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いっと さんの投稿された作品が316件見つかりました。

 
  • ソードメーカー17―?

    ロイ達がユミナとそのようなやり取りをしていた頃、マジックパレスでは彼等が突然いなくなった事で大騒ぎになっていた。「五人全員が全ていなくなっていただと?どういう事だ!?」「わかりません!門番や他の騎士達に五人の出入りを確認しましたが、訓練をして風呂から出ていった姿しか見ていないと…」「何という事だ…」リグラは唇を噛み締めて薄くなった髪を乱暴に掻き乱した。「…そうじゃ。ライス、魔法監視員にこの城から
    いっと さん作 [532]
  • ソードメーカー16―?

    ロザラムは拳を震わせながら、唇を噛んだ。「あ、そうそう。そこの君とお嬢さん、貴方達に関しての助命は一切彼女の口からは出なかったから。家族やロイ以外はそのまま死んでもよかったのかもよ」ユミナはリリーとルイスを剣の切っ先で指しながら、愉しそうに言った。「っ…!」「…」ルイスとリリーはそれを聞いて、驚いたような表情で、エミリアの方を見た。エミリアは顔を伏せて、身体を震わせていた。「…ふざけんなよ…俺の
    いっと さん作 [404]
  • ソードメーカー16―?

    ユミナは鼻で笑いながら、答えた。「だから逆に殺すのが惜しくなったのよね。彼が強くなってからもう一度戦うっていうのも悪くないか…ってね」「…なるほどな。だが、事ここに至っては彼を殺すしか無くなった…と」「まあね。こっちはどうせ使い捨てみたいだし」ポリポリと頭を掻きながら、ユミナは一つ小さく息を吐いた。「それと、そこにいる…エミリア…だっけか。情報ありがとう。取り逃してしまったけど、ライルと戦えた事
    いっと さん作 [423]
  • ソードメーカー16―?

    ロイは唇を噛み絞めて、拳を震わせた。「ふふ…何を怖がっているのかしら?貴方が可愛い妹を炎で焼き殺した事を知っているからかしら?」「っ!」「えっ!?」ミリスとエミリア、ルイスとリリーは驚いて、思わず声を上げた。ロザラムはそれを聞いてピクリと眉を動かすと、ロイを見た。「あら…何人かは知っているようね。まあいいわ。私の親友だったリアちゃんを殺した罪は重いわよ。だから…」ユミナはそう言うと、不敵な笑みを
    いっと さん作 [527]
  • ソードメーカー16―?

    「これは本当の事よ。何なら、闇の力を発動してあげましょうか?」ユミナはそう言うと、闇の波動を身体の中から放出して、剣の周りをそれで覆った。「…何て事だ…。これでは光か闇かで判断出来なくなるではないか…」ラトはその光景を信じられない思いで見つめながら、小さく息を吐いた。「さて、そろそろ本来の目的を遂げるとしましょうか…」ユミナはにやりと笑って、剣の切っ先をロイの方へ向けた。「ロイ・ウィンストン。前
    いっと さん作 [505]
  • ソードメーカー16―?

    ラトは厳しい表情でちらりとロザラムを見ながら、尋ねた。「…ええ。間違いありません」ロザラムは苦い顔をしながら、その人物を見据えた。「…ユミナ、お前だったのか…」「ふふふ…」ユミナはショートカットの髪を優雅にかき上げながら、余裕の表情で、小さく笑った。「だが…おかしいぞ。お前は確か魔法剣ソードメーカーなはずだ。ここに赴任する時にその能力を確認している。どうやって光のソードメーカーになりすましたんだ
    いっと さん作 [546]
  • ソードメーカー16―?

    「っ!」ミリスは冷徹な態度をとるロザラムから目を逸らすと、強く唇を噛んだ。「ロザラム…」エミリアはその様子を見て、目から涙を溢れさせ、手で顔を覆った。「…くっくっく…」「!」低い笑い声を聞いて、その場にいる全員は一斉にフードの人物に目を向けた。「何がおかしい?」ラトは怪訝そうな表情で、フードの人物を見た。「…いや…いいご身分だなと、嘲笑ったまで。…これからここに居る全員が、ただの肉の塊と化してし
    いっと さん作 [394]
  • 俺とラジオ

    『はーい、皆さん元気ですか?新コーナーラジオでナイターのお時間です!』「お、新しいコーナーが始まったのか」『このコーナーは皆さんが頭に思い浮かべた曲を流すという、今まで誰もやった事がないものに挑戦しちゃいます!」「へえ…まあ、んな事言っても、どうせ投稿された曲をかけるだけだろ」『ふふふ…皆さん、今、んな事できる訳ないだろ!って思いませんでした?ところがこれ、できちゃうんですよ!では皆さん、早速思
    いっと さん作 [704]
  • ソードメーカー16―?

    「どうして…?」ロザラムは今にも泣き出しそうな表情になっているエミリアを、辛そうな顔で見つめながら、「僕は既に罪人になっているんだ。ベイスを襲撃する為の手引きを行い、そして…」そう言って、彼はちらりとロイ、ルイス、リリーの三人を見た。「ロイ君達三人を殺そうとし、そこの女の子の知り合いを殺した。…もう、後戻りは出来ないんだ」「!」その言葉に、ミリスとエミリアは大きく目を見開いて、ロイ達三人の方に顔
    いっと さん作 [392]
  • ソードメーカー16―?

    「き、君達!どうしてここへ!?」ラトは我に返ると、折り重なっているロイ達五人の側に駆けつけて、怪訝そうな表情で尋ねた。「…いえ…その、とりあえず、手を貸して下さい…うう、重い…」ロイはそう言って、ラトに助けを求めた。「ち、ちょっと、ロイ!重いとはどういう意味よ!これでも去年よりは減量したんだからね!」「…いつ減量してたの?ミリス…」エミリアはロイの腕から自分の腕を抜こうと彼の背中に体重をかけなが
    いっと さん作 [483]
 
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