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楓 さんの投稿された作品が134件見つかりました。
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†傀儡女
溢れ出す欲求にかられ繰り返される卑猥な行為忘れた筈のぬくもり浮かべ虚ろを抱え一人で「おやすみ」零れ出す涙の訳と支配される悦びが比例する廃れた愛に縋り生きるバカで救えない妄想少女いつか帰ってくると… 通り過ぎた背中切なさに包まれ 後悔に沈んだ今も信じているよ 哀しくないように元気にしてますか? 届かない声冷え切った部屋であの日を思い出さぬように強く 痛く 深く 奥へ埋めたそれでも気付けば貴方がそこ
楓 さん作 [329] -
†「青」
真実はいつも重くこの体にのしかかる目に写った幼き日今はもう届かずに… 腐る躍らされた屈辱の日々知らなければ幸福?息も詰まるような世界それが紛れもないリアル空を見上げても「青」なんてない息を隠しては 涙ぽろりぽろり下された罰 怨み恨まれ傷つけた心の対価欲望ばかり溢れた結果 笑顔を無くした人形もしも僕に小さな可能性があるなら…自惚れないで 自信過剰は自分さえ見失う拒絶する事で耐えた代償を今まさに 此
楓 さん作 [297] -
†-想-
上辺だけの感情論宣うことはバカにもできる矛盾だらけの回答に吐き気を覚えた胸を刺す 孤独と寂しさ ほら、どこに希望があると…?涙ばかり流した道も かなしみが渇いた日には光輝く?気持ちを殺して笑うあの日も生きていた胸を張って言える時はまだ先のほう眠りの中で誰かに求めた救いの言葉は掌は誰にも気疲れず 笑っていたかった悲観も失望もいつかは消えるのか色褪せていく あの記念写真と共に心も涙さえも錆びて モノ
楓 さん作 [286] -
†絶世の人
耐えて 耐えて 耐えた この想いを解き放つ日は来ない臆病すぎた思考には 愛情など理解できずほら そこで笑っているんだろう惨めなほど悲観的な私を傷を舐めても傷つけ合う二人にもうこれ以上 何が残っているのか?上辺 理性 鍵付きの心に深く閉ざした深遠の愛矛盾と葛藤を繰り返し 貴方の影を追っている「巡り会わなきゃよかった 」叶わないなら絶世の人 夢見がちなほど狂い 恋慕うほら そこで笑っているんだろう惨
楓 さん作 [319] -
†神罰
常識に染まりすぎて いつしか失した大切なモノ「豊かな頭」は見る影もなく寂れた大地に変わり果てた欲しいモノは受け入れ要らないモノは捨てるそんな簡単なことに躊躇する己を裁け苦しんだ... 自分は無駄ではないけれど少しだけ「普通」に憧れていたんだ気付いたなら せめて手向けの餞を昨日までの僕は死んだ産まれ落ちた日 断罪の日 苦しみの中で笑えと 神が言う前世の罪 来世の罰 共に生きろと心が歌う生きろ 生き
楓 さん作 [340] -
†ヒューマノイド
抜け出せない 逃れられない 世界の渦に飲み込まれそう今日も明日も夢ばかり見てる僕は現実に取り残されそうで一人が怖い 時間ばかり過ぎる夜が終わる太陽が差しても 心が晴れることはないきっと誰もが幸せなんか知らないきっと誰もが痛みに耐えているそう言い聞かせることで 今日も息をする笑わない 眠らない 涙を流さないそう僕は…胸を締め付ける声 君が笑う声まだ僕だけを残し静かに消えちゃうの掻き乱す皮膚 擦れる
楓 さん作 [280] -
†籠ノ鳥(かごのとり)
嬉しかったんだ 君に出会えて私は自分を好きになれた気がしたんだでも、やっぱり弱さは変わらない一人の夜の寂しさにまた一つ気付いたよ曖昧な言葉 私は君の彼女でいいんだよね?答えなんてないけれど電話ごしに話せば何でも言えるのにいざ会うと何も言えなくなるだけど確かめたいんだねぇ「私を愛していますか?」携帯のメモリー 眼を塞いできたあの娘の名前 いつまで耐えればいい「おまえだけだよ。」その言葉まだ信じてい
楓 さん作 [314] -
†哀しい歌
「死にたい」明日消える 君の命を前にこんな事言いたくないけど君のいない未来などに未練など感じなくて僕は酷く臆病だから 歩くことも怖くて 時間は止まったまま早く動き出さなきゃ 早く動いてくれ それでも折れた秒針は進まない苦しくて どうしようもなくて 死にたいなんて言うの人から見たら 何てたわいもない理由だとしても僕には辛すぎる だから「逃げ出したいんだ」「死にたい」明日消える 君の命を前にこんな事
楓 さん作 [287] -
†蕾
ほら、蕾が咲く日まで ボクを待っていてねもう 知らないふりしないできっと花咲かせるから荒れ果てた地 一つ落とされた種こんな場所で咲く訳がない皆、口々にそう言うけれどボクは此処で生きていたい水→愛情→肥料→太陽水→愛情→肥料→太陽観ず→哀情→疲労→耐用観ず→哀情→疲労→耐用ボクは生きられかな?ねぇ、まだ蕾が咲く日まで ボクを間引かないでいてよもう 気付かないかもだけどきっと花咲かせるから君に見てほ
楓 さん作 [324] -
†オーバートリップ
煙草が進む お酒が進む また一つ 死に近づいた えへへそんな君を鏡越し 見てる僕は何を言おうか 何をしようか煙草が回る お酒が廻るまた一つ 理性を押し潰した そんな君は今日も つまらない何を思うのか 何を願うのか大好きです 君がいれば死んでもいいそんな台詞 似合いはしない窓に影を 手首には傷をそれが自分らしい 生き方?あっ あっ あん また暗幕に圧し潰されそういや いや でもいいや 甘い快楽が迫
楓 さん作 [269]