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高橋 亜樹さんの投稿された作品が60件見つかりました。
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期間限定恋愛〜38
検査の結果、亜樹の手術が決まった…主治医が来て説明をした「手術中にかなり出血があると思うので、輸血の必要があります…輸血は、個人の意志ですから、どうされますか?」「輸血は、したくないのでしなくて済む方でお願いします」「わかりました。」亜樹は、不安になった…前回は輸血なんて言われなかったのにどうしてって思った…一也にどうしたらいいか、分からなくてメールした『手術中に出血が酷くなると、輸血が必要にな
高橋 亜樹 さん作 [413] -
期間限定恋愛〜37
手術が終わった翌日から、炎症反応からの発熱で39度近い熱が続いた…おまけに、点滴が効かないから点滴量はふえて気分も悪いし、最悪な状態だった…病状も落ち着かないイライラを一也に当たり散らしても、何も言わずに黙って受け入れてくれた…毎日お見舞いに来てくれて、亜樹の相手をしてくれた…でもいつまで経っても、病状は変わらないしホントにこのままだったら…なんて夜一人になるとその事ばかり考えたりして不安で眠れ
高橋 亜樹 さん作 [470] -
期間限定恋愛〜36
亜樹は、一也に聞いてみた…「ねぇ、手術中何考えてた?」「何って、手術のリスクを聞いてたから万が一なんて考えてた。俺らしくないけど、心配はした」亜樹は、一也の素っ気ない返事が嬉しかった…食事の許可が出て運ばれてきた「亜樹は、動けないからベッド少し起こして。食べさせてあげるから」「恥ずかしいから、いいよ〜自分で食べるよ。」「ダメだよ!術後だし病人は大人しくしなさい(笑)」そう言って、手際よく亜樹にご
高橋 亜樹 さん作 [347] -
期間限定恋愛〜35
亜樹の手術は、5時間かかった…手術室から出た亜樹は、すぐに一也の姿を探した亜樹が気が付く前に、一也がすぐに亜樹の所に来た「亜樹、大丈夫?キツイ?」亜樹は、まだ麻酔が残っている状態だったから意識が朦朧としていた病室に戻ってから一也は、亜樹の手を握って口を開いた「とりあえず、お疲れ様!よく頑張ったね。具合悪くない?」「大丈夫だよ。お腹空いたかな…」「食事の許可が出たら、食べさせてあげるよ。けど、よか
高橋 亜樹 さん作 [370] -
期間限定恋愛〜33
「もしもし、、」「亜樹、どうした?急にあんなメール?」「ねぇ、一也はどうして亜樹と付き合ってるの?」「前にも言ったけど、俺はカップルが普通言う様な事言わないよ。何も、思ってなかったら第一毎日来ないはず。一緒にいたら、分かるはずだよ」「じゃあ、亜樹の事好きって言ってよ!」「、、、」「言うくらい、簡単でしょ?」「亜樹、あんまりしつこく言ったら、俺もキレるけど、、」一也の声がかなり怒ってるのが分かった
高橋 亜樹 さん作 [424] -
期間限定恋愛〜32
明日は、手術だと思うと何だか寝れなかった、、主治医から手術の説明のリスクを聞いて不安になった亜樹はリスクの部分が頭から離れなくて、寝れなくなって不安になって、一也にメールして みた『明日の手術の事を考えたら、怖いよ、、もし万が一なんて考えたら亜樹は、一也に会えなくなるよ』そんな事をメールしてると、亜樹は一也がどうして亜樹と付き合ってるのか気になった、、、一也から、好きなんて言われた事なかったし、
高橋 亜樹 さん作 [377] -
期間限定恋愛〜28
亜樹の寝たきり状態の入院生活が始まった、、、とにかく動けないのでトイレにも行けなくて、ベッドの上だった。病人だから仕方ないけど、亜樹自身は普通なのにって思っていた、、おまけに集中治療室だから、面会も1日3回の1時間って決まっているから、一也に会えるのは1時間だった、、それでも亜樹には唯一の楽しみで一也との時間は貴重だった。一也が、帰りに自分の首にしてきたストールを亜樹に渡した「誰かさんは、寂しが
高橋 亜樹 さん作 [531] -
期間限定恋愛〜25
亜樹は、何度も父が遺した遺言をプリントアウトして読んでは泣いての繰り返しだった、、、いつまで父の事を思い出しては、泣くんだろう、泣かなくていい日は来るのかなぁなんて思っていた。今日は、今年最後の一也とのお泊りデートだった。一也と会うのは久しぶりだったので、亜樹は少し緊張した。。亜樹と久しぶりに会った一也の一言は「お疲れ様、色々大変だったね。よく頑張りました」と言って、亜樹の頭をよしよしとした後に
高橋 亜樹 さん作 [423] -
期間限定恋愛〜24
亜樹は、父の葬儀が終わって、自分の中でけじめがついたので、離婚届けを出すことにしたホントは、もっと早くに離婚するはずが延び延びになってしまった、、、父も、亜樹が離婚をするのを望んでいたのは事実だし、、圭吾から電話が鳴った「もしもし、姉ちゃん今いい?」「どうしたの?」「姉ちゃんは、親父の遺言の事知ってる?実はさぁ、今回の入院の何日か前に親父から電話あって、パソコンの中にあるからって言われたんだよね
高橋 亜樹 さん作 [524] -
期間限定恋愛〜23
一也からのメールに返事を返したのは、それから4時間後だった『今の私にとって、一也の存在が支えになってるんだよ。一也と会えて私は笑える様になったし、精神的に落ち着けるのに、今一也が居なくなると、私はまた笑う事さえ出来なくなるよ、、お父さんだって私が泣いて落ち込んで生活してるより、形はどうあれ一也といて笑って生活してるなら、喜んでるはずだし、先の事なんて考えてないよ!重く考え過ぎだよ』亜樹は、メール
高橋 亜樹 さん作 [379]