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黒谷碎 さんの投稿された作品が27件見つかりました。
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mysterious impulse
流されたり突き動かされたりする自分はまるで教科書の通りだった世界の広がりそんなこと目の当たりにすれば地図ほど下らないものはないどこで崩れ落ちるか分からないような当てのないらせん階段を誰もが登ってゆこうとしている何度も上を見上げようが実際の天井など隠し事になると決まってるのにそれでもまだ突き進む 明日へ明後日へSomething provoke me 不完全な壁を越えたいと願えばもう変えられない物
黒谷碎 さん作 [171] -
電子音
タイムマシンのように不可能を可能にした時代背景同じ自分が2人いるはずないが探し出した瞬間に記憶が吹き飛んでネオンの中を旅したバスケットゴールに投げ入れた後悔をスローで見てみよう見間違えてるだけだからさStart何てことだよもう充分じゃないか ?電子音に動かされるなら未来像にぼかしなんて通用しないのに内ポケットに隠し持った愛想もどこかで落としていてどんな策略や口実があったとしても真っすぐに進むしか
黒谷碎 さん作 [160] -
Nothing一ness
意外と面倒な対人関係に第三者としての衝動を投げかけた世界を遠浅で見てみればいいかもしれないって全てを失うと思えば1つ身を引いてみればいいさ見ず知らずの感動を追って 裏切られるパターン化に誰もが口走る Nothing一nessでもどこか矛盾していくんだ今日からまたスタートラインを去ってゆく
黒谷碎 さん作 [185] -
Avanクラブ 〜vol.8〜
多数の人間から責められるのはどんな時でも辛いものだ。ああ、まさかここにいるのは自分だけなんじゃないだろうか。一同は再び沈黙してしまった。そこでふいに橋本が聞いた。「大黒さんは誰だと思っているんだ?」「誰とでも思ってませんよ」「それではただの偽善者だ」「僕は弁護士です。それに、むやみに疑惑を持ってもしょうがないと言ったはずです。」「もしかしたらこの2人が幻想と声なんじゃないですか?」佐野が押した。
黒谷碎 さん作 [148] -
Avanクラブ 〜vol.7〜
未央は彼らの会話を聞いてるうちに、夢であることを疑い始めた。それと同時に親近感が湧き、夢から出たくないという感情も増した。「白田さん?」と、聞いたのは意外にも内田だった。「白田さん、ご無事ですか?さっきから全く声がしないんで」どうやら長いこと考え込んでいたらしい。名前を前につけるまどろっこしい制度もなくなったようだ。「白田さん、お分かりですか?今、あなたが疑われてるんですよ!」木村が必死に言った
黒谷碎 さん作 [130] -
ABCDX
偽善者やってますと言って今日は人間関係にアンダーライン素直に悪事を働くよりは嫌々で平和をやってる方がいい金縛りを解いて朝まで呼吸をしているだけだ全米が涙しても僕は決して泣かないさ未来志向の偽善者やってます
黒谷碎 さん作 [158] -
Avanクラブ 〜vol.6〜
「橋本だが、まさか我々はみんな同じ境遇に立たされているんじゃないか?」「木村ですが、私も一緒です。なかなか人間関係も難しくて」この瞬間、一同はここがどんな場所なのかを悟った。そう、我々は選ばれた者ではなく、選ばれなかった者なのだ。声は選ばれる快感を味わえとでも言うのだろうか。 「佐野ですが、そろそろ疑い合いをしませんか?」「橋本だが、もう誰かに疑惑を持っているのかい?」「ええ。あなたにね。」空気
黒谷碎 さん作 [308] -
Avanクラブ 〜vol.5〜
「橋本だが、このままでは埒があかない。あと2人ほど声を聞いていない者がいると思うのだが?」すると若風な声がした。「大学生の内田です。まあ、正確に言えば留年していたタチですが。いろいろ考えてみたんですけど、良策は思いつきませんでした。」「橋本だが、もう1人は?」「元木です。人見知りなもので、こういうのは苦手で・・・」話は淡々と終わった。どうやらこの8人?の中でやたら高いハードルはいないようだ。逆に
黒谷碎 さん作 [163] -
季節短歌
背が伸びぬ 暗い春を迎えれば願い合わせる小さきたけのこ道端にもどかしく咲く白綿毛に風は来るさと人は去り行く星空を眺めて落ちる茶色帽拾って気づく水面夜空天の川月の光に照らされて夏か秋かも分からぬ夜空秋入りて狐ヶ峰は赤入りて道先眺める日々の山色
黒谷碎 さん作 [168] -
前半戦
道端で拾ってからこの花は大切に育てている過去の風上へ近未来なんて知らないけどそれだから迷える今流星群がやって来たと噂だが今夜の天気はくもりだったいつもこんなものさゼロから始まる中途半端な旅自分に罪はないのにちっぽけな世界に迷い込んだでも信じないと生きてられない急に襲われる虚無感にも立ち向かえるCR.TTU
黒谷碎 さん作 [153]