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美咲 さんの投稿された作品が18件見つかりました。
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たしかなこと。7
HNか本名かは分からないけど、その人の名は杏。あたしはまだ打ち慣れてない携帯で「15で今度16になります。」と返信した。杏は直ぐに「私は今度18♪よろしくねあおぃ(≧∀≦)ノ」と返事をくれた。この短い会話からあたしは杏と毎日チャットで話すのを楽しみにしていた。毎日杏と顔文字作ったり、馬鹿騒ぎしたりしてた。毎日チャットに行くから他の人とも徐々に打ち解け合えた。
美咲 さん作 [299] -
たしかなこと。6
次の日も、その次の日も、全く勇気が出せずに過ぎていき、入学式まで3日前となった日、何故かチャットに入る勇気が出てきた。まずはHNを何にするかで、暫く悩んで決めたのは「あおぃ」と言う名。コメントに初めましてと打って、入室。中には予想以上に人がいて、普通に世間話をしていて、あたしに気づいた人から「お初〜」って言葉を返してくれた。でもあたしは次に何を話したらいいのか、頭の中は真っ白で、何も返すことが出
美咲 さん作 [325] -
たしかなこと。5
その後あたしは約束通り電気屋で携帯とコンポを買ってもらった。携帯なんて使ったことがないあたしは、とりあえず暇潰しにインターネットを使って、その頃まだデビューを果たして居なかった人気グループを検索し、普通の携帯サイトで「チャット」を見つけた。気になるけど会話について行けない気がしてその日は断念。
美咲 さん作 [276] -
たしかなこと。4
あたしは私立が受かれば別に公立は行かなくても良かった。だから、合格した後も勉強なんて全くしないから、公立の入試の問題もほぼ解けない。ただ面接重視の学校だから面接だけは精一杯頑張った。結果発表当日、受かっていれば、コンポと携帯を買ってくれると親が言った。親もきっと落ちてると思ってたんだろう。結果の貼り紙を一つづつ見ていくと……あたしの番号は、あった。見間違いかと何度見直しても結果は同じ。合格。
美咲 さん作 [307] -
たしかなこと。3
心に傷を負っていたあたしは、生きて何の価値があるのかとか、別に死んでも誰も悲しまないと本気で思ってた。でも勇気がなくて何もできずにいた。そんな風に自分を追い詰める日々が続き、勉強なんて全くしないうちに、とうとう私立の入試の日はきていた。入試会場に居ても、皆最後の最後まで勉強。でもあたしは勉強してる振り。当たり前だけど、数学なんて計算以外解けない。英語も勝手に作った単語を並べるだけ。正直落ちたなぁ
美咲 さん作 [332] -
たしかなこと。
心に傷を負っていたあたしは、生きて何の価値があるのかとか、別に死んでも誰も悲しまないと本気で思ってた。でも勇気がなくて何もできずにいた。そんな風に自分を追い詰める日々が続き、勉強なんて全くしないうちに、とうとう私立の入試の日はきていた。入試会場に居ても、皆最後の最後まで勉強。でもあたしは勉強してる振り。当たり前だけど、数学なんて計算以外解けない。英語も勝手に作った単語を並べるだけ。正直落ちたなぁ
美咲 さん作 [338] -
たしかなこと。2
あたしは親の都合で転校ばかりしとって、内気なあたしには凄く辛かったのを覚えとる。―――中学3年3学期成績は後ろから数えた方が早いあたし、和田亜依里は毎日毎日面倒臭い授業に、帰りには担任の「受験勉強頑張って」と言う言葉。家に帰っても、親、兄弟は口を開くたび「少しは勉強しろ!」と言われる。もともと内気で、勉強嫌いのあたしにとってその言葉は、あたしを苦しめていった。そしていつの間にか心に傷を負っていた
美咲 さん作 [309] -
たしかなこと。
あなたは気づいとった?あたしの気持ち。私は気づいてなかった。あなたの気持ち。もし、あなたの気持ちに気づいとれば、あたし達今も一緒に居れたんかな?
美咲 さん作 [295]
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