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ニャオ さんの投稿された作品が53件見つかりました。

 
  • 消えない過去第61話

    俺は次の日に電話で礼を言った。そのお礼に食事でもご馳走するからと呼び出した。せっかく接近したのに間を空けてはいけない。俺は毎日電話をすることに決めた。あんなに警戒していたゆうこが、いつもよりおしゃれをして俺より早く待ち合わせ場所に来ていた。まだ約束の時間に30分もあるのに。しばらく俺は、ゆうこを眺めていた。待ち合わせの時間になり走ってゆうこに近づいた。するとゆうこは「私も今来たばかりだよ」と言う
    ニャオ さん作 [192]
  • 消えない過去第60話

    俺は次の日もゆうこが出勤しているのを確認してから、店に向かった。夕方におみやげを持っていった。ちょうど腹がすいている時間じゃないかと思い、食事は店で出前がとれると聞いたのでデザートのケーキを持っていった。今日のゆうこは驚いた顔ではなく、不思議そうな顔をしていた。何の目的で来たのかとしつこく質問するが、それには答えずに機関銃のように話した。自分のことや世間話など。あっという間に時間が過ぎて、料金を
    ニャオ さん作 [152]
  • 消えない過去第59話

    ソープランドの玄関に立つ俺の顔を見て驚きの顔。しかしさすがプロ、瞬時に表情を戻し冷静に俺を部屋に案内した。部屋に入るとすぐにこちらを振り返り間近まで迫ってきて、何事なのか聞いてきた。俺は中々会ってくれないから会いにきたと言った。ゆうこは不機嫌そうな顔をしていたが、俺は座って話そうと促した。そして俺は美紀の話をした。今の美紀の仕事のことや生活のことなどを話した。俺にはどうでもよかったのだが、美紀の
    ニャオ さん作 [143]
  • 消えない過去第58話

    美紀の友人のゆうこに連絡を入れた。向こうは美紀のことで電話がきたと思っているみたいだが、そうではないことを告げると少し警戒しているような口調に変わった。俺は慎重に言葉を選んで、店に来いという言葉は露骨には言わないようにした。まだゆうこの性格がつかめていないので、どういう風に接するか思案中だ。お茶でもしながら話でもしようと誘うが、中々話に乗ってきてくれない。そこで美紀のことで相談があるという話に切
    ニャオ さん作 [164]
  • 消えない過去第57話

    由美には、こっちで面倒を見てもらっている男がいるらしい。愛人・・・?俺が来ていい日をいつも指定してくる。相手は地位も名誉もお金もある人物らしい。それが俺にとって由美に惚れないブレーキになっていて、丁度よかったのかもしれない。そんなある月末に、由美が店に行くからと電話が入った。近くにいるらしく俺は、迎えに行った。そして、一緒に店に行く。いわゆる同伴というものを初めてしたのだ。同伴料も給料にプラスさ
    ニャオ さん作 [198]
  • 消えない過去第56話

    起きたのは何時だろうか、日が沈みかかっていた。遅い朝飯を食べ二人で外に出かけた。買い物に行こうと言う。ある貴金属店にふらりと入っていった。俺も貴金属は好きだから買えないくせに、ショーケースのガラスに顔が付いてしまう位見入っていた。由美が向こうのほうで俺を手招きしている。傍に行くと腕のサイズを測るからと袖をまくった。手に通したのは金無垢のロレックスだった。店員がサイズを合わすのにこまをはずしていた
    ニャオ さん作 [230]
  • 消えない過去第55話

    覆いかぶさっていたのは、同居していた男である。男の力にはかなうわけもなく、ショックで声もでなかったらしい。由美もある程度の男の経験はあったみたいだが最後まで経験はなく処女だった。そしてその男が初めての男になってしまった。母が帰ってきたとき由美の様子をみてすぐに察したらしく、隣で激しく男と言い争っていた。急に静かになり由美は仲直りセックスでも始まったのかと思った。しかしいつもの男女の息遣いが全くし
    ニャオ さん作 [260]
  • 消えない過去第54話

    由美は俺に自分の家庭の話をしはじめた。親が離婚をして母親といっしょに住んでいたらしい。16歳の頃、母親に男ができて一緒に住むようになった。男は母よりずいぶん年下で由美と年が近かった。由美は高校を中退していた。お金もないから毎日家にいて、たまに友人と外に遊びにいったりしていたらしい。母の男は仕事をやったりやらなかったりで、家にいるかパチンコかの生活だ。夜になると狭いアパートなのに母親は男と激しく愛
    ニャオ さん作 [192]
  • 消えない過去第53話

    由美は、いつもなら閉店までいないで帰るはずなのに、今日は店が終わるまで飲んでいた。店の外まで送り出すと由美は俺に耳打ちをした。俺が仕事終わったら食事に行こうと。俺は店に戻り片付けを済ましてから、急いで待ち合わせ場所に向かった。待ち合わせの焼き肉店に行くと、由美はすでに注文をして肉を焼いていた。本当は真樹も連れてきたかったが相原に「今日は決めて来い」と言われ一人できた。俺は決めて来いとは寝てこいっ
    ニャオ さん作 [470]
  • 消えない過去第52話

    店で一人の飛び込みの女が入ってきた。まだホストの出勤もまばらな時間で相手をしたのは新人ホストばかりだ。飲みなれた感じのスレンダーな女性だ。名前は由美という。みんな探りを入れているが、職業は謎だ。この女は、後々俺にベッドでの女の扱いのテクニックを向上させてくれることになる。由美は指名もしないで毎日飲みにきた。先輩ホスト達も指名を取るために、一生懸命自分を売り込んでいる。でも由美は指名者も決めずに、
    ニャオ さん作 [191]
 

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