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るー6 さんの投稿された作品が90件見つかりました。

 
  • いじわる先生 31 〜必ず倒すんだ〜

    「この呪印は、いじわる先生の下へ近づくにつれ、痛みが大きくなる。最悪…一緒に行動できなくなるかも…。」「そんな…。この呪印、消す方法は。」「いじわる先生を倒す。それしかないんだ。」呪印は、いじわる先生に近づけば近づくほど痛みだす。最悪…一緒に行動できないなんて…。「だから、僕優太に言ったんだ。『一緒に頑張ろう』って…。」「……。」「優太がもしあのまま落ち込んでいたら、2人とも頑張れなくなるから…
    るー6 さん作 [493]
  • いじわる先生 30 〜幸輔の異変〜

    『今やる事は、いじわる先生を倒すことだろ。』『じゃあ、頑張ろうよ。』『こんな所で、負けてらんないよ。』幸輔の温かい言葉が、優太の脳裏に浮かぶ。「幸輔。腕を見せてくれ。」幸輔が痛そうに押さえていた左腕を見てみると、「何だよこれ…。」そこには、『呪』と書かれた印があった。どうやらこのせいで、痛みが来ているようだ。「どうして…。」優太はあわてるばかり。「ごめん優太…。僕隠してたんだ。この事。」「…幸輔
    るー6 さん作 [460]
  • いじわる先生 29 〜2人の絆〜

    「……。」「オレ…だったらここで、死にたい。」優太の目から、涙が出てきた。「なぁ幸輔。死のうよここで。どうせ殺されるんだから。」幸輔は、泣き崩れる優太を見て、そっと言った。「優太の言ってる事も、分かる。確かに僕らには鬼武士たちに対抗できる武器を持っていない。」「幸輔…。じゃあ…」「でも、今やる事は、いじわる先生を倒すことだろ。」「幸輔…お前、生き残れる自信があると言うのか?」幸輔は強く頷いた。「
    るー6 さん作 [496]
  • いじわる先生 28 〜混乱、優太の弱音〜

    まず最初の部屋は、地下倉庫。それほど広くないが、何か分からない荷物で一杯だ。蛍光灯の明かりが、臨場感を漂わせる。クラスメイトは、誰も話してなかった。次の部屋は、いよいよ工場内部。現在フル稼働中で、鬼のような武士、鬼武士が大量に作られていた。それらを見て、全員機械に身を潜める。敦士さんは、出口となる扉を確認している。「出口見つかったら、オレに連絡しろ。」無線で話している姿が、何だか格好良かった。…
    るー6 さん作 [449]
  • いじわる先生 27 〜タワーズ内部へ〜

    その頃、幸輔たちは、一刻も早く涼子を見つけるべく、足早に地下通路を進んでいく。「こんな所よく1人で…」幸輔の独り言にもみんな納得しているようだ。「ぼ…僕もそう思います…。」拓也も、初めて移動中に自分の意見を述べた。すると、先頭にいる敦士さんが、「もうすぐだ。」よく見てみると、地下通路の先に、入り口と同じような扉があった。「あの先は、どうなっているんですか。」幸輔は、敦士さんに聞いてみた。「みんな
    るー6 さん作 [457]
  • いじわる先生 26 〜もっと許さねぇ。〜

    「…あれ?涼子は?」敦士さんが辺りを見回すが、涼子はいない。「はぐれたってことはねぇだろ。ずっと一本道だったし。」良太が寝起きの顔で言った。幸輔、優太、拓也の3人は、ただ顔を見合わせるのみ。「先生…。」「幸輔。先生も実は心配だったんだ。もしかしたら1人でどっか行って、バーン…!と撃たれたりとか…」バーンの音にみんな震えた。「ま…まさか、殺されたって言うの先生?」拓也が若干震えながら言った。「それ
    るー6 さん作 [444]
  • もし、愛に格差があっても。12

    菜々の家へと向かっている途中、『これに着替えて。』『…えっ?』走太には似合わない高そうなスーツ。『ぴったり合うかなっ…』『それより、何で着替えるんだよ。』『ニュースの事。走太さん…心配だから。私の家の執事になってもらおうと思って。』という流れだ。執事?…か。これでとりあえず、強制労働は免れた。「走太さん。」「…はい。」そう声をかけられ、走太は菜々の横へ。「これから、私の執事となります、東原走太さ
    るー6 さん作 [430]
  • いじわる先生 25 〜沈まない怒り、消えない殺意〜

    「ようやく姿を現してくれて、私は今だと思ってあなたの写真を撮った…警察に見せるため…そして、あなたの人生を地獄へ落とすために。」「…涼子。オレがなぜ、お前の両親を殺したか分かるか?」「…なんなのよ。」「お前の両親からオレは、金を巻き上げられた。騙されたんだよ。」えっ…。涼子は口だけ動かした。「詐欺にあった…ってこと?」「あぁそうだ!お前の親が、オレを騙した!コツコツ貯めてた金を、一瞬のうちに持っ
    るー6 さん作 [475]
  • もし、愛に格差があっても。11

    国会議事堂を出てしばらく走ったら、菜々の姿があった。菜々も、走太に気づいたのか、軽くお辞儀をした。「どうした?こんな所で…。」「私、あのニュースを見ました。」「それより、どうしてオレがここにいるって…。」菜々はその言葉を遮った。「私は、お母様によく言われています。『金持ちの人と結婚しなさい。』って…でも、それは結局、遠藤家の財産を強大にすることだけが目的だった…。」「…オレじゃダメなのか。」「そ
    るー6 さん作 [391]
  • もし、愛に格差があっても。10

    走太は、返事ができないまま、総理が来てしまった。「で…話というのは。」菜々は、走った。どこまでも走った。泣きながら走った。でも、この感情をぶつけるところなんか、もう何処にもなかった。気づけば、初めて会った場所まで来ていた。走太さんが、このままだと強制労働に…そこに、家政婦が走ってきた。「菜々様!」菜々は、振り返らず、ただ待っていた。「菜々様。お見合いの時間は午後2時です。」「…それだけ?」「それ
    るー6 さん作 [366]
 
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