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楓 さんの投稿された作品が134件見つかりました。
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†風車
月明かり 嫌い 私は一人今は照らさずに… 解ってよ夢を見たの 貴方の夢ふたりは幸せに笑ってたくさんの かなしみを乗り越える 強さが今、私にはなくてただ貴方の一番になりたくてその為なら手段 選ばないわただ一人の夜が怖くて貴方を求めてるだけだとしても浮世の運命 回る風車くちづけ 交わす あの日の夜も貴方は一人 遠くを見つめ夢に見たの 幸せな家庭ふたりはずっと一緒たくさんの よろこびを分かち合う 気持
楓 さん作 [281] -
†呪縛
天才 天命 付き動かされる愚かな罪人夢は夢 そんなことも忘れたか息をして 眠る 当たり前の行為を僕は忘れてしまった十年 二十年… 何年たってもこの気持ちは癒されない痛い… 季節は変わり桜も散り 新緑が始まろうとも恋は冷めない悪夢の呪縛 離れられない君のことすぐ後ろから迫る衝動 「早くそこから飛び降りろ」冷たい雨に心が軋む ドアを開けたら今日も雨虚ろな姿で手紙を見つめ 今日も一人 呟いた静かな眠り
楓 さん作 [337] -
†望遠鏡
一人きり 明日を見て 覗き込んだ望遠鏡キラキラと眩しくて 何故か涙が思い出よ かなしみよ またいつか「さようなら」焼け爛れ 膿み出した 古傷の跡どうして 人は苦しむのだろう生きる事 白紙にはできず無理をして 息をして また今日も眩しいだけの太陽を眺めるあぁ この涙さえ君には見えてない幻ほら、やっぱりこんな二人じゃ釣り合わないかな…今日も降り出した雨のなか小猫のように泣いてるほら、寒いから家におい
楓 さん作 [267] -
†離れ道
桃色のワンピース 貴方にお似合いね 私とお揃いの傷痕浮足立って 前に進めません 貴方に躓き 回り道どんなに 好きでも それは叶わぬママゴト 夢見事諦めて 明日から生きなさい 誰かの為じゃなく 自分の為視線ばかり気になる今日この頃もしかして お気がおあり?でもいけないわ 私にはあの人が…どんなに素敵な果実も放置したら次第に腐り果てる「倦怠期」の夜 流せるだけの涙と心中します絵に書いたような幸せとは
楓 さん作 [290] -
†雨だれ
ポツリ ポツリ 感じてる雨のような痛み空っぽな心で受け止める 君の涙 冷たいよ理想 理解 そんなもの誰にも解る筈がない空っぽな心が呟いた 弱さ 佇むビル街救いを求めた堕落者が最後に辿り着く神頼みもしも それが叶うなら 今まで散った願いは何だ?信じれる者は己のみ それを深く刻め刻め脳裏に焼き付く 優しさを履き違えないように自分の力 自分の声 それだけを頼りに欲望、亡者の渦巻く この都会で生き残れ賽
楓 さん作 [309] -
†恋愛シアター
スイッチ入れれば今日も誰かが恋してる指をくわえて 羨ましそうに見る貴方殺意さえ湧いてくるわ 他人の幸せって醜くなぁ〜れ 本性 剥き出してみろよ貢がせ貢いで尻軽女が一歩三歩得意の目配せ 心にフィットでストライカーアァ 今夜は誰と踊るの? 嘘つきな舌使い夢のひと時 根暗クラクラ 姫ゴトよ君と僕には関係ない つまらないお伽話流行り病みたい 安定剤を投与ツクリモノノ愛 酒の肴に とんだ喜劇ね(笑123
楓 さん作 [341] -
†密恋
今日も朝から貴方の写真を見ています次はいつ会えるのでしょうか?胸が高鳴ります桜日和 二人だけのラヴロマンスはいつ頃 上映予定\r早く皆に知ってもらいたい 私だけの王子様Hey!! Hey!! 咲かせてみせましょう 恋の花営業なんて知らない それが素顔なんでしょHey!! Hey!! 咲いてみましょう 貴方のため貴方を輝かせられるのはあたしだけ今日も寒い夜、貴方をお持ちしています次はいつ会えるの
楓 さん作 [282] -
†生命の根源
「死にたい。」おまえに何が解るんだ?神様だなんてペテン師が理性を噛み殺してもがく意思を苦しみに混ぜ混んだ朱い涙どうせ短い余生、楽に生きよう怨みを重ねて いつか きっと来世に期待してる場合じゃない今こそ揺るぎない憎悪を打ち付けろこの心は汚れる為にあるわけじゃないこの体は傷つける為にあるわけじゃないもう一度 見直して疑うだけが人間か 恐れるだけが生存か唇噛み締めて 力を入れろ哀しみ乗り越えて強く生き
楓 さん作 [302] -
†密室から愛を込めて
巻き付いた鎖を引きづって君のもとへ 今…吐き出す言葉は叫び声になり憂鬱な気持ちは膨らむばかり誰も助けてくれない信じられるのは自分だけ引き裂いた明日 眼を疑うスピードで崩れ落ちた僕らは落ちた世界で生きていくだろう何も怖くはない 哀しくはない 痛みは傍にいるからいつか望んだ答えさえ無意味と捨てて思い出ばかりに縛られないように密室から叫ぶ‐‐‐‐‐‐‐煌めいた未来 音速でバラバラに吹き飛んだ僕らは何も
楓 さん作 [345] -
†secret word
無意味な争いそのなかで何を得たのか失う事の多さに変わりないのに退屈な日々そのなかで何を学んだ優しさは平等には降り注がれない悔しい想いバネにして群衆を手にかけたたった一つの迷いから 「最悪」を選んだ薄い罪悪感 安い嘘 もう堪えられない起爆装置を片手にはしゃぐ子供きっと誰も近寄れない 無法地帯「一番」を振りかざし虚勢を張ってる怒られる事を知らない かわいそうな子供ドス黒い雨のなか 気付かない罪も罰も
楓 さん作 [281]