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ﾀﾞﾀﾞｧｰｲｽﾗ・ｱﾙﾄﾘｯﾁ さんの投稿された作品が9件見つかりました。
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叫ぶ犬になる
叫ぶ犬になるはじけとぶ鬼火になるとぐろまく蛇になるなぜ 始めから 殺してくれないの？引き裂かれた 私を 月の光で 照らして 癒して 下さる信じる信じる
ﾀﾞﾀﾞｧｰｲｽﾗ・ｱﾙﾄﾘｯﾁ さん作 [323] -
きずもの
足下から崩れ落ちて灰色から彼岸過ぎる迄群青からひかりの届かない所迄悲しくても寂しくない所迄月に帰るのかしら星の骨を拾うのかしら水の意思がわかるところまで足を休められるところまで
ﾀﾞﾀﾞｧｰｲｽﾗ・ｱﾙﾄﾘｯﾁ さん作 [283] -
しみ
全ては終わってしまっていた私は青い空の下自分が昔泣いていたわけを思い出せずにいる奥歯が軋んで星の記憶に触れそうになる忘れられた光達が私を追い越して走ってゆくいずれまた会う人の影がそよぐ風の中でゆれていた
ﾀﾞﾀﾞｧｰｲｽﾗ・ｱﾙﾄﾘｯﾁ さん作 [308] -
かんぴょう巻き
プラス思考マイナス思考ﾄﾞﾁﾗでもﾅｲ思考アルイは思考停止冗談じゃないひんしゅくをかって生きるにはどうすればいいか？神様 は？いづれまた､今度となりの席が空いてる時に…う ずら ずら ずら
ﾀﾞﾀﾞｧｰｲｽﾗ・ｱﾙﾄﾘｯﾁ さん作 [409] -
手を放すのか
ああ！そうか！今僕は負けようとしてるんだ！手を放すときがきているんだ！どうりで夜空の夢ばかり見ると思った！涙がでてくるな！どうしようか！誰かがきてぶん殴ってくれるとかしないと！ひっかかってるのは苦しいけど！自分から放すわけにはそれでもいかないから！ああ！かなしい！ハハ！
ﾀﾞﾀﾞｧｰｲｽﾗ・ｱﾙﾄﾘｯﾁ さん作 [319] -
ガタピシ
心が折れてしまったそこから流れ出るはずの水はとっくの昔にそこここの 見えない亀裂から流れてしまって干からびているのがここから見えるさよならだ放っておけばいい日の光が勝手に潤いをくれるだろうそこで見ていればいい瞳の濡れていくのを
ﾀﾞﾀﾞｧｰｲｽﾗ・ｱﾙﾄﾘｯﾁ さん作 [293] -
バイバイブラックバード
過ぎ去った光と影が私を責める夏の日の水しぶきと誰かの声が胸をしめつけるじき幕が降りるそして私はまた美しい人に会うだろう輪は廻り続け人がまためぐるだろう私は私が何を悲しんでいたのか今わかったうたえ！黒い鳥！もっと！もっと！全てに降りそそげ！
ﾀﾞﾀﾞｧｰｲｽﾗ・ｱﾙﾄﾘｯﾁ さん作 [319] -
ゴム毬
なぜ 血と肉をくれないのですか？骨をこすりつけ､血管を毛細の先端までなぞってくれないのですか？表皮を一枚一枚めくりその下に住む 小人達に 語りかけてくれないのですか？確かに この体の何処かに スイッチが隠されておりそのスイッチを押すためにはしっかりと栄養をとり 適度な運動 規則正しい生活澄んだ瞳 まっすぐな背筋 気持ちのいい挨拶生と死をみつめる強い心
ﾀﾞﾀﾞｧｰｲｽﾗ・ｱﾙﾄﾘｯﾁ さん作 [329] -
ジーナ
午後の日差しのなか 澄んだ流れに浮かんでいた私そして私は私から去り 揺れる水草と空の間の空白風に飛ばされた赤い帽子 影の人々のおぼろな営み始まりも終わりも どこかへ行ってしまって洗濯物といっしょに 私はずっと留守番をしている白い壁の家 日向の温度のなかで ふわふわと浮かんでいる今度釣りに行く約束わした 白い雲の淵の友達皆 帰り道を忘れ影ふみ
ﾀﾞﾀﾞｧｰｲｽﾗ・ｱﾙﾄﾘｯﾁ さん作 [348]
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