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トリップ.Bank さんの投稿された作品が29件見つかりました。

 
  • 一角聖獣15

     朝食を片付けた僕は、外に出て、馬と牛を小屋から出して、放牧を始めた。その後に、馬小屋と牛小屋の藁を替え、ニワトリ小屋のニワトリにエサを与えた。 この後は、山羊を連れて高い丘に行くのが、日課なのだが、今日はタナーおじさんが町まで配達に行くから、その準備をしなくてはならない。 しかし、その前にキリストの馬小屋に向かった。「キリスト!おはよう!」「ヒヒンッ」 僕の挨拶に、キリストはいつものようないな
    トリップ.Bank さん作 [368]
  • トリップ.Bank

     トリップ.Bankっす。 ちょっと前からここを使っているんすけど、挨拶が遅れました。 すみませんm(__)m 小説を書くのは、とっても好きなんすけど、文章とか表現が下手くそなんで修業しています。 自分は携帯に触れる機会がほとんど無いんで、小説の出が遅いんすけど、読んでくれたら嬉しいっす。 こんな未熟なトリップ.Bankをよろしくお願い致しやす。
    トリップ.Bank さん作 [421]
  • 一角聖獣14

     日も昇らない明け方、タナーおじさんが怒鳴り声で起こされた。「ヨーク!ヨーク!起きろ!」 「はいっ!」と返事をして、僕は飛び起きた。 外から歌やら音楽やらが聞こえてきた。僕は窓を通して外を見ると、サーカスの人達が曲芸・軽業・演奏の練習をしていた。 タナーおじさんが怒る訳だ。 僕はシャツを着て、床に放り出された上着を引っつかむと、急いで外に出た。「すいません!練習を止めて下さい!タナーおじさんが怒
    トリップ.Bank さん作 [314]
  • 一角聖獣13

     今夜から、サーカスの一団が家の近くにテントを張る事になった。 団長があまりにも粘って日が暮れたのが、タナーおじさんが折れた理由だった。「日が暮れたな。今追い返すなんてしたら、町に着くのは、人が寝静まる頃になるだろうな」 この一言で、サーカスの一団は救われたという。 イーディン・ローはとても喜んでいた。「ありがとう!」 何もしていない僕にも礼を言った。 僕は止めてくれと頼んだが、どうしても言いた
    トリップ.Bank さん作 [344]
  • 一角聖獣12

    「君、誰?」 僕は目の前の風変わりな少年に尋ねた。「イーディン・ロー。ちょっと用があってね」「用?僕に?」「牧場主に」「なるほど…町でサーカスをやる予定だが、ライオンのせいで泊まる宿が無くて困ってるのか」 タナーおじさんは相手の用件をまとめた。「そうです。ですからどうか…敷地の隅っこでも構いません。しばらくテントを張らして下さい!」 サーカスの団長は頭を下げて言ったが、タナーおじさんは迷惑そうな
    トリップ.Bank さん作 [324]
  • 妖怪変化の請負人2

     昔の妖怪は、草木に宿るだけの寄生虫のようなものでした。 時に草木を通して、口を利いたりする以外に何も出来なかったのでした。 しかし、かの天照大御神が岩戸に隠れてしまったせいで、闇の世界が訪れました。 闇が訪れ、力を手に入れた妖怪達は草木を飛び出して、悪行の限りを尽くしました。 闇の世界になり、困り果てた神々は、協力して天照大御神を岩戸から出しました。 天照大御神の復活により世界は、再び光を取り
    トリップ.Bank さん作 [324]
  • 妖怪変化の請負人

     シミの付いた壁と天井、泥が付き削れた床。そこからにおう埃と土と風のニオイが妙に気になる。 校舎の割れた窓とひびの入った壁から風が入り込む。 男と犬が廊下をゆっくりと歩み、隅々まで目を行き届かしていた。 何者かの気配を察したのか、犬が唸る。 同時に男が笑う。声を上げずに。 男と犬の前に天井からぶら下がる化け物がいた。 カビの生えたチーズのような肌で毛が無い。白濁色の瞳を持ち、下半身は無く、植物み
    トリップ.Bank さん作 [342]
  • 一角聖獣11

     太陽が真上に上がった正午、僕はハーブと共に山羊を山近くの高い丘へ連れて行っていた。 いつもの丘の上から見える景色を眺めながら、昼食のサンドイッチを口に運んだ。量は少ないが、空腹感は無くなる。ハーブにも干し肉を与えると、嬉しそうに尻尾を振った。 サンドイッチを食べ終わると、僕はポケットに入れていたオカリナを取り出した。孤児院から持って来たオカリナだ。昼間は仕事が暇になるので、こうしてオカリナで時
    トリップ.Bank さん作 [322]
  • 一角聖獣10

     僕は仕事に対して何の不満も抱かなかった。文句だって一言も出た事が無い。びっくりする事は多くあるけど、それは退屈な日々のほんのスパイスのようなものだった。 キリストの世話も同時進行でやった。朝昼晩の仕事の合間に藁を変えたり、エサを与えたり、身体を洗ったりして欠かさず世話をした。キリストはあれ以来一言も話さなかった。 姿こそユニコーンだが、中身はただの馬のようだった。けれど僕は、世話をしていく毎に
    トリップ.Bank さん作 [330]
  • 一角聖獣9

    「僕が君の世話係だ。君が僕を選んだんだからな。君がキリストだろうが何だろうが、今日から世話係だ。わかってると思うけど、君を育てる係って事だ。ともかく、君を世話する上で必要な事がある。それは名前だ。君はしゃべれるかも知れないけど、リクエストには応えない。いいかい…君の名前はキリストだ。気に入ったかい?それ以外に思い付く名前が無いんだ。君がどう思おうとも、僕はそう呼ぶ。いいかい?キリスト!」 キリス
    トリップ.Bank さん作 [322]
 
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