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楓 さんの投稿された作品が134件見つかりました。
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†マリア
断ち切れない... 弱さを抱き 繰り返す呼吸目覚めない この体 眠りのなかへ奪われた純心は 今はどこに大切な何かを失った あの日の夢眠らない蝶たちが犇めく街は薄灯かり燈した 欲望の墓信じてる... その言葉を何度も他人に云った青さだけ残る心は 幼きマリア晒された悪態は とても醜く大切なアナタを失った あの夜零れない涙は強がりだって周りの誰かに気付いてほしくて振りほどいた 誰かの手を私は悔やんだ眠
楓 さん作 [288] -
†おどけた兎
それは絵画のような でも香りも感触もあって‐‐‐それは悪魔のような でも聖母のような眼差し‐‐‐僕はおどけた兎の眼をした 回廊を抜けて‐‐‐手足に纏わり付く気配を気にかけては‐‐‐溺れた夢に見た場所とは少し違っていたけれどそれが君が望む事柄ならこの代償も高くはないでしょう冷たく微笑む聖母に抱かれて壊れた時計の秒針のようにぐるぐる ぐるぐる 目まぐるしく景色を変えていく 僕はスクリーンに映った影絵
楓 さん作 [273] -
†オードブル
襖も開けて「こんにちは」 君に挨拶 ら蘭 ライ不埒な夢に沈みなさい お菓子なパレードで罪深い僕らはいつまでも繰り返す あやとり まるで蚕のように薄紅の口から漏れる吐息 君を観察 ら蘭 lie不適な笑みを浮かべた お菓子なパレードをChie遅れの君といつまでも繰り返すまぐわい まるで…あっ アァ憂鬱が迫る季節です 人恋しい時間です君を浮かべた頭には真っ赤なお花が咲き乱れた根暗うつ病まっしぐら 人格
楓 さん作 [256] -
†ノスタルジア 参加希望
黒髪の貴女が微笑う季節二人なにかに誘われるように溺愛の楔は重すぎたかな二人は形を失いながら春 爛漫 ウタカタのように若い二人の恋喜劇笑ってくれよ 不器用な私を手足になると言ったはずが夕焼け小焼けで 陽が暮れて明日も雨だと 鳥が謡う夕焼け小焼けで 陽が落ちて心は今でも 雨模様気付けなかったさみしさ後悔するには若すぎたただ時間だけが 廻る 廻る 廻るもう一度と願うたびに心は軋んでいく誰かを想うことに
楓 さん作 [368] -
†輪廻転生
来世 巡り逢えたらいいね 二人くたびれても夢があるなら きっと最後まで生きていけるタイセツは胸に生きる君がよく言ってた言葉嬉しそうに笑っていたね二人いつまでも…絵柄の違うお揃いの腕輪今はちょっと重たいよ二人で選んで買った今思えば若かったね道は違えど 最後は一緒と信じているよ神様が二人 出会わせた必然に溺れていたいよ来世 巡り逢えたらいいね 二人くたびれても夢があるなら きっと最後まで生きていける
楓 さん作 [310] -
†眩暈
言葉には一つ一つ意味があるって何処かで聞いた僕は今、この言葉をうまく使えているかな伝えたい想いはいつも一方通行な片思い辛くて投げ出したい そんな弱虫の泣き言世界はとても広くて 自分は小さい生き物そうなふうに想う逃げることしか知らない僕はこのまま何処へ行くのかな繋ぎたい糸はいつも擦り抜けて死んだ笑うことが解らない僕の書いた恋文ゾッとするような時間の波に甘えているよ今じゃなくてもいいなんて ただの言
楓 さん作 [289] -
†影
閉じた瞳に写るものは?倒れた写真立てに写るものは?失したはずの夢思い出と言えば聞こえはいいけれど果たせぬ想いは未練となって纏わり付く影絵呼吸をするのも躊躇い私は明日を望めないただ腐敗した事実がこの体を捕らえて 離さないもしも過去に戻れる翼があるなら迷わずあなたを探すでしょうまた私にならないようにこの言葉を伝えに行くでしょう睫毛また涙しか知らないならハンカチ代わりの笑顔をあなたに見せる慰めと言えば
楓 さん作 [268] -
†メリーゴーランド
泣き虫な君が迷わないようにいつも僕が見ていてあげるからそんなこと言われても悲しい触れたい 抱きしめて 会いたい季節は二人を許さない ネオンの町 今日も私だけ愛してる そんな面影残る ゴーストタウン 残留思念が路地裏から あの店の影からチラチラチラ愛してる 二人の想いは いつも一方通行君と出会う2秒手前 全てをリセットすれば私はこんなに苦しむことはなかったかなそんなこと思うたびに また裏切り一つ泣
楓 さん作 [280] -
†向日葵
誰もが好きになる青空そんな日に笑えない僕はきっと君には似合わないだけど気持ちは嘘つけず…神様は理不尽だね僕のこの自信の無さは誰のせい?毎回毎回 君の影を追っているよきっと迷惑だよね うん 気付いてる君には優しくて 格好いい人がお似合い僕には不釣り合いな 眩しい君「僕のことを好きになるように」頭にネジを埋めて情報操作さ求めてるのはソレじゃなくてもそれで君が此処にいるなら「ヌメリ...」と粘着質で変
楓 さん作 [242] -
†遺書
声が届きますか?あなたの心深くまでいつもお慕いしております。苦しい時も辛い時もいつも傍に居てくれた人その優しさに惚れたのは私だけど今はその優しさが憎い「愛する人」がいるなら言ってくれればよかったのに大事なことは何一つ言わない人そんなに私が信用できませんか後悔よりも悔しさで胸が裂けそう愛はもう死にました私を一人置いて今もお慕いしております。明日も太陽は差しません此処にあなたは居ないからその優しさに
楓 さん作 [284]