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楓 さんの投稿された作品が134件見つかりました。
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†羅列の園
矛盾と怒りを抱え破裂寸前の理性に問うこの世界に 何を遺し生きる俺はまだ気付いちゃいない大切なモノ 目指した先が現実になる なんて約束もない怨み辛み 苦しいだけが真実じゃないと信じたいどこかにある きっとある まだ信じていたい裏切り かなしみ 絶望 救い何も彼も反比例 比例するは手首の痕本当は俺もおまえも気付いてる優しさ人を想い傷つき人を想い笑ってるきっと これが世界のメカニズム 逃げれない生きた
楓 さん作 [293] -
†“I am a hero”
君に触れたくて 今日も影から見つめてる気付いてほしい 気付かないでほしい矛盾だらけの恋想(コイゴコロ)は 稔ることはない当然、気付いている 正攻法じゃどうにもならない「片思い」言葉にすれば綺麗でも実際は切ない望めば望むほど 現実が圧し寄せるいつか… なんて希望は無くて鏡に写るのは虚しさと眠る男の姿相変わらずな光景に吐き気を覚え薄暗い排水溝に流しました僕は君だけのヒーローだから今日も見守ります嬉
楓 さん作 [335] -
†-朽ちた蕾-
今日は僕が産まれた日だから不本意ながら祝おうか今日は僕が笑った日だから孤独に浸りながら笑おうか今日は君と出会った日だからいつもより空は青いの今日は全てを失した日だから窓から雨を見つめているのねぇ 神様 僕にまだ希望があるならささやかな優しさ 一つくださいもう 空を見ても 虚しいだけ届かない 輝きに 眼を塞いだ訪れる春を待てずに蕾は枯れ落ちて二度とは咲かないだろう 土に埋もれる眼の前の桜ばかりが囃
楓 さん作 [274] -
†ごっこ遊び
君と僕の独り遊戯 混ざり合う事はなくて虚しさばかり込み上げる哀しみの独り舞台嫌い 嫌い 好き 嫌い 素直になれない その顔が大好きですガラス越しに見つめる 今夜も二人きり眩暈のように溶けていきたい今だけは二人の世界 朝が来ても関係ないの 二人の闇は明けない罪深い 僕を「愛せるかい」 理不尽が付き纏う夢見がち 君が笑う 未来など描けないけど寂しくて 寂しくて 今日も君を待つストイックがちな僕を慰め
楓 さん作 [384] -
†愛しい人
所詮、私との恋なんて積木遊びなんでしょ高く積み上げては 軽く崩してしまう恋に恋するお歳頃 「最愛」なんて夢見てお伽話の王子様は来ない 現実に気付かされた「君の為なら死ねる」とか本気で思ってた解っているよ 釣り合いがとれてない盲目な兎は寂しくて 一人鳴いてたやっと叶った夢抱え 闇に沈んで…所詮、私との恋なんて積木遊びなんでしょ高く積み上げては 軽く崩してしまうわかっていたわ 別の子がいるんだね無理
楓 さん作 [299] -
〜夢見ヶ丘〜
現実主義が邪魔をして夢見ることさえ 虚しくて凍えた夜を生きる兎「寂しい」と泣きました皆が好きな「恋」がほしい星空に願っても叶わないと知っているけど今、この眼に写るのは真っ黒い空に小さく光る 星々だから夢のなかなら会えるのかな誰か 素敵な人に想い続ければ 会えるのかな…でもロマンチストになりきれない
楓 さん作 [291] -
〜金糸雀〜
ねぇ わたしは上手く笑えているかな君の顔がよく見えないねぇ この声は届いているのかなずっと ずっと 不安なんだ誰もいない部屋から見る星空は寂しげで窓を揺らす風の音が静寂に響く時を止めて 明日が来ても 何も変わらないのなら無理をしても報われぬなら いっそ星になりたい君をいつも見ているよ 電信柱の影 踏んでお願いだから 気付かないで 胸が裂けそういつか わたしも大人になって勇気持てたなら君にね この
楓 さん作 [311] -
†〜永眠〜優しい眠り
〜永眠〜優しい眠り今日も誰かのコトバに励まされてほんの少し 羨ましくて 妬んでいるよ妄想も空想 自由自在な 夢のような自分描いて罪深いコトバ 今日もわたしを殺していくこれで何人目? 昔より好きなれた自分 それでも時間と共に消えていくほんとは「大好き」なのに…脆弱な心は震えて 明日を生きる希望さえも見えない薄弱な想い 裏腹に 手首を傷つけても「生きたい…」と願ったあぁ あなたに似合う わ
楓 さん作 [339] -
†Utopia
誰かが誰かを傷つける とても素敵な世界だねそして 誰もいなくなった ぬけがらの大地太陽に焼かれてもイヤだと言えない彼は雨が降る日ばかりひたすら待った落ちる 落ちる 気持ちと言葉涙色の 渇いた 肢体と頭脳もう何も欲しくない静寂だけを一人だいてもう傷つきたくない理性だけをそっと隠して壊れそうな今をただ 耐えている誰もが誰もを嫉み憎むとても素敵な世界だねそして 自ら命を断ったかりそめの優しさ(誰が望ん
楓 さん作 [288] -
†青い空 黒い雨
眩暈を誘う思い出の1頁 いつかの言葉 ゆらりゆらり両手を見つめ 無力を知った あの日の気持ち 忘れぬように幾多に別れ 蕾は延びて 綺麗な花を咲かしたいと笑窪を裂いて 笑ってみせた あなたの気持ち 忘れぬように雨は病まぬ八月の通り雨 私の気持ちも晴れぬまま青い空が見せた あの優しい思い出 箱に詰めて 離さなきゃよかった夕立のなかで笑っていられたのは あなたが隣で支えてくれたから失って気付いた 情け
楓 さん作 [276]