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フェリス さんの投稿された作品が75件見つかりました。

 
  • シングルベル PART6完結

    そして目覚めると、隣には直美がいた。そして彼らは香嵐渓にいた。「良君、すこく綺麗だわね。こうして紅葉を見ていると時間だけが過ぎていくのを感じるわ。」と直美が言った。どうやら、あの時の場面らしい。全く光景もセリフも同じだ。「う、うん確かに紅葉なんかの季節の行事とかは素敵だよね。自然の神秘が感じられるよね。」と良彦はあの時と同じセリフを言った。「特にカップルとかでこういう所に来ると、より一層盛り上が
    フェリス さん作 [496]
  • シングルベル PART5

    「ハハハ、チキンがチキンを食べておる!」とサンタクロースは良彦を小ばかにして言った。「チキンがチキンを食べている?僕が腰抜けとでも?初対面なのに失礼な。」と良彦は怒りを込めて言った。「オマエはチキンじゃ。クリスマスなのに女一人作れない弱虫チキンじゃ。」とサンタクロースさ良彦をからかった。「それはそうですけど、僕だってこんな自分が嫌なんです。もっと積極的な人間になりたいんです。」と良彦は思いをサン
    フェリス さん作 [419]
  • シングルベル PART4

    「メリークリスマス!」とサンタクロースの服を着た白人のおじいさんが立っていた。「メリークリスマス。こんな時間に何の用です?」と良彦は聞いた。「ワシはサンタクロースという者だ。君にクリスマスプレゼントを渡そうと思って来たのじゃ。少し話しがあるから、上がらせてもらって良いかね?」とサンタクロースは流暢な日本語で話してきた。「まぁ、よく分からないですが、基本僕はサンタクロースなんて信じません。イタズラ
    フェリス さん作 [395]
  • シングルベル PART3

    その後、良彦は直美をデートに誘うものの、あっさりと彼女に断れてしまった。クリスマスまであとちょっと、良彦は自分の気の弱さに愕然とした。そして、日にちが一日一日過ぎて、ついに良彦の24回目のクリスマスを迎えた。彼は会社から帰る途中、名古屋の町中で色とりどりの光に照らされたイルミネーションや、クリスマスツリーを目にし、自分は不幸で馬鹿だと言い聞かせた。何処からか、マライアキャリーの恋人たちのクリスマ
    フェリス さん作 [402]
  • シングルベル PART2

    香嵐渓のもみじはとても真っ赤でとても綺麗だった。二人は夕方4時近く香嵐渓の周りをゆったりと歩き、屋台でクレープやフランクフルトなどのつまみを買ったりして楽しんだ。足助屋敷も行ったりした。そして時間は5時を回り、紅葉の所にライトアップが照らされた。「良君、すごく綺麗だわね。こうして、紅葉を見てると時間だけが過ぎてゆくのを感じるわ。」と直美がムードを作り、身を良彦の方に寄せた。「う、うん。確かに紅葉
    フェリス さん作 [462]
  • シングルベル PART1

    秋もそろそろ終りを迎え、寒く冷たい冬がやってくる。現在は日本各地でもみじの葉が赤く染まり紅葉のシーズン真っ最中だ。良彦は女友達の直美と車で名古屋から時間を掛け、豊田市足助の香嵐渓へ紅葉狩りへとやってきた。良彦と直美は知り合って2ヶ月目。知り合ったきっかけは友人主催の飲み会でいわゆるコンパだ。二人はそれから食事に行ったり、映画を見に行ったりと物事は順調に進んでいた。そして11月22日、彼らはお互い
    フェリス さん作 [549]
  • ワンダフル・トゥナイト PART3 完結

    気分がいいのは不思議な事かもしれないけど、君の瞳に愛の光が輝いているからなんだ。と健介は心の中で思った。しかし、健介は苦しかった。どんなに彼が彼女を愛しても彼女は何も意識してないからだ。そして帰る時間がきた。健介はワインを飲みすぎ頭痛がガンガンしたので帰りは彼女のマンションまで運転した。「ケンスケ、少し休むといいわ。マンションに着くまで寝ていなさい。」彼女はとても優しかった。車の中は癒しの空間だ
    フェリス さん作 [376]
  • ワンダフル・トゥナイト PART2

    そしてパーティーへ。パーティーは六本木の高級ホテルで行われた。業界の著名人が集まるパーティーだ。音楽関係者もいれば、画家などの美術関係者もいれば、芸能人も数人、顔を出している。部屋に入るとみんなの目線が彼の隣にいるこの美しい女性に注がれる。みんなモジモジ口ずさんでいる。「凄く綺麗でカッコイイ。なんて綺麗な人なんだ。セクシーで私、憧れるわなどと。」会場はムードたっぷりの洋楽が流れている。時々、ジャ
    フェリス さん作 [381]
  • ワンダフル・トゥナイト PART1

    10月24日夕暮れ時、サンセット色に輝く外の景色を見ながらフッと溜め息をつく40代半ばの音楽アーティスト高木健介、通称タカケン、彼の作る音楽はとても魅力的で人々の心をつかむ。彼はバツイチで今はシングルであり、自分の二人の子供は妻と一緒に暮らしている。現在、彼はロシアンクラブで知り合った20代後半の白人女性と交際している。妻と別れ、子供にも去られ孤独な彼の元にウ゛ィーナスが突如現れた。この先はとも
    フェリス さん作 [425]
  • 呪いのトンネル PART4 完結

    四人はその霊園を一回り廻った。とても気味の悪い場所だ。すると智樹が大声をあげた。「そ、そんなー。」「どうしたんだぁ智樹?」「おい、これを見ろ!この墓の名前、上村幸信。没、2009年11月21日。」と智樹が言った。「祐介君達、これを見るんだぁ。この墓の名前!」と治が言った。その墓には山本博之と書かれていた。同じく没2009年11月21日。「おい、みんなこっちも。この墓、康介の墓だ。」と雅道が言った
    フェリス さん作 [787]
 
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