トップページ >> カイ さんの一覧
カイ さんの投稿された作品が11件見つかりました。
- 1
- 2
-
夜海(10)
七海と初めてデートをしてから三日後には二回目のデートをしていた。一緒にランチを済ませ、となりの県まで海沿いを車で走る。気分も自然と舞い上がる。アミューズメントパークに着き遊びまくった。卓球を勝負して彼女が本気で悔しがる姿が愛らしく思えた。夜になると夜景を見に行った。二人だけの時間を満喫した。夜景を見に行ったあと七海は不機嫌そうな顔をしていた。翔:どうかした?七海:なんでもない。翔:だって顔が怒っ
カイ さん作 [120] -
夜海(9)
しばらくすると七海が沈黙を破った。 七海:私ね、辛いことがあるとよくここへ一人で来るんだ。(たまたま立ち寄った場所が七海のよく来る場所だったとは・・・)七海:夜の海ってなんか好きなんだよねぇ。翔:なんかいいねぇ。俺も海は好きだよ。昼間はよく見るけど夜の海も悪くないね。なんていうか静かでちょっと寂しいっていうか。でもやさい
カイ さん作 [164] -
夜海(8)
最後に残った線香花火を手にとった七海は七海:ねぇこれで勝負しよ!先に玉が落ちたほうが罰ゲームね。それに応じて二人同時に火をつけた。火をつけて数秒すると線香花火を持っている俺の手を七海が何度もはたいてきた。七海:ハハッ子供のように笑う七海が場を明るくさせる。翔:ずるいよ!七海の手をかわそうとしたが俺の線香花火は落ちた。それを見た七海は無邪気に喜び、俺にはずかしい罰ゲームを命じた。二人の笑い声が夜空
カイ さん作 [163] -
夜海(投稿者より)
こんにちは、投稿者のカイです。今回はちょっと話を中断して僕のメッセージを書き込みたいと思います。夜海を読んで頂いた方ありがとうございます。僕は小説を書くのが初めてなので読みにくいと思われるかもしれませんが許して下さいf^_^;さて、今回投稿させてもらっている「夜海」ですが、これは僕の実体験にアレンジを加えたものになっています。ですので、ストーリーの中で起こったことや感情は実際にあったことを多く含
カイ さん作 [218] -
夜海(7)
七海と遊ぶ日が来た。俺は仕事終え、いったん帰宅し着替えた。そして七海にメール 今から出れますけどどこ行けばいいですか?七海のメール インターの近くのマック分かるでしょ?そこで。私もいくから。 俺は車を走らせた。道中緊張して落ち着かなかった。店ではしょっちゅう顔を合わせているのにプライベートで二人だけとなるとわけが違った。目的地に着くと七海はまだ来ていなかった。 俺はそわそわしながら出入りする車に
カイ さん作 [161] -
夜海(6)
京香、本名七海と携帯のアドレスを交換してから毎日メールをした。 そして、七海から遊ぼうと誘いのメールがきた。俺は返信した。 旦那さんいるからやばいでしょ?七海からの返信 大丈夫、心配ないよ。 ホントかよと思いながら誘いを受けてしまった。 でもまぁただ遊ぶだけで友達として接すればいいわけだから変に考える必要もないな。相手は既婚者で子供もいるから恋愛対象で見ちゃいけないんだ。 自分に言い聞かせてい
カイ さん作 [150] -
夜海(5)
それから数日後、昼の仕事を終え、店に向かい車から降りると京香がちょうど店から出てきた。京香:おはよーっす。 いつもの調子で声をかけてきた。そして二人で一服して裏口に向かった。 扉の前で京香が突然小声で京香:ねぇ番号教えてよ。翔:えっ、店にばれたらまずいっすよ。 キャバクラではほとんどの店が嬢とボーイの恋愛を禁止している。その為、携帯番号も社員以外は交換してはならない。この店も例外ではなかった。
カイ さん作 [166] -
夜海(4)
夜のアルバイトを始めて数日後、裏でグラスを洗っていると一人の女性が声をかけてきた。この店で人気の京香だ。京香:新人さんだよね、若いでしょ?いくつ?翔:25です。でも京香さんも若いですよね?京香:私はもうオバチャンだよ。28だもん。ハハっ 彼女の高くて通る声が響いた。 オバチャンと言いながらも容姿は美しく清潔で品のある人だった。 それが彼女との初めての会話だった。きれいで明るい、そんな印象を持
カイ さん作 [281] -
夜海(3)
会社員でありながらアルバイトを始めて思った。 毎日同じ環境にいると考え方、価値観、世界観が限られてしまう。 世の中にはもっといろんな世界かあっていろんな考え方の人がいるんだ。 もっと違う世界にも足を踏み入れたいという欲求に駆られていた。 引っ越しのアルバイトを始めてから1ヶ月半後、俺は夜の町にいた。 ネオン輝く夜の町だ。キャバクラのボーイという新しい顔を持った。 とはいっても大学時代にボ
カイ さん作 [174] -
夜海
今から五年前、俺(翔)25歳は会社員でありながら休日を返上してアルバイトをしていた。 なぜかというと、単純に金がなかったわけだが、一ヶ月前に別れた亜紀子(25)歳が原因だった。 俺と亜紀子は遠距離恋愛をしていた。会うだけでも金がかかる。 一回のデートで二万以上は使っていた。彼女もデート代は出してくれたが週一回のペースで会っていた為、大きな出費だった。 当時、安月給で一人暮らしをしていた俺にとっ
カイ さん作 [283]
- 1
- 2