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高橋 亜樹さんの投稿された作品が60件見つかりました。
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シャインさま…
ご無沙汰しています…以前感想頂いた高橋亜樹です。また病気の悪化で入院していました…前回の入院の時は、期間限定恋愛の時の彼がいましたが、今回は一人寂しく入院生活送ってました…。打算的恋愛結婚再開するので、読んでください…
高橋亜樹 さん作 [530] -
打算恋愛結婚…(1)
「ユカリちゃんニッコリ入りました〜」店内のマイクで呼ばれた。ニッコリとは、指名の事でラッキーとは、フリーのお客さんの事…私の店での名前「ユカリ」私が付けた訳じゃなく、店長が付けた。ここは、ピンサロ。いわゆる風俗。時間内で半分は、お酒飲んで話したり残り半分で口か手でサービスしてヌク所…別に、借金があるとかヒモがいるとかじゃなく付き合ってる彼氏がHしてもイカないから、勉強がてら風俗でバイトする事にし
高橋 亜樹 さん作 [449] -
余命4ケ月…4
明日から、入院生活が始まる…治って帰って来る事は、不可能だ…かと言って、自分の部屋を片付けるわけにもいかないし、妻に不審がられてしまう…パソコンの電源を入れた…何を書こう…子供達に宛てて書く事にしよう…大事な子供達に亜樹ちゃんへお父さんは、亜樹ちゃんには、お母さん以上に成長して越えて欲しいし、それが出来ると自負していた。小さい時から、亜樹ちゃんが圭くんの面倒や世話していたのをお母さんからよく聞い
向日葵 さん作 [488] -
余命4ケ月…3
今年の年一回の行事が終わった…最後の行事の様な気がした…自分に残された時間はあと僅かと確信した…体力がますます落ちていくのがわかった…息子家族が帰って、妻がこう切り出した「お父さん、来年はどこで花火観る?今年は、食事がイマイチだったし、船で観る?」私は、自分には来年なんかないと思ったから、返事が出来なかった…「やっぱり、昨日の飲み過ぎでキツイんでしょ!」妻のいつもの口癖だ…私は、聞き流した一週間
向日葵 さん作 [439] -
余命4ケ月…2
あの日から、夜が嫌になってしまった…朝になると、生きているという安堵感を感じるのと対照的に自分が生きられる時間がまた一日減ってしまったというどうしようもない恐怖感が襲ってくる…我が家には、毎年夏になると花火大会に娘息子家族と予約して観覧するのが恒例だった…それは、娘は正月は嫁ぎ先の実家に行くし、息子は仕事柄正月がないので、唯一年一回会う行事だ。今年は、息子夫婦に子供が産まれたので、屋外じゃなく屋
向日葵 さん作 [422] -
余命4ケ月…?
今日、病院で検査結果が出た…主治医から、家族の方をと言われた…自分の中で結果は黒と思った…病名は、肺癌…とりあえず家に帰って、妻に言おう。私は車を運転して帰路に着いた…「お帰り、お父さん病院はどうだった?」「先生が話しがあるから、家族の方と来て下さいって…」「えっ?どういう事?」「多分、肺癌と思う…親父もそうだったし」「近いうちに、休み取らないとね…」妻はそう一言言って、それ以上聞かなかった…自
向日葵 さん作 [497] -
もう一度会いたい…
もう一度会いたい人っていますか?私は、亡くなった父親に会いたい…ちゃんと話してありがとうとごめんなさいを言ってお別れしたかった…父親の晩年は、入退院の繰り返しだった…唯一の楽しみは、孫に会う事だったと思う…私の娘と父親はケンカ友達の様だった…「もぉ、じいじキライ!」と娘が言えば、同じ事を父親が真似をしていた…あのケンカのやり取りを見れなくなって、九ヶ月経つ娘は、毎日一回は父親の写真に話しかけてい
涼 さん作 [480] -
ライバルは6才!
私には、大好きな人がいた…って言うか、今だに好きな人…お互い思っていたけど、彼のお荷物になりたくないから、自分からさようならをした人…私には、ライバルがいた…それは、私の娘だった。おまけに6才…私が彼とくっつくと間に入って邪魔をする、とにかく娘も彼が好きみたいだった…父親変わりに接していたかと思ってのに、どうやら違うみたいで娘に誰が好き?と聞くと、彼の名前が一番で二番が幼なじみの男の子だった(笑
高橋 亜樹 さん作 [421] -
期間限定恋愛〜終
亜樹は、反対されたまま一也と一緒になっていいのか不安になった…一也と一緒に病院に行く事にした…診察と主治医に今後どうしたらいいか相談する為に…主治医が黙っていた…「申し上げにくいのですが、胎児の心音が弱いです…このままだと…」「それって…流産ですか?」「また来週来て下さい」 せっかく授かった一也との赤ちゃん…このまま流産なんてさせない…そう思っても結果は最悪だった…急な下腹部の腹痛、出血で切迫流
高橋 亜樹 さん作 [449] -
期間限定恋愛〜59
1時間後に一也が来た…「一也…ごめんなさい…」「何で、亜樹が謝る?」「赤ちゃん…」「亜樹は、産みたい?」「産みたい気持ちはあるけど病気のリスクが怖いし、私一人では育てるの無理かな…」「亜樹は、マジでそんな事思ってる?お腹の中に命があるのに…俺は、虫一匹殺さない男なの知ってるはずだよ」確かに一也は、蚊一匹も殺さない…人間が虫殺す権利はないって言ってるから…「人間が人間を殺す権利ないんだよ」亜樹は、
高橋 亜樹 さん作 [393]