トップページ >> リエ さんの一覧
リエ さんの投稿された作品が9件見つかりました。
- 1
-
嫌いな女
終わった恋がまた始まった。さよならした人が目の前にいる。幸せじゃないはずがない。だってあの日カラずっと夢にみた彼の隣りを歩いてるから。だけど気付いた。うざい女に。1番嫌いだった女に自分がなっていた。自由を許せない淋しい女に。ただ友達の家に泊まることさえも私は笑っていることができなかった。彼を縛っておくことしか知らない。そばに置いておく術しか知らない。また離れていかないようにそう思うほどに自分が嫌
リエ さん作 [165] -
運命
何のために付き合ったんだろう。何のために別れたんだろう。答えが見つかるはずない。それは偶然であり、必然であり…これが運命!!なんて最初からわかってたら、誰もが幸せで、悲しみなんて知らずに終わる。私は、運命を信じるというよりも、目の前の幸せが、ずっと続くのだと思い込むくせがあった。だから別れを告げられたとき、とてつもない空虚感に襲われた。少し落ち着いた1ヶ月後、自分の慰めのために、相手を嫌った。2
りえ さん作 [282] -
もう一度君と-3-
12月のある日、放課後彼と2人きりになった。服の下から、お腹を触られた。「元々みんなにボディータッチ多い子だから」そう自分に言い聞かせた。それなのに気持ちは一気に上昇し、消したアドレスを登録して、メールした。その日から毎日メールが続いた。2年前のように、彼からくるのを待って、どっちかが寝るまで続くエンドレスメール。ケータイのぬいぐるみが外されていた。元カノの5回目の浮気。5回目の別れ。チャンス
りえ さん作 [128] -
もう一度君と-2-
楽しかった日々は、桜が満開になるころに、まるで雪のように溶けていったね。別れを告げられて、しばらくは立ち直れなかったし、信じたくなかった。友達の言葉さえ虚言のようで、食べない日々なんて苦にはならなかった。思い返す度に、何度も自分を責め立てた。最後まで粘ったメールは、結局自分を苦しめるものにしかならなかった。関わらないことを決意して、諦めるための毎日を精一杯過ごした。学校は地獄だった。すぐに彼女が
りえ さん作 [160] -
もう一度君と-1-
たった1つの願い事。それは今も残ってる。2年前の冬を思い出した。出会いなんてたいしたことない。ただとなりのクラスになって、よく見かけるようになっただけ。彼女がいないことを知って、毎日見るたびに惹かれていく自分がいた。いつのまにか、彼の鞄にぬいぐるみがさげられていた。彼女ができていた。彼女がいることを知りながら、心のどこかで二人離れるのを期待して、好きな人と毎日メールをやりとりしていた。片思いでも
りえ さん作 [173] -
背中に文字
うそを重ねていくばかりで、自分と向き合うことがなかった。学校で彼に会う度に、「今のあいつは好きじゃない」なんて強がった。彼が側に来ただけで、全てのうそが剥がれ落ちる。好きという気持ちでいっぱいになる。だけど彼には彼女がいる。私と付き合う前に付き合ってた子とヨリを戻した。その子が運命の人かもね。それでも忘れられなかった。今まで構ってくれてた彼が、急に机に向かった。彼の背中に指で書いた。ありったけの
リエ さん作 [141] -
満月に
月にお願いした去年の秋二人で満月をみてこれからも二人で見れることを願ったずっと二人幸せであることを願ったそれと同時に泣かないで、笑っていることを誓ったそれは気持ちを隠して付き合っていくという意味につながっていた。どんなにいやなことがあっても、言わずに自分で消化していった。嫌われたくないから本音を隠した。それでも大好きで、どんなことがあっても自分さえ我慢していれば続くからと、気付かないうちにどんど
リエ さん作 [224] -
yubikiri-1-
約束が嫌いだった。大好きな人とたくさんしていたから。約束果たせないまま、離れていったから。「約束したのに」って思い出ばかりに気をとられて、自分が前に進まなかったから、約束することをやめた。彼と別れてから半年。一生片思いを誓った私は、彼に彼女が出来たことで、その決心が脆くも崩れていた。初めの2ヶ月で新しい道を進んだ。実習の迎えに来てもらって、そのままデート。年上だったからか、少し大人な感じだった。
リエ さん作 [115] -
今でも君を
あれから半年が経った。別れてから今まで、お互い違う場所での実習で、長く話す事はなかった。そのおかげで暗闇のどん底から抜けることもできた。久しぶりにみんなが揃うセミナーの一日前。変な夢を見た。元カレが今カノと別れて、戻りたいと言ってきている夢。楽しそうにはしゃいでる自分。妄想が、夢にまで入り込んだ。だからセミナーの日は、意識しないよぉに努めた。集合場所につぃたのは時間ギリギリ。慌てて資料とって
リエ さん作 [181]
- 1