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さんの投稿された作品が15件見つかりました。

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  • 僕らのSUMMER HOLIDAY?

    次の日――。「なぁ、中浜、行こうよ」「俺やだよ。なんかムカつくし、ヤな奴だったし。なんでわざわざ探しに行くんだよ」「いいじゃん。中浜も暇だろ?それに昨日のままじゃ、なんか学校で顔合わせずらいよ」「あいつの顔見なきゃいいじゃん?」「そんなこと言わずに……」 ここは中浜の家。亮輔はあの少年が気になるから、中浜に探してみようと持ち掛けたのだ。「あ゙ぁ〜、アチい。家帰ってゲームしようぜ……」 渋々ついて
    さん作 [330]
  • 僕らのSUMMER HOLIDAY?

     今日から夏休みだ。外では蝉がミンミン、中ではクーラーがスゥーっと亮輔(りょうすけ)を誘う。「ようし、決めた!中浜と遊ぼう!」 亮輔の声が家中に響き渡る。グローブとボールを持って中浜の家まで走った。「中浜ぁ〜!!」 中浜の家の前で叫ぶ。中浜の家はこの都会では珍しいくらい古くて、インターホンがついていない。「おっ、守田(=亮輔)。俺も今から守田の家に行こうと思ってたんだ」 中浜がグローブを持って出
    さん作 [307]
  • 天才達の戦い〜?〜

    【豊中学園・1−4】「テストだぁ。速く席着けぇ!速やかにかつ大胆に!」 馬場陽太郎(ばばようたろう)は溜息をついて眼鏡をくいっと押し上げた。 ほんとうちの担任意味不明……。 配られた裏向きのプリントを見てふと思う。 どうして今からテストなんだ……? 眉間にシワを寄せる。始めの合図が聞こえ、問題を解き始める。 明らかにおかしい。この学校は私立だから別に毎日テストがあってもおかしくないけど、そうとな
    さん作 [342]
  • 天才達の戦い〜?〜

    【星光中学校・1−B】「おい、皆」 学級委員長の中岡(なかおか)が教室に入って来た。一瞬教室は静かになったが、また騒がしくなる。「緊急テストが行われる。早く席に着いてください」 次はぴたっと静かになった。「テスト?なんで?」「中間まだだろ?」「早く席に着いてください」 教室のドアが開き、担任の山下(やました)が入ってきた。「私立・公立合同全国模試をやる。」 教室がざわめいた。山下が静かにっと怒鳴
    さん作 [412]
  • 天才達の戦い

    「このままじゃ、だめなんだ」 男はテーブルを強く叩いた。ここは男の家だ。とても狭いアパートの一室である。「これでは日本が崩壊してしまう」 20**年の日本を引っ張る者――つまり今の総理大臣はあまりに無能で頼りない。この総理に日本を任せられない。だが、自分はもう歳だ。自ら国会議員になり、総理になるのは少し無理がある。「そうだ!大事に取っておいた財産を使おう。今こそ使う時だ」 父からのたくさんの財産
    さん作 [411]
  • 〜小さき殺し屋〜?

     呼び出しを無視した事が親にばれて(そりゃそうだけど)家でそうとう怒られた。途中で相手にするのが馬鹿らしくなって話を無視して部屋に帰った。 パソコンのスイッチを入れる。インターネットで最近のニュースや話題を調べてみる。偽造、強盗、殺人…… くだらない。 どうしてこんな事をするのか。頭より先に体が動くのか?よく分からない。犯罪が悪い事だって事、知らないのか? くだらなすぎる。こんな事をしているやつ
    ゆきンこ さん作 [413]
  • 〜小さき殺し屋〜

    「あ〜退屈」 正木 亮輔(まさき りょうすけ)はため息をついた。亮輔にとって学校の授業など意味がない。帰ってから教科書をパラパラと見るだけでこんな簡単なもの理解ができる。 しかし、中学は義務教育だ。まだ中一になって一ヶ月だ。あと三年もずっとこんな暮らしをしなくちゃいけない。退屈。「正木。聞いているのか。中間テストでどんな点取っても知らんぞ」「あっそう。どんな点取るか楽しみやなぁ」 足を組み、運動
    ゆきンこ さん作 [502]
  • 〜僕と公園〜しっくす

    「ピクナー、何でお前だけいなくなるんだ……」 きっとピクナーが魔法を使ったんだ。自分の命と引き換えに……。 ピクナーが自分のために命を捨てたんだと思うと隆太は悲しくなった。ピクナーはこの公園が潰れても、違う公園に住めばいい事だった。ピクナーが消える事なんてなかった。自分のせいだと隆太は責めた。 ポケットの中に手を入れる。石にはもう用がない。捨てるつもりだった。 隆太は石を投げようとして手を止めた
    ゆきンこ さん作 [460]
  • 〜僕と公園〜ふぁいぶ

     何で? この事ほど大切な願い事などないはずだ。気付かないところにもっと大切な願い事があるのだろうか。 そう思った時、工事のおじさんが近づいて来て黄色いテープを外し始めた。「何してるんですか?」「ん?ああ、ぼうや。この工事の責任者が取りやめだと言い出してね。なんだかやってはいけないような気がしたってね。まぁ、よく分からなかったけど俺達はその人に従わなければいけないからね」 おじさんはそういうと黄
    ゆきンこ さん作 [357]
  • 〜僕と公園〜ふぉあ

     明日だ……。 隆太の心は絶望に満たされていた。もう、手の打ちようがない。仲直りをした日、諦めようと言ったもののそれからも必死で公園を救う方法を考えていた。 しかし隆太とピクナーの頭では何も思いつかない。今日も公園でピクナーと考えたが収穫はなく、工事の日は明日へと迫るばかりだった。 泣きそうになる。自分の机に座り、腕に顔を埋めた。「ピクナー……」 情けない行為だ。泣きそうになりながら、助けを請う
    ゆきンこ さん作 [345]
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