だった記憶さよなら、大切だった君
    ピース さん作 [252]
  • 願いはきっと叶うよ ?

    激しい鼓動で飛び起きた。まだ胸がドキドキしている。五年前に事故がもとで亡くした彼女を夢で見たのだ、随分と久しぶりの事で切なくて懐かしい。夢は自分の部屋で二人掛けのソファを膝枕で寝転びTVを見ている。彼女が手尺で腕の長さを計って呟く「まぁくんの腕太くて短いよ!」俺が言う「短いんじゃなくて、太いからそう見えんの!ミユキは腕枕が好きなんやろぉ〜?」ミユキは下唇を少し噛み照れくさそうにに微笑み「そんな事
    ピース さん作 [215]
  • 彷徨える耐える人よ

    出口はまだ見つからない。進む道さえ定まらない。まだ、今は独人じゃない。そう、今は独人じゃない。だから、甘えて生きている。自分の居場所を追い求めてただ、今を耐えしのぶ彷徨える耐える人よ後退はない、行くか去くのか考え耐える人になる。
    ピース さん作 [203]
  • 願いはきっと叶うよ。

    「村上さん〜!お母さんから、電話ですよ!」寮母さんが内線で俺を呼ぶ、ふと携帯を見ると充電が切れていた。「すいません。すぐ降ります。」三階から階段を掛け降りた。「もしもし」「雅人、あんた携帯どないしたん?繋がれへんよ!そうめん送ったから、明後日に届くから・・・etc・・・。」長々と母の愚痴が続いた。飲んだくれの父の事、連絡の無い兄の事、同じ歳の親戚に子供が出来た事、いつも通り最後は俺に彼女が出来た
    ピース さん作 [306]
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