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七味 さんの投稿された作品が4件見つかりました。
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絶対学業3
「今、我が国の状態は周知の通り、大変な危機にさらされている。成績低下、これによって日本企業、経済は大きな影響を受け、日本という国はこれから急激に廃れて行くだろう……。このままではいけない、何とかしなければならないのだ。」菅原先生が、ここまで声を大きくするのは久しぶりだ。そのせいかクラスの皆は静かにし、先生の話に聞き入っていた。「そこで、日本政府が1つの決断を下した。新しい教育システム……。年に6
七味 さん作 [632] -
絶対学業2
ここは公立新条高等学校。最近建てられたもので、たいして歴史は無い。別に成績、運動に秀でている訳でもなく、皆が憧れるような学校ではないのは確かだ。すぐ近くに有名進学校がある為、更にみすぼらしく見える。そこに通ってるのが俺、高橋 陵。高校2年生だ。成績は中くらいで、マラソン部に所属。ま、普通の学生といったところだろう。そして、いつも通り朝早く学校へ行き、朝練をしてから、教室へ向かった。4月の日差しが
七味 さん作 [809] -
絶対学業
時は2100年。日本国は今日、今までにない窮地に立たされていた。世界成績最下位。この言葉は、日本の国民や学生、政治家など多くの人々に衝撃を与えた。今や、日本は“馬鹿国”となっていた。既にゆとり教育は廃止されていたが、上手い具合には成績が伸びなかった。学生は勉学に関心を示さず、遊びに夢中になっていたからである。ここで、日本の政府はある最終手段を出す事にした。極秘関係者全員異議無し。これで、日本国は
七味 さん作 [808] -
スイッチ
目が覚めると、白銀に輝く、4角形の部屋にいた。広さは5畳強はあり、明るかった。男は、何故自分がここにいるのだろうと不思議に思いながらも立ち上がった。出口を探したが、そのようなものは一つもない。あるものは、上下左右前後にある、6つのスイッチ。男は何かしら恐怖を感じた。自分は何かを試されているのか?それとも、何かの実験とか……。男は座り、考え始めたが、この部屋に来る前の記憶がない。自分の服装も見たが
七味 さん作 [570]
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