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しずく さんの投稿された作品が15件見つかりました。

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  • さくら咲く頃に…第12話

    それからオレたちが仲良くなるのに、さほど時間はいらなかった。クラスは知り合いが少なかったため鈴木優花と話す機会が多く、その度良く木下さんと3人でしゃべっていたのと、初めのお互いの緊張ぶりが逆にお互いの壁を取り除いてくれたからだろう。そして、オレの心の中にあった噂で創られた木下朋香はいつの間にか消え去っていた。
    しずく さん作 [146]
  • さくら咲く頃に…第11話

    とりあえずオレは朝の出来事から聞いてみることにした。「さっきはどうもです。そういえば木下さん、朝会ったとき、「これが千葉くんか〜」って言ってたけど何でですか?」完全にびびっていた。ただでさえ初対面が大の苦手なのに噂のせいでオレは更に緊張していたのだ。故に敬語…。すると木下さんが「あっ…優花が…。優花がよく千葉くんの話しを私にするんです。だから千葉くんに会ったときつい…」敬語だ…完全に敬語である。
    しずく さん作 [119]
  • さくら咲く頃に…第10話

    周りが隣同士しゃべって盛り上がっているのにも関わらず、オレたちは無言のまま1時間目が過ぎ…2時間目も過ぎ…3時間目も過ぎていき…とうとう午前中一言もしゃべることができなかった。そして午後の授業に入り、このままでいけないと思い、思い切って話しかけることにした。
    しずく さん作 [151]
  • さくら咲く頃に…第9話

    ついさっきまで忘れていたが、実を言うとオレは木下朋香を知っていた。でも顔は知らず、知っていたのは噂でだけだ。まぁ…もちろん良い噂なはずがない。『性格が荒い』『暴力的』『気が強い』『男がたくさんいる』『年上の彼氏がいる』等など…正直過激な噂もかなり飛びかっていた。今思えばかなり幼稚な噂だが中学生のオレにはかなりハードな噂であったに違いない。唯一、良い噂と言ったら『美人』という噂だけであった。そんな
    しずく さん作 [141]
  • さくら咲く頃に…第8話

    教室にはギリギリで間に合った。教室に入ると担任の先生が「早く席に着きなさい」と叫んでいたためオレはすぐに席に着いた。しかし、席に着き驚いた。なんと木下さんが隣の席だったのだ。確かに隣の席の人が女子であったのは覚えていたがまさか木下さんだったとは…そもそも同じクラスだったことじたい驚きであった。
    しずく さん作 [137]
  • さくら咲く頃に…第7話

    「あっ、紹介するね!こいつは木下朋香(キノシタトモカ)。で、こいつが千葉。」「はじめまして、木下さん」オレが挨拶をすると「これが千葉くんかぁ〜」と頷きながら木下さんが声を発した。(ん?これがってどういう意味なんだろう…)と思い「これが?って…?」とオレが聞くと鈴木優花が「朋香!!!」と言い、木下さんを怒ったように軽く睨んでいた。オレには意味が分からなかったがとりあえず、チャイムがちょうど鳴ってし
    しずく さん作 [136]
  • さくら咲く頃に…第6話

    「おはようー!!」その女の子は鈴木優花に息を切らしながら挨拶をしていた。オレはそんな姿についつい笑ってしまった。すると、そんなオレに気付くやいなや、その女の子は一瞬で鈴木優花の後ろに隠れてしまった。(えっ?何で後ろに隠れたの?!)と不思議そうな顔で鈴木優花を見ると…鈴木優花がしゃべりだした。「あぁー、こいつ人見知りなの。気にしないで。こいつの普段を見てるとそんなキャラにはみじんも見えないんだけど
    しずく さん作 [156]
  • さくら咲く頃に…第5話

    次の日…「おはよー、千葉」廊下を歩いていると後ろから声がした。振り返ると鈴木優花だった。「なんだ、鈴木優花かぁ」「なんだはないでしょ。てか、全く…いい加減フルネーム呼びやめてくれない?」「しょうがないじゃん。癖なんだからさー」そう、何故だかオレはフルネーム呼びの癖が治らなかった。しかも他の人には名前だったり名字だったりで呼べるのに、どうにもこうにも鈴木優花だけは鈴木優花だった。そんなくだらない会
    しずく さん作 [144]
  • さくら咲く頃に…第4話

    直くんこと大崎直也(オオサキナオヤ)、敬ちゃんこと寺島敬太郎(テラシマケイタロウ)、そして千葉良(チバリョウ)の僕ら3人は皆家が近いこともあり、小学生のころから仲が良かった。中学3年の春。さくら咲く季節。僕たちはクラス替えにはしゃいでいた。これまでと何ひとつ変わらない季節であり、何ひとつ変わらない日々だった。でも、全てはこの季節から、この日々から始まっていのだ。全ては…
    しずく さん作 [147]
  • さくら咲く頃に…第3話

    席につき辺りを見渡すとかなり知らない顔が多いことに気付いた。(唯一の救いは幼なじみの直(ナオ)くんと修三(シュウゾウ)と同じクラスになれたことかぁ)と思っていると、さっそく直くんが話しかけてきた。「おー、ちぃちゃん(オレ)。遂に念願の同じクラスだねー!」「そうだねー!やっとだね!あっ、そういえば敬(ケイ)ちゃんは?」「敬は1組だよー」「マジかぁ…残念。でも敬ちゃんならクラスが違くても、うちらの
    しずく さん作 [143]
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