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ユメカシカ さんの投稿された作品が4件見つかりました。

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  • 穴-?

    朝、彼は起きあがるといつもと同じように鞄を持って玄関を出た。 いつもと同じ電車に乗り、いつもと同じ駅で降り、いつもと同じように会社に向かった。いつもと同じ時間に仕事を終え、いつもと同じように会社を出て、いつもと同じ電車に乗った。 いつもと同じ駅で降り、いつもと同じ道を歩き、いつもと同じコンビニでいつもと同じビールとおでんを買った。 いつもと同じように部屋の鍵を開け、虫などいない、いつもと同じ部屋
    ユメカシカ さん作 [434]
  • 穴-?

    それは唐突に起きた。 普段なら気にしなかったであろうその穴をよりによって今日に限って覗いてしまったののである。 ワサワサと這い出る小さな虫を恐怖を含んだ眼で見つめる。 カサカサカサカサ…… 虫たちは止まることを知らない。あっという間に壁はビッシリと虫の甲殻で真っ黒に覆われ、これが虫だと知らずに遠くから見たら室内灯に反射した光がキレイだろうなと呑気に思いつつ、それでもやはり恐怖を含んだ眼は変わらな
    ユメカシカ さん作 [625]
  • 呪人形 一章「発起」-?

    食器やガラスの破片が散乱したリビングに降りる。 オカシイ、親が起きてこない。 これだけの騒音だ、目覚めるに決まっている。 それに、恐らく親の部屋もオレの部屋やリビングと同じ状態だろう。 急に不安になったオレは親の部屋へ急いだ。 廊下の突き当たりにあるその部屋のドアノブに手を伸ばそうとしたその瞬間。ヒュンッという風を切る音がしたかと思うと、オレは自分の体を見上げていた。 崩れ落ちるオレの体。 血が
    無有 さん作 [732]
  • 呪人形 一章「発起」-?

    ピロリロリロ不意に携帯に着信が入った 時刻は午前二時過ぎ、オレは明日の期末テストの為に徹夜をしていた。 「チッ、こんな時間にマヂ誰だよ」集中しているところに水を差されたので、やや半ギレ状態で携帯を見ると、そこには知らない番号が。 「もしも〜し?誰よ?」 問い掛けに返事はない。 数秒後通話が切られる。 「ハァ!?イタ電かょ!」オレは机に向き直るとやりかけの数学のテキストを睨む。 数分後ピロリロリロ
    無有 さん作 [733]
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