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ゆう さんの投稿された作品が24件見つかりました。

 
  • ある日曜日に。

    学校も塾も何の予定もない日曜日。なんとなく勉強してなんとなく窓から空を見た。青くて広くて綺麗な空だ。鳥が鳴いてる。飛行機がとんでいる。ずっとずっと空を見ているとなんでもできるような気がする。きっと不安が消えてしまうのだろう。私は窓を全開にして深呼吸してみた「気持ちいい」…うーんやっぱり寒い。もう春なのに…窓をおもいっきり開けるとなんとなくいたずらしてみたくなる。私は窓の縁ぎりぎりにティッシュの箱
    ゆう さん作 [348]
  • 僕は猫。*

    怖い…『じゃあ上川がいなくなればいいんだね?』『…どういうこと?』『消すんだよ』『…っ!!』彼の目は殺気に満ちていた。『あいつ学校サボってなにしてるか知ってんの?他の女と遊んでんだよ?』『…え?』らうそ…だよね?『信じられないなら見てみる?』私は何も言わず頷いた。『ほらあそこ、〇〇ビルの下』『あっいた!…女と一緒に』『ムカツクよねぇ』私は何度も頷いた『でも神谷さんが僕と付き合うなら彼は消さない』
    ゆう さん作 [370]
  • 僕は猫。

    中学校の始業式。転入生がやってきた。身長は私と同じ位で目の大きな短髪の男の子。顔を見ただけでは性格は全くわからない。なんとなく不思議な雰囲気を漂わせている。『僕は猫田くろ(ねこた くろ)です。よろしくお願いします。』彼はそう挨拶をした。『くろーよろしくなー』クラスメートの一人が言った。猫田君は嬉しそうに笑った。その時の笑顔がやけに印象的だった。『くろ』か…変わった名前だなぁ。『神谷さん、これから
    ゆう さん作 [372]
  • 空色のスケッチブック

    霊安室に瑞輝はいた。『…瑞…輝』瑞輝の顔に被せてあった白い布をとった。瑞輝の顔は優しい顔をしていた。いつも太陽に照らされていた。少し焼けた肌は白かった。また涙が…さっきまでサッカーボール持って騒いでいたのに…また明日って言ったじゃん…唯一、誕生日を祝ってくれた『親友』ありがとうって言ってやりたい…―僕の誕生日に瑞輝は空に。でも僕はまだそこに行けない。だから、一枚の画用紙いっぱいに君を書き続けてい
    ゆう さん作 [435]
  • 水色のスケッチブック

    ――――4年前、夏。11歳。今日、11歳の誕生日。学校は夏休みのため僕は毎年勝手に誕生日を迎える。でも、一人だけ毎年祝ってくれる友達がいた。-ピンポーン。僕が玄関のドアを開けると友達がいた。『おめでとう!!佳っ』『あぁ、ありがとう…』友達の名前は瑞輝[♂](みずき)サッカーが好きでかなりうるさい。『今日は佳の誕生日だからサッカーしよう!』『いつもだろっ!』別に誕生日じゃなくてもサッカーをやっ
    ゆう さん作 [382]
  • 空色のスケッチブック

    『できたぁー♪』『何描いたの?見せて』『まだひみつだよっ!』『見せてよ』『ま、待って!あなたの名前教えてよ』『え?僕の名前?』『うん、そしたら見せてあげるよ』『あぁ、僕は夏島佳(なつしま よし)』僕がそういうと君はまた何か描きはじめた。『本当にできたよ、ほら』『えぇっ!?僕!?』君の描いた絵は僕だった。優しい色で描かれていた。自分が描かれた絵を初めて見た。なんだか不思議な感じがした。『佳君の絵見
    ゆう さん作 [408]
  • 空色のスケッチブック

    もし僕が雨嫌いでも君は好き。――――――僕はいつも町でいちばん高い丘で絵を描いている。晴れの日はもちろん雨の日もね。雨の日も絵が描けるのは君のおかげだよ。君と初めて会った日は雨が降っていた。だから君に会えたんだね。君が傘を持ってきてくれたんだ。『雨で濡れるよ?』『え?』『傘さしててあげる』そう言った君は僕の隣に座って僕の絵を見ていた。『きれいな色だね』『あ、ありがとう』『私、この色好き』『この色
    ゆう さん作 [400]
  • 君の声、聞きたいよ?

    三田と別れて急いで学校を出た。校門のところに亜季がいた。待っててくれたのか。心配そうな顔で僕を見つめる。『大丈夫だよ亜季』亜季は安心して笑顔をみせた。亜季の笑顔はすごくかわいい。だからモテるのか…帰り道。亜季が僕に紙を渡した。『今日、家に誰もいないから佳君の家行っていい?』亜季は顔を赤く染めていた。『大歓迎♪』ニコッとまた亜季が笑った。家に着いた。『ただいま〜』『お帰り、佳』パタパタとスリッパを
    ゆう さん作 [343]
  • 君の声、聞きたいよ?

    朝いつものように亜季と一緒に学校に行った。亜季はさっきから、何か僕に伝えたいようだ。『どうしたの?亜季』僕に気付かれて驚いたみたいだ。でも亜季はすぐに笑顔になって僕にちいさなかわいらしい袋をくれた。『なにこれ?』亜季は僕に手紙をくれた。『15歳の誕生日おめでとう♪いつもありがとう。ちなみに私の誕生日は明日だよ。一日違いって運命だよね』ってきれいな字で書かれていた。『亜季、ありがとう』亜季は照れた
    ゆう さん作 [330]
  • 君の声、聞きたいよ?

    夏休みが終わって2学期。毎朝、亜季と一緒に登校してる。席替えして亜季の隣になった。しかしこれは偶然ではない。明らかに担任が仕組んだクジだった。でも嬉しい…笑授業中、寝ていると亜季がつついてくる。これならいいけど、先生に教科書で叩かれるのはヤダ。放課後だって僕の委員会が終わるのを待っててくれる。それで一緒に帰るんだ。ある日また、亜季が男子に呼び出されているのを見た。今度は他のクラスの三田ゆうた(み
    ゆう さん作 [315]
 
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