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リエ さんの投稿された作品が74件見つかりました。
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叶わない望み‐3
たくさん泣いた。『わかった。最後まで迷惑かけてごめんね。ありがとう。』ずっと寝れなかった。ご飯さえ受け付けなくなっていた。朝に電話した。「もうずっと付き合えない?」「先のことはわからない。」冷静だった。今まで別れの話になったりするとパニックになってるのがわかるくらいメールの誤字が目立っていた。だけど今回だけは、一字も間違えずに返ってきていた。それほど真剣に考えていたことがわかった。泣いているうち
さき さん作 [218] -
叶わない望み‐2
夏にも同じようなことをした。今さらだけど、ほんの少しの寂しさ紛らわすためのことがこんな事になるなら、寂しいなんて思わなければよかった。電話の日から2日後。久しぶりにメールがきた。「やっときた☆」『未だに俺に何を望んでいるのかわからない。上手く付き合っていく自信ない。別れよう』冗談だと思った。だからわかったとメールした。だけど怖くて、いやだってメールした。『悪いとこなおすよ。あんなことしないよ。も
さき さん作 [318] -
叶わない望み‐1
あまりにも唐突だった。私の誕生日、ペアリングを2人でみた。「どうしよう。選べないよ。」かわいいのがたくさんあって、結局決めれずに終わった。「俺が決めとくよ☆」18日後の記念日までの約束。誕生日の5日前は、家に彼が来て、帰る時に大泣きした。これからを考えると、春休みの今だけしかゆっくり会う時間がないと思ってた。「いっぱい泣いていいよ。」無言で泣き続ける私を、そっと包んでくれた。小さい頃から、自分の
さき さん作 [267] -
二人乗り☆
私の憧れてた、好きな人との二人乗り。彼の広い背中をみながら、腰に手をまわすのが恥ずかしいから彼のシャツをギュッと握る。「みんなに好かれてるよね」「そんなことないよ」「おまえもみんなのことが好きって感じだし。みんなと仲良しってとこが好き。」たわいもない話をしながらいろんな景色を過ぎていく。そんなにいぃ子じゃないのに…そう思いながら彼の声から、表情を思い浮かべる。「姉ちゃん…大山さんとは仲良くない
さき さん作 [200] -
バレンタイン
最初は小6。好きな人にチョコをあげたくて、用意していた。学校へ行くと友達が先に渡していた。私のランドセルにしまったチョコは妹のおやつになった。次は中2。初めての手づくりで、初めての彼氏に渡した。料理もおかしも、作ったりするような性格じやなかったのに…去年の今頃初めて迷っていた。友達のままでいるか、それ以上になるか…友チョコでいいかなって思ったけど、君への想いはそんなんじゃなくて…だけど仲良くなり
さき さん作 [291] -
ごめんの返事
必ずごめんって言う。私のわがままにもごめんって答える。寂しい思いさせてごめんって言う。やきもちやいたときもごめんって言ってくる。何かした?ごめんねわからないのに謝る。ごめんが返事のように聞こえてくるんだ。本気で悪いとは思ってないんだなって受け取る。だけどごめんに意味はあった。私ジャマだよね?ごめんね。明日もがんばろう☆おやすみ☆このメールに、ごめんなって返ってきた。なんだジャマだったのか…ごめん
さき さん作 [254] -
価値観
「タイミング合わないね」私の大事な男友達が言った。「うん。全然合わないの。」私と彼氏の話。男友達に、私がずっと心にひっかかっていることを言われた。最初は頑張ってた。大好きな人が私を好きになってくれたから。片思いの時も、相手が4時起きなら私も意味なく起きてみたり…だけどできなくなった。だからやめた。そしたらね、共通するものがなくなった。メールしたくても夜型の彼と朝型の私では時間が合わなかった。好き
さき さん作 [223] -
よかった。
あなたを好きになってよかったこと。それは友達を大事に思えるようになったこと。マブなんてその時だけで、だから浅く広くでいいって思ってた。あなたを好きになっていくうちに、どんどん友達を大事にする自分がいた。どんどん自分をさらけ出すようになった。あなたを好きになってよかったこと。それは、親にも友達にも甘えられるようになったこと。自分を偽ることをやめた。そして1番、あなたを好きになってよかったって思える
さき さん作 [225] -
わがまま
「わがまま言っていぃからね。」そう言われたことない?女の子だもん。わがままは自然とでちゃうよね。とくに好きな人の前では頻繁に。何となく、甘えられる場所なんだって思えるから。唯一ぁたしが弱くなっていぃ場所なんだって。だけどね、最初に言われたの。わがまま言っていぃって。最初から言われると、私そんなに弱くないって意地はるし、わがまま言うのがなんだか気の毒になってしまって…私たち同じ立場だからきつい時も
さき さん作 [233] -
ごめんね。
ごめんね我慢できなくて、平気になれなくてごめんね。しかたないってわかっていたから、平気って言って笑ってた。だけど私は、そんなに強くはなくて、女の子に触ったり、彼女よりも多く話していたり笑って見続けるほど大人ではなかった。先月の記念日、最悪だったね。あの時も私は今と同じ気持ちで、毎日頻回にするメールは一日シカトして、別れを切り出した。だけど、すぐに仲直りしてしまった。好きだったんだもん。だけどあれ
さき さん作 [274]