トップページ >> 楓 さんの一覧
楓 さんの投稿された作品が134件見つかりました。
-
†片羽のカナリア
しかめっツラ 今日も明日も憂鬱な顔を写して愛されない 繰り返す戯言 もう何度目だろうそろそろ 何か変わる時だろう 解る時だから自分が誰か おまえの眼に写る その姿を見極めろもう ウンザリだ 消えてくれ生きたくない 死にたくない 我が儘だと解っていてもこれ以上 素敵な日々があるなんてどうしても思えなくて此処でいいの いつの間にか意固地になって笑えないの 腐った世界 決め付けた自意識脳のなかでホルマ
楓 さん作 [329] -
†地下室の声
君と僕、他に何もない地下室で二人の愛 確かめましょういつかの約束、すでに時効 解っておりますが…決して消えない傷痕を消す術はないだから塗り替えてよ 君のくちづけで薬じゃ酔えない鬱向く日々のループオカシクなったら喚き知らせ救い求めるから愛せますか? 人間の道をひどく踏み外した僕を許せますか? 孤独を最も嫌う僕の罪状を君もオカシクなって 何も解らないように傷口は二人で舐め合い埋めればいい君と僕、他に
楓 さん作 [267] -
†妄想作家
この痛みも哀しみもあなたは妄想だと言うこの私の何を知ってる気でいるの吐き気がします 目眩がします 喚き散らしたいこの私はきっと失敗作でしょうかコミュニケーション上手くとれないほんとは笑いたいのにいつも強がりばかりマイナス思考やまないほんとは私だってねいつも笑っていたいのに眼の前の壁は冷たく大きく 私を突き放すねぇ 神様 私は今試されているのでしょうか後悔ばかりが胸を締め付ける日常に何を願えば重く
楓 さん作 [281] -
†欠落
私には何か欠落しているこの声はあなたに届かない曖昧な言い訳は幾つもあるけれど真実は紛れも無く私を追い詰め続ける幾重の感情論 批判も否定もしない理論上では 私はとても幸福なんだからほら 朝日が照らす 夢の終わり悔やんだとしても今更遅い左手の包帯を解いた 貫く痛みそれこそが紛れも無く真実いつか この痛みが止んだとて強く一歩踏み出すことができるかいつか この涙が止んだとて次の雨が降らない保証などない今
楓 さん作 [289] -
†終着人生
息をする事に疑問を抱くそんな人生すごしてきた素顔を隠す化粧 涙ごまかし「誰にも愛されない」不幸演じたひどく思い出に残る景色あなたは誰だったっけ?あぁ… 頭痛い辛い事ばかりを素直に受け入れいつしか笑顔が作れなくなった気持ち悪いかい? 不気味だろうヘタクソな笑顔 零した私がさぞかし煙たかろうよ人がいいと損をするよ 損得勘定で生きる私には耐えられないアイツはいくら貢いでくれた 私はいくらで飼い馴らされ
楓 さん作 [294] -
†お独り様
蝕まれていく純心気がつけば廃色で悩み続けたあくる日一つの疑問にたどり着くどうして私の名前を呼んでくれないの?どうして私を見てゲラゲラ笑うの?他人よりちょいとオカシイと寄ってたかってバカにするそれなら普通ってなんですか?個性もないウジ虫のくせにねぇ、これ以上追い詰めないで夕焼け滲む剃刀がひどく愛しくなるねぇ、誰か愛してると言って足元の景色が近く感じるまえに理不尽には理不尽をクルシミナサイ蝕まれてい
楓 さん作 [269] -
†幻想浪漫
ほら、いつかは綺麗な花が咲くのならこの涙も今は耐えられるかな思い出ばかり増えていって 私は 未来が見えなくなった大切なものは此処 未来 過去 現在 全部ひっくるめて君に繋がるように固結びはしないよ いつか別れちゃう二人なら緩やかな蝶々結びでいいよねー永遠なんてドラマのなかの世界でしょう十年後の二人は何を見ているのかな「I want love」「I want happiness」ツキハギだらけの過
楓 さん作 [407] -
†生きる歯車
今日も息切らし走ってるただ必死になりたくて明日もきっと希望はないそれでも唯、駆けたくていつか僕も大人になるのかな たいした経験もないけど時は止まることを忘れた被害者 せめて一花添えてやりましょう廻り廻る輪廻のなかで共に巡り会い繰り返して傷ついて傷つけてずっとこのまま廻り続ける歯車のように終わらないグルリグルリ悲痛のなかでこの身果てる時まで傷ついて傷つけてそっとこのまま安らかに眠れる日まで待ってい
楓 さん作 [291] -
†Excessive lover
消せない過去が滲み また私を苦しめてる終わらない憂鬱の小守歌が「おやすみ」を言えない言葉が溢れ この胸は張り裂けそう終わらない妄想がほしい 続きを見させて無駄に触れる体 あなた想うから この指が私じゃないみたい離れないようにギュッと締め付けて 気体にキスをしたんだHello〜 明日生まれ変われたら私は何になる天使や女神なんて夢は用意されてない汚れた体抱いて 蜘蛛のようにしつこくダイスキなあなたを
楓 さん作 [376] -
†幸せの一歩手前
手足はまだあるのに 心が先に朽ち果てた...世界は七色の苦痛を放ち 罪もない僕を傷つけるクチにしたもの全て 吐き出してしまう質でたえず流れる別れの旋律 約束とはたやすく終わるのかい指を絡めた日を読み返して慟哭 嘘つきな薬指誰か僕の薬になってくれよ 傍で笑ってくれるだけでいい涙ばかりの世の中とは解っていたけど やっぱツライよfry high…あの日のサヨナラに手を振って前より力強い足取りで歩き始め
楓 さん作 [372]