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矢口 沙緒さんの投稿された作品が226件見つかりました。

 
  • 魔女の食卓 〔開店準備〕

    はじめまして♪矢口 沙緒ですいままで短編や詩のようなものをいくつか投稿させていただきましたが、今回は意を決し、長編を投稿しようと思います。題名は『魔女の食卓』です。原作はすでに書き上がっていて削る事が出来ないので、長丁場必至です。途中で投げ出さず、最後まで走りきる覚悟なので、一人でもついてきてくれれば嬉しいです。よろしくお願いします?なお、私は『ジャンルがどこだか分からない症候群』という重い病に
    矢口 沙緒 さん作 [819]
  • 戦場の恋人達 3

    突然、雲を割って、空から巨大な手が降りてきた。そしてその手は、彼と戦車の間に壁のようにそそり立った。彼に命中するはずの戦車の砲弾は、その手に阻まれた。その手は彼のボディーをつまむと、天へと引き上げていった。「ねぇ、この駒おかしいんだよな。ほかの駒と全然動きが違うんだもん。壊れてんじゃないの」少年はそう言って、手を広げた。その手の中には、小さな黒いロボットがカタカタと動いていた。その右足は故障して
    矢口 沙緒 さん作 [731]
  • 戦場の恋人達 2

    それが『C・R』の定められた運命であり、それを覆すことは誰にも出来なかった。彼はそれを知っていたから約束は出来なかった。そしてまた、彼女もそれを知っていた。彼は交わす言葉もなく、ただ無言で彼女のボディーを抱き寄せた。ガチャっという金属と金属の触れ合う音が暗闇に響いた。そしてその暗闇は、次第に白み始めていった。戦況は圧倒的に不利だった。彼の所属する歩兵部隊は敵の狡猾な罠にはまり、巨大戦車軍団に囲ま
    矢口 沙緒 さん作 [380]
  • 戦場の恋人達 1

    夜は暗く静かだった。昼間の遥か彼方から轟く戦場の地響きや爆音も今はなく、闇と静寂だけが世界を支配していた。その暗闇に溶け込むように、二体のロボットが向かい合って立っていた。二体ともボディーは漆黒で、がっしりとした大型の方のロボットはコンバット・ロボット通称『C・R』と呼ばれる歩行型戦闘用ロボットだった。少し小型のもう一体は、腕に赤い十字の入った白い腕章をしている看護用ロボットである。大型のロボッ
    矢口 沙緒 さん作 [392]
  • 派遣社員の歌

    おいらは悲しき綱渡り今にも切れそなか細い綱をそろりそろりと渡ってござる足を滑らしゃ命は無いし綱が切れても命が無い
    矢口 沙緒 さん作 [1,328]
  • 友美の幽霊-??????

    ちょっとした素朴な疑問ってやつだったんだが、その時の友美の態度に俺はびっくりした。この部屋で友美の幽霊を見た時よりもびっくりした。なんとあの言いたい放題の友美が急に下を向いて、モジモジしてるじゃないか!信じられない事に、友美がはにかんでいるのだ。そして、上目遣いでチラッと俺を見て、恥ずかしそうに小声でこう言った。「だからあんたは鈍感の世界ベビー級チャンピオンだっていうのよ。」そっかー!こいつ死ん
    矢口 沙緒 さん作 [665]
  • 友美の幽霊-??????

    ちょっとした素朴な疑問ってやつだったんだが、その時の友美の態度に俺はびっくりした。この部屋で友美の幽霊を見た時よりもびっくりした。なんとあの言いたい放題の友美が急に下を向いて、モジモジしてるじゃないか!信じられない事に、友美がはにかんでいるのだ。そして、上目遣いでチラッと俺を見て、恥ずかしそうに小声でこう言った。「だからあんたは鈍感の世界ベビー級チャンピオンだっていうのよ。」そっかー!こいつ死ん
    矢口 沙緒 さん作 [822]
  • 友美の幽霊-?????

    「あんた、自分が死んだの棚に上げて、私の事お化けだとか、成仏しろとか言って。おかしいなぁ、とは思ったんだけど。でもまさか自分が死んだのに気が付かなかったとはねぇ。あんたにしか出来ないボケよねぇ。見事だわ!」友美は変な感心をしている。俺はすっかり落ち込んでいじけていた。ちぇっ、俺死んじゃったんだ。「あんた、なに情けない顔してるのよ。情けないのはこっちよ。あーぁ、ヤダなぁ。今頃私の友達なんか、私があ
    矢口 沙緒 さん作 [467]
  • 友美の幽霊-????

    そこまで言って、友美は言葉を切った。何かひらめいたらしい。「ははぁ、分かったわ。だから話が噛み合わなかったのね。なるほどね。」一人納得している。「なーんか勘違いしているんじゃないかと思ってたんだけど。そういう事だったのね。まったく、あんたって本当に鈍感なんだから。呆れ返っちゃうわ」「何が分かったんだよ。俺の頭、どうなっちゃったんだよ」「あんたね、よーく思い出してみなさいよ。あんた、ここに帰ってく
    矢口 沙緒 さん作 [509]
  • 友美の幽霊-???

    そう叫んだのがいけなかったのか、せっかくキッチンに入った友美が、またのれんをかき分けて出てきた。そして両手を腰にあて、呆れたような顔で俺を見下ろしている。「ひぇ〜!成仏してくれ、俺が悪かったから、謝るから、お願いだから成仏してくれ〜」何も悪い事をした覚えはないが、とにかくここは謝っておいたほうが無難だと、俺は直感的にそう思ったのかもしれない。「あんた、なんか勘違いしてるんじゃないの?」おびえきっ
    矢口 沙緒 さん作 [476]
 
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