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いっと さんの投稿された作品が316件見つかりました。

 
  • ソードメーカー8―?

    「…何かやけに疲れた顔をしてるけど、どうしたの?」アリネスは怪訝そうな顔で、ロイを見た。「どうやら魔法を限界まで使ったらしいのですが…」「限界まで!?それなら疲れるはずよ」アリネスは微笑みながらロイに近づいて、手のひらを彼の頭の真上にかざした。その瞬間、手のひらから闇のエネルギーが放出され、ロイの身体を包み込んだ。「あ、あれ…、疲れが取れた…」そのエネルギーが身体に吸収されると、ロイは不思議そう
    いっと さん作 [505]
  • ソードメーカー8―?

    「うっ…」そう言われて、ルイスはがっくりと肩を落とした。「あの…私たち、ベイスの町に住んでたんですけど、破壊されたのはご存知ですか?」「何!?」それを聞いた男性騎士は、目を大きく見開いて、リリーを見た。「君達はベイスの生き残りなのかね!?」「はい」三人は一斉に頷いた。「ごきげんよう、皆さん」その時、ロイ達三人と男性騎士二人がいる部屋に、護衛騎士を三人連れたアリネスが入って来た。「あ、アリネス様!
    いっと さん作 [504]
  • ソードメーカー8―?

    「いや、それは…限界まで魔力を使ってしまったからで…」「限界までって…一体どんな魔法を使ったのかね?」「…エア・ショック」ロイは情けない顔をして、呟いた。「エア・ショック…?初歩の攻撃魔法ではないか。それだけで魔力が限界に達するなど、聞いた事も無いぞ」男性騎士は呆れたように、言った。「あの…ロイは本当にソードメーカーなんです。信じて下さい」リリーは隣で突っ伏しているロイを気の毒そうに見つめながら
    いっと さん作 [458]
  • ソードメーカー8―?

    「十代の少年少女?」リグラは首を傾げた。「はい。三人共に剣を所持していましたが、それらを没収する事に関しては素直に応じています」「ふむ」「それと、どうやら少年の一人は、ソードメーカーらしいのです」「ほう?」リグラは興味をそそられたような表情で、顎に指を置いた。「ふうん…十代のソードメーカーか…」玉座に座っていた女王アリネスは、やおら立ち上がると、「会いに行きましょう。その三人に」と、悪戯っぽい笑
    いっと さん作 [481]
  • ソードメーカー8―?

    マジックパレスでは、騎士達が慌ただしく城内を行き来していた。「ターンの反応だと!?敵がここまで侵入してきたのか!?」「緊急事態でも発生したのかしら!?」このような憶測が騎士達の間で飛び交い、城内は緊張感で包まれていた。「どうやら中庭にターンしてくるようだ!皆、配置につけ!油断するな!」「了解!」副隊長のこの一言で、城内の騎士達の意識が統一されたのか、彼らは一斉に中庭に集まって、整然と配置についた
    いっと さん作 [487]
  • ソードメーカー7―?

    ロバートはリリーが消えていった場所を見つめながら、安堵の表情で呟いた。「貴様…よくも余計な事をしてくれたな…」吹き飛ばされた所から戻ってきたロザラムは、怒りの表情で、剣の切っ先に巨大な闇の塊を出現させた。「…」ロバートは一つ小さく息を吐くと、ロザラムの真正面に立って、静かに目を閉じた。「メガボルト!!」ロザラムの言葉と同時に、闇の塊から無数の電流がロバートを襲った。ロバートはその電流の直撃を受け
    いっと さん作 [465]
  • ソードメーカー7―?

    ロバートは微笑みながらそう言うと、リリーの髪を優しく撫でた。「私のすさんでいた心を慰めて下さったのは、リリー様の笑顔でした。本当に、本当に感謝致しております…」「ろ、ロバート、何言ってるのよ…」「生きて下さい、そして、幸せになって下さい、リリー様。私が望むのはそればかりでございます…」ロバートはぎゅっとリリーを抱きしめて、歯を噛み締めながら、漏れそうになるおえつをこらえた。「ロバート…貴方、まさ
    いっと さん作 [503]
  • ソードメーカー7―?

    ロイはその魔法陣の正体に気付いて、思わずロバートを見た。「ロ、ロバートさん、こんな高等魔法を三人に使ったら魔力が…」「…」ロバートは無言で首を横に振って、ロイの言葉を遮った。「…ロバートさん…」ロイはロバートの心中を察し、悲しそうな顔でうつ向いた。「ターンだと!?そうはさせんぞ!」ロザラムは怒りの形相で、ロバートに襲いかかった。ロイはそれを見て、それまで見せた事の無い怒りの表情に変わると、剣を振
    いっと さん作 [505]
  • ソードメーカー7―?

    「ギガウイングアロー!」「ちっ!」ロザラムの剣から放たれた風の矢を、ロバートは障壁で弾いた。あれから一進一退の攻防が続いていたが、ここに来てロバートが押され気味の展開になっていた。「全くタフな奴じゃのう…魔法勝負でここまで出来る者はそうはいまい。お主、何故その力を良き事に使わぬ?」ロバートは肩で息をして、額の汗を拭いながら、尋ねた。「…あんたには関係無い事だ」「そうかえ?同じ騎士であった者として
    いっと さん作 [483]
  • ソードメーカー7―?

    二人は同時に己の持つ闇の力を放出し、剣を振り上げていった。「エルダスの町は…よし、こっちだな」セイルは太陽の方角を確認し、歩き始めた。サリア、エミリア、ミリスもそれに続いた。「…」ふっ、と、エミリアは後ろを振り返って、エリグラム砦を見つめた。ロザラム…―\rエミリアは一瞬、憂いの表情を浮かべたが、すぐに元の表情に戻って、前を向いた。姉さん…―\rミリスはエミリアの様子を見て、目を閉じて小さく息を
    いっと さん作 [506]
 
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