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冬成 六花 さんの投稿された作品が15件見つかりました。
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冬成 六花
君がいて吾がいて回る地球なり会いたいさに写真見つめて泣いている「愛してる」言えないことのもどかしさ膨らんだ想い飛ばそう君のもと誕生日祝う言葉で愛示す五・七・五中に含めた深き愛君の前女でいたい無理だけど猛暑(なつ)さえも負けちゃいそうな吾が想い知られない想いのゆえに身を焦がす苦しくも生きてる想いここにあり
冬成 六花 さん作 [382] -
Powder Snow(6)
その様子に、男性はクスリと笑い、「驚かせてごめん。まだ、眠っていると思ったものだから、ノックもしなかったんだ」「あ、あなた、一体、誰だの?」 モネの質問に、「歩道橋で君の前を歩いていた人間。いきなり女の子が降ってきたんでビックリした。ついでに言うと、意識までないんで、本当に焦った」 と、少しアクセントのある語調で答えた。 モネはその言葉で、やっと、目の前の男性が自分の前を歩いていた男性だと悟っ
一宮 詩音 さん作 [325] -
Powder Snow(5)
「お父様は自分さえ良ければ、それでいいだけの人なんだわ!!」「お前に何が分かる。私は...」「そうよね。『世界中の人が愛する音楽のために』って言いたいんでしょう。で、自分の家族はほったらかし。お母様が心臓の手術をする時も『その音楽』のために帰っても来なかった。そして、今度は私の人生までお父様の思い通りにしようとしている!!」「それじゃ、お前にとって、ヴァイオリンは何だったんだね。ただのお遊びだっ
一宮 詩音 さん作 [359] -
St.Spring Love Story(2)
『きらめき』何というきらめき何とか喜び何と希望に満ち溢れた日々全てあなたという人が存在して出逢った想いです『心を...』星のかけらをちりばめたようなあなたへの想いたった一言「好きです」と言えたなら...『封印した想い・?』 あもりに苦しいからこの想いは心の奥の小箱にそっとしまって鍵をかけてしまいましょうそう言いながらあなただけを想ってしまうそんな私がいるなんてあなたは知らないでしょう...?これ
一宮 詩音 さん作 [329] -
Powder Snow(4)
その表情とヒョヌの声から、「ああ、そうだな。今日は荷物と一緒にやって来て、疲れてもいるだろうし、じゃ、明日にするか」 とチニが言った。それに対して、「ええ、明日ぁ」 と、2人のやり取りに不服そうな声をあげたのはチヒョンである。そして更に、「いいじゃない。荷物があっても。別に気を使う仲じゃなし」 と言う。「でも、今日はチニの言う通り、少し疲れてもいるんだ。チヒョン。明日にしよう。今日、付き合わな
一宮 詩音 さん作 [324] -
St.Spring Love Story(1)
『季節(とき)は秋、けれど心は...』あなたに出逢った季節(とき)は秋だった秋だったのにあなたを想い始めて巡り行く季節は春だけとなってしまったのでした...『あなたの中のひとかけらに』何を見ているの?何を想っているね?あなたの視線が向かう方向に自然と私の視線も向いてしまいますあなたの想うことが気になりますなぜって私もずっとあなたと同じものを見ていたいからあなたの想いのひとかけらになりたいと思うか
一宮 詩音 さん作 [351] -
Powder Snow(3)
モネはそう思いながら、「とにかく急いで帰ります」 と言って電話を切った。そして、前を背の高い男性が上って行っている歩道橋の階段を、モネも上っていった。「ねぇ。ヒョヌ。どうしてこんな田舎にマンションを買ったの?」「うん。この町はね、前に来てスゴく気に入っていたからね。それに全くのプライベート空間は、好きな場所でのんびりと思ってさ」 幼なじみのチヒョンの質問に穏やかに答えたのは、部屋が6室、リビン
一宮 詩音 さん作 [359] -
Powder Snow(2)
訊かれた男は、「どうもこうもねぇよ。ここの奴ら、『良い物件がある』とか言って契約させやがって。実は、他の業者が扱っている物件で、金だけ持ってドロンパしやがった」と息巻いている。『ああ、やっぱり、そうだったのかぁ』という思いがモネの中に染み込んで行く。にしても、『じゃ、ここには誰もいないんじゃない。それなのにここで叫んでいてもしょうがないじゃない』と、自分も被害者でありながら、他人ごとのような思い
一宮 詩音 さん作 [310] -
Powder Snow(1)
1859年、オーストリアの貴族、クーデンホーフ・カレルギー家に一人の男の子が生まれた。その子は、名をハインリッヒ・クーデンホーフ・カレルギーと言った。 1874年、東京の骨董屋、青山家に、一人の女の子が生まれた。その子は、名を青山みつと言った。 この二つの魂は、違う時に違う場所で生まれながら、出逢い、惹かれ合い、求め合い、そうして一つとなり、激動のヨーロッパを生き抜いた。 二つの魂が天に召され
一宮 詩音 さん作 [347] -
Powder Snow(1)
1859年、オーストリアの貴族、クーデンホーフ・カレルギー家に一人の男の子が生まれた。その子は、名をハインリッヒ・クーデンホーフ・カレルギーと言った。 1874年、東京の骨董屋、青山家に、一人の女の子が生まれた。その子は、名を青山みつと言った。 この二つの魂は、違う時に違う場所で生まれながら、出逢い、惹かれ合い、求め合い、そうして一つとなり、激動のヨーロッパを生き抜いた。 二つの魂が天に召され
一宮 詩音 さん作 [317]
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