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ナナナンナ さんの投稿された作品が32件見つかりました。
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♂→♀??
お願い…?「そう…お願い…」彼女は少しだけ寂しそうな表情になる。「何そのお願いってのは?」俺はその表情に耐えきれず聞いてみた。「あのね…私たちは人々の願いを叶える力があるの…でも、間違った願いを叶えると力を没収されて地に落とされるの…」結構ハードな刑だなぁ。俺は素直に思った。「そうなの…だから…」彼女は言葉に詰まる。握った拳が少しふるえていた。そして彼女は決意を決めたように口を開く。「そのまま女
リゾート さん作 [661] -
♂→♀??
手をワキワキさせながら近づいてくる男どもを見て俺はこう思う。“なぜ星の女神はこんなことを…こんな願いをかなえたのだろうか?”と。「おもしろいから…」俺はその声にびっくりして後ろを向くと、そこにはとても綺麗で清楚な女性がフェンスに腰をかけていた。「あんた誰だよ!?」「あなたがさっき質問した相手…」な、なんだって?聞き間違えか?「ちがうよ。聞き間違えじゃないよ…」なぜだ!?なぜ声に出してないのにわか
リゾート さん作 [838] -
♂→♀??
はぁ、はぁ、はぁ。なんとか見つからずに屋上にエスケープできた。あとは、ここで数時間やり過ごすだけだ。そう思いながら荒くなった呼吸を落ち着かせる。-バンッ!!-すごい音に驚き、ビクンと身体をひきつらせる。「アキラーー!」大声を出し何者かが屋上に入ってくる。俺はその聞き馴れた声に振り向くと、そこには屈強な男どもの真ん中にショウジがいた。「アキラ!もう逃げれ…」ショウジ声が止まるとともに一筋の赤い筋が
リゾート さん作 [710] -
♂→♀?
俺は走った!捕まればどうなるかくらい思春期の男子なら誰でもわかる!ましてやここは男子校、体育会系がウヨウヨしているなか捕まれば服をひん剥かれ、○○を××したり、○××を○△○だ!想像しただけでもおぞましい。こうなったら帰りまで隠れてやり過ごすしかない。隠れる場所を俺は考えながら走った。閃いた!屋上の貯水タンクの裏ならバレない!屋上は勝手に入ると先公に叱られるからみんな入ってこない。そうと決まれば
リゾート さん作 [771] -
♂→♀??
ショウジは俺の机から腰を上げ一歩近づく。「アキラ…お前女になったってほんとか?」いたって平然とした顔で聞いてくる。「い、いや朝起きたら女になってしまってて」「なんで女になったから知ってるか?」何かもったい付けた言い方をするショウジ。「昨日の夜大きな流れ星を見たか?」俺はうなずく。そう、大きな流れ星が一筋流れたのを母と一緒に見た。そのとき母が必死に何かをお願いしていたがそのお願いは思い出したくない
リゾート さん作 [738] -
♂→♀??
「おい!アキラいたか!?」「こっちにはいない!」「こっちもだ!」「くそ!どこに行きやがった!!」男子どもが血眼になって探している。その後2、3、4限はなにも聞かれず、何もなかったから大丈夫だと思ったが昼休みになり奴らは行動を起こしやがった。もう留年なんてどうでもいい!今日は少しでも早く家に帰って引きこもろう!周りにバレないように自分の鞄を机まで取りに行く。「よう。アキラ。」「うわっ!ショウジ!!
リゾート さん作 [685] -
♂→♀??
体育…それはこの男子校でもっとも白熱する授業。担当教師も柔道部顧問であり、風紀委員会顧問でルールには学校一うるさい鬼教師、中西昭久だ。「ヤバい…体操着の下に服着ちゃだめなんだっけ…」そう、体操着の下、もちろん夏は上にも着てはいけない。守らなければ鉄拳制裁。あいつのことだ、風邪気味だと言っても学校に出てきたからには体育もやれって言うに違いない。万事休す…「おい、早く着替えろよ!」ショウジが落ち込ん
リゾート さん作 [723] -
♂→♀?2
今日休むか?いや、だめだ今日は休むと留年決定してしまう。やはり、今日は学校に行かなければならない。そこでだ。どうやって、この胸に付いている二つの小山を隠そうか?俺は自分の部屋を見渡した。ちょうど部屋の隅に部活の時に着るアンダーアーマーが落ちていた。アンダーアーマーならこの小山が潰れて目立たないかもしれない…。「早くしないと遅刻するわよ!!」一階から母の声がする。迷っている暇はない!急いでアンダー
リゾート さん作 [749] -
♂→♀?
青い空、白い雲、そして屋上に追い込まれている俺…。僕を囲む人たちはみんな俺のダチなんだけど、なぜこんな状況に追い込まれているかというと話は今日の朝までさかのぼらなければならない。 朝、いつものように起床し学校に向かうために寝間着しているスウェットを脱ぐ。そこで、一つ目の異変に気づく。平らなはずの胸にお椀くらいの山が二つ……「ヴアァァァ!何じゃこりゃぁぁぁ!?」自分でもうるさいと思うくらいの絶叫!
リゾート さん作 [750] -
アキカン 後編
始業式を終えて学活の時間の時、いつもニコニコしている先生が真剣な顔で話し始めた。「みんなに大切なお話があります。よく聞いてくださいね。中山アキヒコ君が明日、両親の都合で転校することになりました。」僕は頭の中が真っ白になった。浮かんでくるのは、アキちゃんがいなくなるのが嫌だという思いだった。僕は学校が終わると急いでアキちゃんの家に走った。アキちゃんの家に着くと引っ越しのトラックが止まっていた。僕は
リゾート さん作 [526]