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遼 さんの投稿された作品が15件見つかりました。
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幽霊の親友 第2話
私は呆然とそこに立っていた。「あの、お姉ちゃん大丈夫?」私は我に返った。「き、君、私が見えるの!?」すかさず質問する。またその子は不思議そうにうなずいた。「・・・あ、でもお姉ちゃんなんか透けてる。幽霊なの!?」「まぁ一応・・・。」「なんで死んじゃったの?」・・・これだから子供は。「まったく、あんまりそうゆう事ズケズケ聞いちゃだめなんだよ。えっと、・・・名前は?」「祐希だよ。幽霊の姉ちゃん。」「早
遼 さん作 [242] -
幽霊の親友 第1話
君に出会った時のこと、今でもはっきり覚えているよ。今、君はどうしているだろうか?幸せに暮らしているかな?ガサガサガサッ「(たぬきか・・・?)」 私はこの頃ここ、田舎の山のふもとの茂みの中にいた。道が整備されてないので人はめったに寄り付かない。ガサッ しかし茂みをかきわけて現れたのは小学生くらいの男の子だった。「(・・・子供が遊びにきたのか?)」その子はしばらく私を見つめて満面の笑顔で「こんにちは
遼 さん作 [250] -
魔法の本 第2章1部 続
「(なんだアレ。あんなのアリスにでてこない。)」 ポタッ冷や汗が止まらない。自分の夢の中なのに全く知らない世界にほうりこまれたようだ。当然僕は、夢だと思いこんで不安を必死に抑えこんだ。しかし、この後僕はこれを夢で片付けた事を後悔することになる。
遼 さん作 [257] -
魔法の本 第2章1部
「ぅわっ!?」本を開いた瞬間足場がなくなり、体が浮いた感じがした。・・・いや、浮いてるんじゃない。落ちている!!ドサッ叫ぶ間もなく底についたようだ。「ぐっ・・・。」僕はうつぶせになるように倒れていた。体の前表面がまるでプールで腹打ちしたかのように痛い・・・。「(・・・へ!?てゆぅか生きてる!?)」心臓がバクバクしてる。額に冷や汗が流れていた。 「(何だったんだ・・・。さっ
遼 さん作 [232] -
魔法の本 第1章
この日僕に起こった事はありきたりだけど不思議としか言いようがない。 きっと誰も信じてくれないだろうし、もちろんこんな変な事言うつもりもない。・・・でも、あの日起こったことは現実だって信じてるんだ。せめてこれを読んでくれている君達には伝えられるよう書き残しておこう・・・。「(はぁ・・・図書室の本の整理なんか断っとけば良かった。)」もう6時だ。少し前まで図書室で本を読んでた生徒も最後の1がさっき帰っ
遼 さん作 [364]
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