トップページ >> 楓 さんの一覧
楓 さんの投稿された作品が134件見つかりました。
-
†永久の楽園
愚かな先入観が邪魔をしてあなたが見えないきっと私といっしょでしょう 決め付けていた勝手に傷ついて情けないくらい泣いたきっとあなただったなら… 夢見てました大切な物がありすぎて 旅立つには名残惜しくてそれでもあなたが私を求めてくれるならば後悔だって きっと 幸せに変わる気がして「共に生きてゆこう」とても嬉しかったんだあの約束がまだ有効ならばね 私も躊躇いはしない二人の楽園 夢のような日々でしたねあ
楓 さん作 [332] -
†切情ロマネスク
気付いた時には遅かった僕が僕じゃなくなった君と出会った時はどうだった僕はうまく笑えていたかな想い裏腹にいつも かなしい言い訳がましいのは僕が弱虫だから運命なんて言葉に託したくだらない未来を永遠なんて口約束もういらないよ今ほしいのは君だけと解っていても僕はまた此処で一人立ち尽くすのみ変わらない日々日常に安心している世界の終わりなんて漫画の中だけの話だって思っていたけど君が居なくなったこの心はまさに
楓 さん作 [299] -
†最後の朝
全てが終わった朝 もう何も感じない「ごめんね」またそれなの? 君に言われそうたいした希望もない それはいつものこと「さよなら」いつあなたは大人になるの?振り切った「バイバイ」もう何度目だろう誰かを愛すなんて 僕には無理なのかないつかは「誓い」なんてものをするのいつかは遠すぎて見えないけれど「愛してる」それさえも意味を持たない心のない言葉は君に届かない誰しも決して一人で生きてる訳じゃないそんなこと
楓 さん作 [298] -
†転生の夜
産まれ変わったら何になろうかな虫だったらいやだな産まれ落ちたら苦しいのかな同じだったらいやだな埋め込んで 庭に死体を土の中 「おやすみなさい」捩り込んで 愛情とゆう虐待を 「ご愁傷様です」転生の夜 天気予報が告げた雨降り集中豪雨のなか ゾロゾロと私は誕生した予想通りな結果に 悔しくて首吊り胴体から「さようなら」 もげちゃった産まれ変わったら幸せになれるかなぁ無理な気がする80%死に落ちたらまた地
楓 さん作 [272] -
†死に歌
紙クズになった歌に 君なら何を吹き込むだろう風船みたいに膨らんで 割れてしまう気がするよ暮れる空が告げる また今日が終わるって僕は何か見つけたかな 輝く意思なんてもの幾億の時を越えていても 何もしなきゃ 見つからない大事だと感じるもの ケースに詰めて 帰りたい空包む闇が告げる おやすみなさいって僕は今日も見つけられない 眼を閉じる誰にも理解されなくていい 僕の言葉は僕だけのもの大切なんて ありす
楓 さん作 [391] -
†聖痕
代わり映えなく流れるhappy melody 心癒されるかい 涙拭えるか曖昧な現実に浪費尽くした心 腫れ上がった傷口に 消毒薬を愛されたい。そう思っても 何もできない 臆病風 肌を刺す怨んでほしいくらい 弱虫な自分 愛することもできず 死ぬ?交差する言葉たち 鵜呑みにしたら 苦しくなった水分をください 枯れた声にと願う空 此処で終われ 全て 嘘だったと刷り込んで躊躇いのプラグ 捩切って 楽になろ
楓 さん作 [335] -
†四季情メランコリー
絡み合う事情 笑顔も悲痛も混ざり交ざって 一つの箱の中ガタンゴトン どこへ向かっている 繰り返す日々の中幸せはどこからくる もう来ない そんな気がするのは気のせい?思い出ばかりが綺麗に補修されて 前が見れないのは人の性「がんばる。」そんなメモ書きを眺めて 時間は過ぎるいつか 何かに気付けたら… 希望的観測 視界の隅イヤホンから流れる歌は暗いメロディー 微かな希望がリアル周りの視線が痛くて 空気を
楓 さん作 [392] -
†Lesson1【鬱血症】
あなたが恋しくて右腕で手繰りよせるあなたの写真色あせないように恋文に秘めた想いそろそろ届く頃かしら笑顔が上手にできないあなたの顔涙で滲んでいた恋文を切り裂いて今すぐ走り去りたい嬉しいくらいにウキウキ浮足たって痛んだ傷口に入り込んだ純情きっと膿んだしまったあなたが恋しくてこころが圧迫されるどうして苦しいの恋は幸せなこと理不尽が巡らせるふたりの秘め事どうして私じゃないあなたの言葉が信じられないきっと
楓 さん作 [361] -
†空虚な器
誰もいない空 慟哭の雨来たり、 異常な思考の衰退者 雲を眺めて瞑想微かなやすらぎ 忘れた童心を探し、諦めが悪い彼が 窓を眺めてる言い訳のように繰り返す「自分は不幸な子供」だから傷も不満も深くて当たり前だと 噛み締めている生きる事がまるで困難であるみたいに臆病 惰性 悲しき心放射 歌う惨めに見えたなら その手を延ばせばいいさ無理とは言わないけれど微かに震えた声とは裏腹に 沸き上がる狂喜を隠している
楓 さん作 [469] -
†自殺ロジカル
この世界は混沌でいつも誰か傷ついて右も左も死にたがり輝く明日が見えやしないこの言葉が届いたら希望的観測つぶれた前も後ろも亡者の群れ「寂しい」と鳴いてる誰か誰か気付いてくれたらまだがんばれるとか誰か誰か愛してくれたらまだ生きられるとかそんな希望を抱きながら生きる意味が見えなくなって小さな明かりに群がる蝶々不器用に手の鳴るほうへ落ちて また一人寂しいと泣いているそんな繰り返しばかり何も変わらない場所
楓 さん作 [387]