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猫空さんの投稿された作品が59件見つかりました。
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飛んでも世界12
第十二話、祭りの手伝い魔天乃乱が終結して数日後、神天神社で毎年恒例の夏祭りが行われた。その中に、祭りの手伝いをする巫女装束の清美、進美の姿があった。「世の中暑い、人少なくない?」清美は逃げようとする由理香を捕まえ、進美と共に尋問する。「よ、世の中暑いから出だしが悪いのでしょう?ははは」由理香は笑って誤魔化すが、祭りが始まってから一時間。人数は少なく、屋台も閑古鳥が鳴いていた。「祭り関係の方が参拝
猫空 さん作 [501] -
武装戦闘記バトルアーマー1
第一話、小説家殺人事件早朝、天空山の登山道で死体発見の通報を受け、警察女神青(ブルー)こと、松田久理主率いる『猫空警察特別攻撃隊』が現場に急行した。「青様、こちらです」到着すると、刑事が久理主等を出迎え案内する。なお、特別攻撃隊のメンバーは、久理主以外に、吉元明、灰金雪男、吉元知加江、灰金菘、吉元志乃、灰元雪江、灰元明江の七人がいる。なお、武装甲冑餘神衆の鎧はポリスモードになっていた。死体のある
猫空 さん作 [556] -
飛んでも世界11
第十一話、魔天の最期「ば、馬鹿な!闇正の力だと!」魔天は華緒璃に闇正の力があることを信じられなかった。だが、華緒璃に闇正の力はあった。闇正の力が開放されたことで滅神が崩壊したのだから。「光明の力と闇邪の力に分かれた兄妹が仲良くやっていた理由、華緒璃さんが闇邪の力と同時に闇正の力も有していたからよ」清美が冥土の土産に魔天に説明する。これが、清美の策。華緒璃の闇正力開放である。清美は、靖の話から華緒
猫空 さん作 [518] -
武装戦闘記バトルアーマー0
第零話、魔天の残り火また一人、また一人と味方が散っていく。男はただ逃げるしかなかった。相手が悪すぎるからだ。「な、何で奴等にここがばれたのだ。このままでは、我々の再興の夢が!」男は、かつて猫空の政治家で、これまで汚職でいい思いをしていたが、三年前の戦争、『政治屋狩り』で、猫空の神々に敗れ、全てを失った。仲間は、戦死か捕らえられ処刑されている。そして現在、その神々が政治屋残党の基地に乗り込んできた
猫空 さん作 [572] -
恋人は背後霊5
第五話、背後霊対霊納者後編麻以の策略で始まった。影香と光江の京助の妻の座を掛けた戦い。まずは、第一戦。朝食対決。結果は、影香の圧勝、光江の惨敗。影香は、ここ一ヶ月、京助の食事を作っていた。背後霊ゆえに、京助の味の好みは完璧だったし、何処で覚えたのか、料理の腕もいい。一方の光江の料理は、瓦斯警報器が鳴る程の代物だった。「影香の料理、美味い、第一戦は影香の勝ち」と、京助に言われたくらいだ。「苦悪!こ
猫空 さん作 [436] -
飛んでも世界10
第十話、目覚める闇正の力滅神の胸部にいきなり現れた、清美、雪男、菘、靖、真美に魔天は。「な、何いゐぃぃ!何時の間に!」魔天が驚いている間に清美は剣を二本抜き、滅神の胸部装甲を両断した。開かれた胸部には、華緒璃と元帥の姿があった。「今です、華緒璃さんに!」清美の合図で、雪男、菘、靖、真美は呪文を唱える。「警消救建鉄空忍海地戦宇電水瓦清通郵魔光闇。闇正力、覚醒!」強い光が辺りを包んだ瞬間、滅神に異変
猫空 さん作 [522] -
恋人は背後霊4
第四話、背後霊対霊能者中編何とか事態を収集した京助は、影香と光江と居間にいた。「背後霊ね、確かに昔から京兄に霊の気配を感じてたけど、まさか女だったとは」実は光江は霊能者で、霊と戦う力を持つ。「あらま、やっぱり気配を感じてたんだ」影香が光江に言った。「どうやって実体化したか知らないけど、背後霊に京兄は渡さないわよ!」「私だって、京助は渡さないわよ!ようやく実体化出来て一緒に居られるんだから!」「お
猫空 さん作 [531] -
恋人は背後霊3
第三話、背後霊対霊能者前編京助と影香の同居生活も一月になろうとしたある朝、事件が起きた。影香が京助の子を妊娠した。「待てえぇぇい、んなことしとらん!」京助は、何故か影香に叫ぶ。実は、ナレーションの台本を影香が書き換えたのだ。「あら、ばれた?」ばれるわい。それはともかく、事件は本当に起きた。毎度の事だが、影香が京助のベッドに入り込み、翌朝に京助が影香の胸を掴んでいる。影香は何故か慣れて来たようだが
猫空 さん作 [452] -
飛んでも世界9
第九話、清美の策本編開始の前に訂正です。飛んでも世界第五話で、金元真美の現在の神の名を玖捌壹(くやわん)と説明しましたが、玖餘壹(くしわん)の間違いでした。関係者各位に御詫びいたします。なお、玖捌壹は、吉元麻以の神の名です。では、本編をどうぞ。清美は、思い付いた作戦を皆に話した。そして、皆作戦にのった。「では、私達、神天地人の出番ね」由理香は、麻井奈と江理奈に声を掛け、三人は陣形を組む。その形は
猫空 さん作 [536] -
恋人は背後霊2
第二話、背後霊、登校す「やっぱり、こうなるのか京助は溜息を付いた。今日は夏休みの間の登校日で、通う『花崎高校』に向かって歩いていた。当然、背後霊である影香もいるが。「京助、どうしたの?」「影香、どうしてうちの高校の制服着てるんだ。どうやって手に入れたんだよ」影香は今、京助の突っ込みの通り、花崎高校の女子生徒用の制服を着ていた。「やっぱり制服着とかないと、怪しまれるでしょう。まあ今は京助以外には見
猫空 さん作 [553]