携帯小説!(PC版)

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いっと さんの投稿された作品が316件見つかりました。

 
  • 俺と携帯

    「やっと買えたぞ!新型携帯『お喋り君』。これは携帯と持ち主とで、言葉のやりとりが出来るんだよな。早速使ってみよう」こんにちは→こんにちは←「おおっ!すげぇ!よっしゃ、どんどん会話していこう!」元気ですか?→元気です←調子はどうですか?→不機嫌です←「え?」どうしてですか?→イケメンが良かったです。でも、我慢します←「…何なんだこいつは」僕はイケメンですよ?→さっき写メ確認しました。嘘はいけません
    いっと さん作 [1,206]
  • ソードメーカー10―?

    リリーは少し涙目になって、声を詰まらながら、「…すみません。楽しい朝食の時間を暗くしてしまって…」と、言って、頭を下げた。「いや、気にする事は無いよ。わしも思い出話が出来て良かったと思っておる」「そうよ。悲しいけど、そんな騎士がいた事を知る事が出来て、とても良かったと思っているわ」リグラとアリネスは微笑みながら、リリーを慰めた。「話して下さって、ありがとうございました!」リリーはその言葉を聞いて
    いっと さん作 [479]
  • ソードメーカー10―?

    「…やはり聞かされてはいなかったのですね。彼は幼なじみの女性と結婚して、娘一人と一緒に幸せに暮らしていたのです。…あの事件があるまでは…」リグラは一つ大きく息を吐いて、ぽりぽりと頭を掻いた。「真犯人が分かり、その者の死罪が決定してから、ロバートは釈放されました。私は釈放の日、彼の元に行って、頭を下げたのです。『君の妻や娘を守りきれなかった。すまない』とね」「そんな…リグラ、それは貴方のせいじゃ…
    いっと さん作 [1,033]
  • ソードメーカー10―?

    「何故なら、王に毒入り菓子を渡したのがロバートだったからです。しかし、私はそれだけでは罪に問えないと、宰相府に何度も働き掛け、拘留、という形で死罪保留にしたのです」「…そんな事が…」「はい。当時はロバートを死罪にする、という意見が圧倒的多数を占めていましたからね。…それからは宰相府の仕事と並行して、犯人捜しを無我夢中でやっていましたよ」リグラはゆっくりと目を伏せて、一口だけ紅茶を飲み込んだ。「…
    いっと さん作 [459]
  • ソードメーカー10―?

    「そうです」リグラはアリネスの問いに、懐かしそうな表情で、頷いた。「わしとロバートは同時期にそれぞれ騎士団と宰相府に入り、ある事がきっかけで知り合って、そのまま良き友人同士になりました。…ロバートとはよくこう言い合っていましたよ。『お前は剣で国と国民を守れ、俺は頭脳で国と国民を守るから』とね」リグラは恥ずかしそうな表情をしながら、ぽりぽりと頭を掻いた。「知り合ってから十年後に、わしは宰相の最優力
    いっと さん作 [425]
  • ソードメーカー10―?

    ロイ達三人はそれを見て、一瞬、肩を震わせた。「どうしたの?」アリネスはその様子を不思議そうな表情で見つめた。「い、いえ、何でも無いです…ははは…」ロイとルイスは顔をひきつらせながら、全身に冷や汗を浮かべて、言った。「…あの…リグラさん…は、ロバートの事を何か知っているのですか?」リリーは少し躊躇いながらも、思い切って、ロバートの事を尋ねた。「知っておる。わしの親友じゃったからのぉ」リグラはそう言
    いっと さん作 [466]
  • ソードメーカー10―?

    「多分…ベイスに着いたらまず僕の遺体を探して…絶対に遺体は無いですから、探し回った挙げ句に、光の国に乗り込んでしまうかもしれません…」ロイは肩を落としながら、また一つ小さくため息をついた。「…そこまで、君の事を…?」「いえ、単に親バカなだけなんです。多分、兄さん達の場合でもそうしたと思いますよ」「兄さん…?…まさか…ジェイク―ウィンストンかね?」「そうです。ジェイク兄さんと、後、エドガー兄さんも
    いっと さん作 [484]
  • ソードメーカー10―?

    「それはどうしてかね?」「いえ…その、父は冷静そうに見えて、熱くなりやすい所があるんですが、ベイスが破壊されたとなると、もしかしたら、…復讐しに行く可能性があるんですよ」ロイはそう言って、一つ小さくため息をついた。「復讐…?君の父上もソードメーカーなのかね?」「はい。エルダスの町に住む、ライルっていう名前の…」「ライルじゃと!?」リグラは思わず目を見開いて、驚きの声を上げた。「…ライル…何かどこ
    いっと さん作 [483]
  • ソードメーカー10―?

    「…」「…」しばらく二人はお互いを見つめあったまま、沈黙の時が流れた。「…よそうか、この話…」「…そうだな…」二人は同時にため息をつくと、そそくさとベッドから降りた。緊張気味にパンをかじりながら、ロイは目をさりげなく左右に動かして、辺りを見渡した。女王アリネスの呼びかけで、ロイ、ルイス、リリーの三人はアリネスと共に朝食をとる事になったのである。アリネスは優雅にスプーンを動かして、スープを飲み、対
    いっと さん作 [441]
  • ソードメーカー10―?

    「…なら何でベッドに入って来てるんだよ…」ルイスは信じられないといった表情で、ロイを見た。「いや、これは、あのエリクシオンが…って、あの剣の仕業かああ!」ロイは憤慨しながら、天を仰いだ。「な、何言ってんだよ、ロイ…」「とにかくだ!僕はそういう趣味は一切無い!だから、恐らく寝相が悪かったんだ!信じてくれ!」ロイはそう言って、ひたすら頭を下げた。「…分かったよ。そんな頭下げるなって。…ならさ、お前、
    いっと さん作 [478]
 
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