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KEN さんの投稿された作品が3件見つかりました。

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  • グレー・スカイ

    〈第3話〉「おいおい、本当にやるつもりだよ、あいつ。」武弘は敷地内に入っていく健二を見てそう言って、小さくヒューと口笛を鳴らした。「なあなあ、おれたちは健二置いてさっさと逃げようぜ」洋平は言ったが、「馬鹿言うな、もしもの時のためにおれらがいるんだろうが。」と、すぐに返されてしまった・・・−−−−−−−−−−−−くそっ、でもまさか洋平にまで負けるなんて・・・。ボーリングは惜敗だった。最後に洋平にス
    KEN さん作 [641]
  • グレー・スカイ2

    〈第2話〉7月14日、土曜日。この日は太陽がぎらつき、うだるように暑い。太陽はもうすでに人ゴミの真上にまで昇っている。「あ〜、あぢぃ〜。」藤本健二は怠い声をあげた。藤本健二は東京の私立男子高校に通っている2年生。今日は長く続いた期末テストの最終日で、その帰り道なのである。テストが終わるとうれしいはずなのに、なぜか気分が浮かれない。この暑さのせいもあるのかな、と健二は思ったが、本当の理由はそうでな
    KEN さん作 [633]
  • グレースカイ

    6月22日、真夜中。とある病院のナースステーションから薄暗い光が放たれていた。正伸はそこで一人焦って何かを探している。「くそっ、無いぞ無いぞ無いぞ。どこだ!!」正伸はついそう小さく叫び声をあげていた。灯りが暗いから手元が見えづらい。いや、もしかするともう歳だからかも、と正伸は思った。床にはいくつもの紙が散乱している。そこにはドイツ語らしきものが書き連ねられているようである。焦る正伸の背後に一つの
    KEN さん作 [745]
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