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TOKN さんの投稿された作品が5件見つかりました。

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  • ・別れの予感・

    私たちには関係ないことと思っていた私たちにその日はずっと訪れないと思っていた風に舞う桜の花びらとまぶしそうなあなた目の前の輝きは永遠だと思っていたあなたとの何気ない日々をもっと愛おしく過ごしておけばよかったなあなたの話す言葉を一言も漏らさず聞いておけばよかったなあなたとの幸せな日々に思わずうかうかしてしまったな
    TOKN さん作 [207]
  • アシュラの如く

    「女のひとはみんな?」無邪気にあなた聞いた「そうよこわいわよ」と私でも心配しないで私と彼女に限ってはあなたを一生こわがらせるようなことはしないわあなたのいけないところは私と似た人ばかり選ぶことよ私は彼女の気持ちが痛いほどわかってしまうもの私と彼女に限ってはどんなに嫉妬の炎に燃えたとしてもフツフツと胸の中で膨れ上がる阿修羅を飼いならしていけるのよ私と彼女に限ってはあなたの前で穏やかで優しい女を演じ
    TOKN さん作 [178]
  • ストライプの私たち

    ストライプの私たちはいつか混じりあえることを夢みていたけどいつまでも平行線のままだったギンガムチェックのテーブルクロスとその上のマーブルケーキに憧れたぐちゃぐちゃになっても混じりあいたかったマーブルケーキをフォークで切り刻んで口に運んでこれでもいいよと思った
    TOKN さん作 [245]
  • あなたの住む街

    いくつもの街を過ぎてようやくあなたの住む街に着きましたあなたの住む街では風が穏やかに吹いて、私の頬を撫でました太陽は暖かい日だまりをつくり雨は草木を優しく撫でていましたあなたの街に住む人たちはとても親切でとくに、いつもあなたの傍にいたあの人は特に親切でフワリとした笑顔を浮かべていました。天使の羽根が一瞬見えたような気がしたもの私の心の中にある意地悪な塊は溶けてゆき、あなたの住む街から離れましたそ
    TOKN さん作 [204]
  • 彼女の真実

    噴水のそばで僕は君に思い付く限りの言い訳をした君はとても強い女だったいや強い女だと思っていただから君は傷つかないと思ってた可愛がってた猫が死んだときも、君は泣かなかった僕は、一度も君が泣いたのを見たことがなかっただからずっと気付かなかったんだ君は噴水の飛沫が顔にかかるのをよけることもせずに立ちつくしてる君が体の全部で泣いているんだ涙を流さないで泣く人がいるってことをずっと今まで気付かなかった
    TOKN さん作 [220]
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