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美保 さんの投稿された作品が14件見つかりました。
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失恋 その後6
「お願い助けて」断れないの知ってるくせに電話を切ったあとで、もう一度悲しくて泣いたあたしが手伝いに行く前日、前々日彼の部屋に彼女が来ていた夜一緒に大阪に飲みに行く前にご飯を食べて彼のかたづいた部屋で、あのベッドでセックスをしてあたしには運転させるくせに大阪まで運転してあげて明け方また一緒に帰って来てセックスして昼ごはんまた一緒に食べて…あたしが手伝いしてた2日目に聞いたあたしより先にかたづいた部
美保 さん作 [423] -
失恋 その後5
「クリスマスは会えない」「クリスマス終わってからの年内もわからない」「大人しく連絡待ってなさい美保の事大好きだから大丈夫やで」そう言われたまま、クリスマスに突入クリスマスも終わって合わせて4日間放置また例の気持ちが心に湧きあがる「どんなに忙しくても彼女とは連絡取るくせに」堪らなくなってメールしてしまう「丁度メールしようと思ってた」また。そんな風に言えばチョロいあたしの機嫌がなおると思ってる…クリ
美保 さん作 [386] -
失恋 その後4
やっぱりお泊まりになったんだ……よかったね…たくさん彼女を味わって、たくさん彼女を貪えたんだね…寝ちゃったんだねそんなに長居しないて言ったけど、あたしは端から信じてないよ彼女に逢えばしばらく帰って来ないてわかってた止まらないって知ってる彼が思っている以上に彼女に夢中なの、あたしは彼以上にわかってる彼よりも彼女を知ってる彼女よりも彼を知ってるだから、2人が止まらないのが見えてた2:30まで待ったメ
美保 さん作 [404] -
失恋 その後3
7:55彼が帰って来た。まさかちゃんと来るなんて25%くらいしか思ってなかったから、すごく嬉しかった。寝付いたのは朝陽を確認してからだった。帰って来ないと思いこんでメソメソ寝てたくらいだから「9時出発って言うたのにまだ寝てたの?」布団をはいで彼が言った。「紅茶〜」普通に嬉しかった。「ぬくっ! 布団ぬくっ!」声が聞こえる。あたしが彼の方で寝てたから…一人の時はいつも彼側で寝てるからお湯を沸かしなが
美保 さん作 [363] -
失恋 その後2
また金曜日がきた。いつものように彼の部屋へ向かう。今日は会議があると言うのでいつもより3時間遅い出発だった。23時過ぎに到着した。1週間がとてつもなく長かった。あたしからのキスとあたしからのハグ。逢いたかった。愛しくてたまらなくて早くひとつになりたかった。腹ごしらえを済ませ、少し用事を手伝う。意思の疎通がうまくいかず、少し叱られて凹みつつ「なら自分でやったらええやろっ」とキレたり…今日はもぅ遅く
美保 さん作 [400] -
失恋 その後
金曜日になった。仕事を終えたあたしは慌ただしく出かける準備を済ませ、沢山の荷物を持って車に乗り込む。片道1時間。あと1時間したら彼に逢える。こないだ夜中に電話がなった。彼からだった。彼が大好きな、あたしも大好きな彼女の話をした。あたしが休みを取った日を告げると、その日は彼女に逢いに行こうと思っていると言われた。拒絶された気がして言葉がつまった。もちろん彼はそんな気は全くなかったようで、突然無言に
美保 さん作 [421] -
失恋 完
今週末も金曜日から行くから「いいよおいで」彼女へと大きく傾き、ほんのわずかになってしまった、もう戻ってはこない彼の気持ち。彼女が羨ましくてたまらないあたしに見せた事のない顔を見せて、2人でトロけていくのが羨ましいもうあたしは迎えられない時間だけど与えてくれる言葉いつも通りになったメール抱きしめてくれる腕撫でてくれる指彼女を思いながらでもいいあたしは気づかないフリをするから代わりでもいいイヤだけど
美保 さん作 [428] -
失恋7
甘えてキスして抱き合って、前よりくっついてもうっとうしがらない。それもツラい。「美保、これからもオレを守ってな?」何度目がかのキスをした後、彼があたしを見つめて言った。「あたしの代わりに彼女が守ってくれるでしょ?あたしはもういいんでしょ?」「ん〜違うな〜何か違うねん」ズルいよ…すごく嬉しいよ…また泣いちゃうやん…「また泣く〜もうホンマお前は〜」彼は抱きしめてそう言った。「守るあたしがずっと守った
美保 さん作 [373] -
失恋6
「だから2人で苦しむ事にしたんでしょ?」彼がまた甘いキスをした「うん、ずっとつきまとうっ」あたしはそう言って彼にしがみついた。彼は「あははは」と抱きしめ、またキスをした。ホントかどうかわからない彼の嘘に騙されてた時と同じだとも思うけどもういい騙されとくこれからもあたしは妄想して不安定になって、勝手に泣くんだろうけど彼と彼女のそばにいられるまた逢えるそのままあたしは、彼の腕に、彼とのセックスに崩れ
美保 さん作 [359] -
失恋5
「午前中」「昼過ぎ」「もうすぐ」「着いた」翌日彼が帰ってきたのは15時を過ぎた頃だった。部屋に入ってくるなり抱きつく。逢いたかった彼女が日本にいない間に、逢える間に、せめて目の前にいたかった「寂しかった?」深いキスをして、開口一番彼が言った。「また泣いて…お前は〜もう〜しょうがないな〜……おいで?」ベッドへと導かれる。涙は止まらないあたしのためのセックス彼にはもう必要ないセックスなのに彼が欲しい
美保 さん作 [371]
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