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キツネうどん さんの投稿された作品が4件見つかりました。
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マーブル
子供の頃、近所のみーちゃんという女の子と毎日遊んでいた。 別に遊ぶ約束をするわけでもなく、学校から帰ったら一緒に遊ぶのが当たり前の事だった。 二人の楽しみは、毎日のおやつだ。 10円を母からもらい、みーちゃんもママから10円をもらって、一緒に買いにいった。当時は10円でも色々なおやつを買う事ができたものだ。ポリ
キツネうどん さん作 [245] -
ナンシー(3)
女は開き直り、余裕の表情で俺に命令した。 とんでもない事になってしまった。 厄介な事に巻き込まれた。俺はしぶしぶ車を新宿方向に向け、走らせた。 「新宿まで行ったらおりてくれよ」 俺は女に諭す様に言い聞かせた。 しかし、わかってもらえたのだろうか? 「新宿まで
米山昌克 さん作 [290] -
ナンシー(2)
麻薬密売組織に追われているだの、つじつまの合わない、支離滅裂な事を、ペラペラとしゃべっている。俺は思った、コイツはヤバい、関わりあっちゃいけない奴だ、池袋に着いたらサッサとおろしてオサラバしなければ。女は相変わらず、暴力団だの、集団リンチだの話しているが、俺は適当に相槌をうった。「もうすぐ池袋だ、この辺でおりなよ」俺はせかすように言った。すると女は「お願い!新宿まで乗せていってよ」と、言いはじめ
米山昌克 さん作 [288] -
ナンシー
今日は何事もなく無事に仕事が片付いた。久しぶりに6時であがることが出来る。こんなにもすんなりとあがれる日は、かえってまっすぐに家に帰る気にはなれないものだ。いつもだったら、確実に10時は過ぎてしまう。かみさんには悪いけど、久しぶりに一人で、ポートタウンでもよっていこうかなぁ?メキシコシティのタコスも食べたいし。そんな事を考えながら、車を走らせていた。国道に出た所で、赤信号に引っかかった。車を止め
米山昌克 さん作 [263]
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