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なお さんの投稿された作品が203件見つかりました。

 
  • 最後の言葉さえ

    「「…………」」二人で、一つのベッドに横になり、眠りにつく。いつからか、そんなやりとりも当たり前になっていて。俺も、いつかのときめきを忘れかけてた。思いだそうと…していなかったかもしれない…冷めた愛。それが、ここにある。俺たちは、愛なんてものをもう二度と歌えない。無機質なベッドの感触が、やけに悔しかった。別れの気配が、漂っていた……「……………」彼女が、起き上がり、ベッドから出た。俺は、少し戸惑
    なお さん作 [593]
  • えんじぇる☆?

    あれから、俺たちは約束もしていないのに、放課後、屋上で会っていた。芽衣は、客観的に俺を見てくれて、何でもはなせる存在になっていた。芽衣と話すことで、少しずつだが、失恋の痛みが消えていくのがわかった。「ねぇー…直はさ、結局のところ、どうしたいわけ…?」「どうしたいって…わかんねーよ……けど、藤峰に勝つ自信なんてねぇし…」「そか………」悲しくて、思わず空を見上げた。茜色に染まった、きれいな夕日が俺た
    なお さん作 [318]
  • えんじぇる☆?

    「これ…直くんにだけ言うんだからね…?」「わかってるって。で、何…?」「藤峰くんって、好きな人いるのかな…いないんだったら頑張りたいんだけど…」「藤峰かぁー…大丈夫だよ…美咲なら。頑張れよ。」「本当に?……ありがと!」------------「何やってんだろ…俺…」屋上で、一人ため息をつく。誰もいない屋上は、俺の唯一安らげる場所だ。「藤峰かぁー…やっぱアイツモテるんだよなぁ……」好きだったんだ。
    なお さん作 [305]
  • 愛してやるよ…?

    「………別れた」ホットミルク片手に、亜衣は震えながらいった。「………そっか」「…これ以上聞かないの……?」「言いたくないこと聞くやつがいるかよ。」「ありがと…///」そう言って、亜衣はまた一口ホットミルクを飲み込んだ。「まぁ、おまえが望むなら、相手を殴ってやっても良いけど。」「…それはだめ」「分かってる」亜衣の優しさが、異様に悔しくて、俺はうつむいた。「壮史…私ってだめな女だね…」「………え…?
    なお さん作 [449]
  • 愛してやるよ…?

    インターホンがなったので、扉を開けてみたら…「………!!」一人の女が、俺の胸に飛び込んできた。しかも、その女は幼なじみの亜衣。ここ最近あってなくて、正直おどろいた。「どうしたんだよ…亜衣。」「…………………」「………とりあえず、中入れ。」幼なじみだからだろうか、今のところフリーダからだろうか、女を部屋に入れることに抵抗はなかった。「……飲め」一応気を利かせて、温かい飲み物を出してやる。亜衣は、小
    なお さん作 [508]
  • 微炭酸PEACH…?

    「…………」しばらくの間沈黙が続いた。「もう…いいです…」美波はあきらめたようにいった。俺は、後悔の念に駆られた。「思い切り愛せないんでしょう…?だったら、別れて…」「………………」俺が黙っていると、電話が切れた。「………っ!」涙がこぼれそうになるのを感じた。ふと、テーブルにおいてあった微炭酸ピーチのグラスが目にとまった。氷は完全に溶けきっていて、少しこぼれていた。俺は、それを手に取り、一口飲み
    なお さん作 [505]
  • 微炭酸PEACH…?

    「………ん……」俺は、三時間後に目を覚ました。自然と目が開いてしまったのだ。それは、隣に違和感を感じたまま眠っていたからだと言うことに気づかされる。「香歩…?」隣に…いない…時計を見れば、深夜四時過ぎ。ガラッ……扉を開けてリビングを見渡した。「いない………」イヤな寒気がおそった。寒気は、俺の体を支配した。ふと、香歩の親友の顔が思い浮かんだ。香歩が困ったときは、いつも頼っていた「美波」という女性
    なお さん作 [435]
  • 微炭酸PEACH…?

    いつから…こんなに距離が生まれた…?いつから…あなたは冷たい人間に変わってしまった…?----------「はい、これ…飲む…?」私は、買っておいた微炭酸ピーチの入ったグラスを持って、現在同居中の成也(セイヤ)に駆け寄った。仕事で疲れた成也を、少しでも癒したかった。「………いらない」無惨にも打ち砕かれた、最愛の思いやり。「そっか…置いとくね…」コトンと音を立てながら、テーブルの上にグラスを置いた
    なお さん作 [456]
  • I'm so happy...?

    「噂…?そんなの気にしてんの…?」「ぅん………」「一番良い突破口あるよ…?」「…………?」「付き合えばいい。周りが認めるくらいにね。」一瞬、彼がなにを言ってるか理解できなかった。だけど、ゆっくり時間をかけて、その言葉の意味を理解した時、私は赤面した。「達哉……?!」「俺はマジだけど…?」電話越しの彼の声が愛しく思えた。それは、きっと私が達哉のことが好きだからだと思う。「…………ぃぃょ」小さく言っ
    なお さん作 [298]
  • I'm so happy...?

    「そっかぁ、そうすればよかったんだぁ…!」「だろ〜?」私たちは、今電話中。通話相手は、幼なじみの達哉。私は、宿題の解き方を聞くために、達哉に電話をした……ら、只今2時間経過した。「ふふ…」「ん…?何、何で笑ってんの?」「すぐ切らないんだなっておもって、電話だと。」「え……?」「学校で話しかけても、大して相手してくんないのに。」「そうだった?実感無いんだけどなぁ…ごめーん」そう言って、二人で笑いあ
    なお さん作 [326]
 
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