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BgwP←/B b/Et さんの投稿された作品が14件見つかりました。
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-IN-
一つ息をつくと、アルコールの残り香が鼻孔をかすめた。 (...飲み過ぎだな) もう少し水を飲むため、ジキルを起こそうとカウンターの中に入る。 酒ビンが散乱するカウンター。一歩進むごとに、カランカランと小気味良い音が騒ぎたった。「おい、起きろ!オッサン」 遠慮無しに、ジキルの肩を揺らす。「起きろっつってんだよ!おい、ジキル!!」 しばらく揺らすと、ジキルが小さなうめき声をあげた。 揺らしすぎかと
月詠 園夜 さん作 [312] -
空間
わたしの名前は、七竃(ななかまど)。 歳は九つ。背は1メートルと23センチ。 住んでる所は、この空間。 皆の居る、この森―――\r******** あたしは金木犀(きんもくせい)。 歳は14だったと思う。身長はナナより30センチくらい大きいかな? 住んでる所はこの森。みんなも一緒なんだ♪ 生まれた時なんか知らない。気付いたらここに居たんだもの。 ずっとずっと、森(ここ)に居たんだもの。
月詠 園夜 さん作 [281] -
空間
その日はとっても良い日だった。 朝の占いでも一位で、雲なんか一つもない快晴で、次の日は僕と姉さんの誕生日で、とっても良い日だった。 そのはずだったのに...「姉さんが...死んだ?」 部活終わりの帰り道。信号無視の車にひかれて、そのまま... 姉さんは、還らぬ人となった。 1番大好きだった、知鶴姉さん。僕の、たった一人の姉さん。 神様。どうか姉さんを返してください。 返してくれないと言うのなら
月詠 園夜 さん作 [291] -
-IN-
地下とは思えないほどの光が、空間を白く染めている。 オレの体内時計は、ほぼ正確な時を刻んでいるため、おそらく今は朝の6時頃だろう。 市場が開かれ、買い物に出てきた客で、地下都市INのNo.8(エイトロー)はごった返していた。 オレはどうやら眠っていたらしい。けだるさに包まれた身体を起こすと、首にかけていたロザリオが、小さな金属音を奏でた。カウンターの奥では、マスターのジキルが大きないびきをかい
月詠 園夜 さん作 [359]
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