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朝倉令 さんの投稿された作品が5件見つかりました。

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  • 異界の住人?

    帆に目一杯風をはらんだヨットのように、青竜の操る水の塊は目まぐるしい速さで異次元を駈け抜ける。「すっごお〜〜い!まるでCG合成みたい」「…? 現世(うつしよ)の言葉は分からん。ま、水辺ならどこへなりとも案内出来るが」「四神の皆さんって、全員こんな凄い力をお持ちなんですか?」「ふむ…まあ、そういう事になるか。ただ、破壊力の強大さは白虎が一頭地を抜いておるやも知れん」「…ぜんっぜん強そうに見えない」
    朝倉令 さん作 [426]
  • 異界の住人?

    「ん?僕の顔に何かついてる?」「ああ、いかにも女好きそうな垂れ目がついてる。いつも通りにな」「…お前に尋ねてないだろう?青竜」「プッ、…本当ね」「愛ちゃんまでそんな…。それじゃあ、君の犬はこのままにしとく?」「えっ?」白虎が袖口から取り出したお札をヒラヒラさせて、意地悪な顔で言う。良く見ると、愛犬フレディの姿が見た事もない文字と共にプリントされているではないか。「あ〜〜っ!!フレディ、ど
    朝倉令 さん作 [406]
  • 異界の住人?

    「参ったねこりゃ…。完全に白目むいちまってるよなぁ…」島崎愛が失神するありさまを見ていた白虎は、困った様子でポリポリ頬を掻く。やがて、その指で宙を切るしぐさをすると、カーテンを持ち上げる様に景色をペロンとめくった。切り裂いた隙間から、全く同じ景色の夕景が見える。「昼間からこんな所にいると、青竜の奴がうるさいからな…」ブツブツ言いながら、白虎は島崎愛を軽がると担ぎ、黄昏のあわいに消えてゆ
    朝倉令 さん作 [463]
  • 異界の住人(改題)?

    「幻界…幻の国って事?」「いや、手っ取り早く言えば、我々〈四神〉のような連中の本拠地だな」(四神って、…?)首を傾げた私に、男は、四神に関してレクチャーしてくれた。「東西南北の各方位を護る守護神の話は、聞いたことあるかな?Cカップちゃん」 「あたし、…島崎愛です。さっき口走った事、わ、忘れて貰えます…?」改めて男性の口から言われると『恥かしさ1000倍』な気分…。「そう?じゃあ、愛ちゃんね。 
    朝倉令 さん作 [566]
  • 幻界の住人?

    カーテンを開け放つと、窓の外にどこまでも青い空が広がっていた。早春の澄んだ空気を体いっぱいに感じながら、私は愛犬フレディを散歩に連れ出した。「愛ちゃん、おはよ!」「小島さん、お早ようございまぁす。  いい天気ですね〜」ジョギングのおじさんや、部活の高校生達がひっきりなしに挨拶をよこす。私は、久し振りの散歩にはしゃぐフレディに引きずられながらいちいち返事をしていた。川沿いの土手に差し掛か
    朝倉令 さん作 [571]
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