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鏡 恭弥 さんの投稿された作品が12件見つかりました。

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  • 逃亡

    僕は逃げました。怖いから辛いから悲しいから。でも、誰一人として追う者はいませんでした。面倒だから?関わりたくないから?呆れたから?その精神に腹が立って、僕は物影に隠れて後ろの人達に言ってやりました。「お前らはあれこれ言い訳して、結局逃げてるだけだ!」僕は間違ってはいない、そう思っていました。しかし、予想外の反論が来ました。「逃げてる奴に言われたくない。人を責めることで自分の責任を投げ出すな!」彼
    鏡 恭弥 さん作 [225]
  • 俺とお前の三日間 Last day 2

    死ぬ、そう思った時、身体が何かに突き飛ばされた。…メシアだ。メシアが、いつの間にか俺の手から離れて、全身全霊を込めて俺を助けてくれたのか?しかし、メシアは俺の元居た場所にいる。このままだとメシアが!「メシア…!?メシアーーーーッ!!」俺の叫びも虚しく、メシアは鉄骨の下敷きになった。「…本当ならあれで死ぬのは貴方だった、けど、あの子のおかげで貴方の寿命はまた少し延びた」メシアが俺の代わりに死んだ、
    鏡 恭弥 さん作 [456]
  • 俺とお前の三日間 Last day

    朝、もふもふした感触で目を覚ます。横には黒猫、そいつがほお擦りしている。この子はメシア、俺の家族だ俺はメシアご飯をあげた。メシアは美味しそうに食べた。メシアの喜びは俺の幸せだ。メシアが食べ終わると、俺は食器を下げて、メシアを撫でた。メシアも俺を舐めた、友情の証だ。それから、俺はメシアを抱き抱え、散歩に出かけた。…この時、俺は今日死ぬことをすっかり忘れていた。もし覚えていれば、散歩なんて行かなかっ
    鏡 恭弥 さん作 [261]
  • 俺とお前の三日間 2nd day

    朝、生暖かい感触が頬を伝い、目を覚ます。横を向くと、黒猫がじーっと俺の顔を見つめている。昨日、俺が拾った猫だ。名はメシア。孤独、恐怖、不安から俺を救ってくれた、まさに俺の“救世主”だ。俺はメシアの頭を撫で、キッチンへ向かった。冷蔵庫からミルクと魚を用意し、メシアにあげる。メシアは可愛く「ニャー」と鳴いて、食べ始めた。…和む。メシアが居ると明日で死ぬかもしれないなんて気にならない、怖くない。…メシ
    鏡 恭弥 さん作 [257]
  • 俺とお前の三日間 1st day

    朝、全くやる気が出ない。昨日の出来事は夢ではなく、俺の服に付いていた死神の羽根がそれを物語っていた。俺は会社に辞表を出して、家でゴロゴロしている。明後日には死ぬかもしれない、そんな中で仕事なんか出来るものか。…しかし、暇には勝てない。俺は今、路地裏にいる。昨日の場所だ。これは日課のようなもので、一日一回は来るようにしている。今日もここは面白みのない場所―――\r「ニャー」―――のはずだった。…声
    鏡 恭弥 さん作 [293]
  • 俺とお前の三日間

    ある日の夜、俺は歩いてた。人の居ない路地裏を、ボーッと歩いてた。すると突然、目の前に女が現れた。15歳くらいの少女で、銀色のロングヘアー。俺はその少女が現れたことに驚いたが、それよりも驚くべきものが…両手で持っている巨大な鎌―――\r驚きと恐怖で声が出ない、動けない。そんな俺をよそに、少女は語りかけてきた。「私は、死神。貴方に死を知らせにきました…」死神―――嘘だと笑い飛ばしたいが、鎌や服装や登
    鏡 恭弥 さん作 [315]
  • 合成人間―グラウディア〜6

    やがて、少女(といっても男っぽい感じが多少ある)は微かに笑った。「あんた宿も知らないのか?金払えば泊まれるんだよ」「金が無いから頼んでんだよ…」リィンの言葉に、少女は大笑いした。「わ、笑うなよ!!とにかく泊めてくれ」笑いがおさまるのはもう少しかかりそうだ。「わりぃわりぃ、間抜け過ぎてつい、な」ほとんど言い訳になってねー。「…で、どーなんだ?」「んー…部屋貸すわけにはいかねーからな…」リィンの表情
    シエン さん作 [300]
  • 合成人間―グラウディア〜5

    街が見えてきたところでリィンは獣化をやめ、地面についた。色々と問題になるからだ。リィンは門から街に入ろうとしたが、門番てきな者二人にとめられた。「き、危険物の確認をさせてもらいます」相当ビビってるようだ。まぁ無理もない。「異常無しです。ど、どうぞ」門が開き、中へ入る。すると、活気のある声がリィンの耳に入った。檻の中にはない、色とりどりの風景がリィンの心を揺さ振った。「街ってなんかうるせーとこだな
    シエン さん作 [267]
  • 合成人間―グラウディア〜4

    (これからどうすっかな…)リィンはぼーっとしながらそんなことを考えていた。あの国に帰っても居場所はなく、旅をしようにも目的がない。そんなことを考えていると後ろから声がした。あの兵士だ。「…どうした?」「いえ、戻ってこないので心配で…」この言葉を聞いて、リィンは吹き出しそうになった。「俺が心配、か。…お人好しだな」「よく言われます」「…ところで、その後ろの女は誰だ?」リィンは少し険しい表情で言った
    シエン さん作 [236]
  • 合成人間―グラウディア〜3

    戦場はすぐ目の前だったため、到着にさほど時間はかからなかった。当然、丸腰の人間が戦場に顔をだせば怒られる。「何だ貴様!これは遊びじゃないのだぞ!!」「黙れ、耳に障る」リィンは、叫んできた兵士の首を片手で切り落とした。「お前らもどけよ、あとは俺がやる」その一言で兵士達は次々とどけていき、あっという間に道ができた。さっきのはよほど強い兵だったのだろう。リィンはとうとう敵軍の前までやってきた。「こいよ
    シエン さん作 [281]
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