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ふく さんの投稿された作品が34件見つかりました。
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長く…
君を好きになってから少しわがままになった誰よりも早くおはようを言いたい誰よりも遅くおやすみを言いたいそうすることで誰よりも長く君と繋がっていられるそう思うのもやっぱりわがままかな
ふく さん作 [240] -
いつか来る未来
昔の恋人を忘れられないあなたはいつでも彼女の面影を求めていた少しでも彼女に似た人を見つけては好きになり相手にされないとまた次を捜し求める私にはその面影はないというその言葉で私の失恋は決まった毎日連絡をくれるのはただの気まぐれだろう夢を見るのは無駄だ彼女には近づけないし彼に近づきたいけど自分は自分だからこの距離を縮めることは叶わぬ夢だでも私と友達でいることや連絡を取ることであなたが少しでも癒されて
F さん作 [245] -
頼り 〜続
不思議と涙は出ない何処にいるのかも何をしているのかも分からなくなった今この空と風だけが頼りなのか空は繋がっている風が思いを届けてくれる何度も名前を呼んだ何処までも続く空を頼りに風の流れを頼りに空を見上げ風を仰ぎ何度も名前を呼んだ悔しさと虚しさと悲しみで一杯になった気持ちを隠すように強く名前を呼んだ泣くつもりはなかった泣きたくはなかった現実だと信じたくなかった涙が乾く前にまた次の涙が溢れ出すそれで
ふく さん作 [190] -
頼り
終わりはないと思っていた根拠はないただずっと繋がっていられると思っていた 電話が出来る限りメールが届く限り手紙を出せる限り遠くへ行っても何かで繋がっているものだと気持ちが繋がっているものだとそう信じていたいつからか電話をすることはなくなっていた声を聞けないそれでもメールはした何度もやり取りをした忙しいから時間が合わないからそれだけだった電話がなくなればメールも回数は少なくなる一方だった送っても返
ふく さん作 [208] -
実
あなたの目の前に立てないのならあなたの横にいれないのならあなたと一緒に歩くことができないのならせめてあなたの背中を見つめていたい深く傷つくことにも慣れてきたからあなたへの想いを届けることはできないから心に生えた翼を羽ばたかせることはできないからせめてあなたのために祈りたいあなたを避けるようになったのは自分のためだけではない繋がっていたモノから手を離すことであなたは自由に飛ぶことが出来る愛を知らず
ふく さん作 [343] -
確かなこと
例え彼氏彼女がいる人を好きになっても結婚をしている人を好きになってもそれは決して間違った恋ではない好きになってはいけない人だと人は言うけれどその人が存在していることで恋をし永遠に報われない恋だとしても好きになったことを後悔したとしても好きでいる気持ちに嘘はつけないしそれは真実として残る気持ちに迷いが生じた瞬間その恋は間違いだと自分に言い聞かせるでもそれは自分に対する気休めや慰めであり後悔をしても
ふく さん作 [331] -
強さ
あなたが強くなれって言うからなるべく笑うようにした明るく振る舞ったそれであなたに近づけるならどんなに嫌なことがあっても辛いことがあっても傷を隠して前を向いていようと決めたでもあなたの前では素直でいたいと思っていたあなたの気持ちが私にないことを知る度に傷は大きくなって笑うことさえうまくいかなくなったそれでもあなたは強くなれと涙は流すなと言うのなら精一杯笑おうだけど気持ちはそれには追いつかない泣きた
ふく さん作 [363] -
君を想う
最近溜め息が増えたのは最近一つのことに集中できなくなったのは最近少し元気がなくなったのは最近傷つきやすくなったのは最近寝付きが悪くなったのは最近食欲がなくなったのは最近音楽を聴くことが増えたのは最近外を眺めることが多くなったのは最近服を選ぶのに時間がかかるようになったのは最近鏡を見る回数が増えたのは最近すぐ手の届く位置に携帯を置くようになったのは最近携帯を見る回数が増えたのは最近雨の音が心地よく
F さん作 [400] -
鈍感
『いつでも元気よ』『いいよなぁ』元気なわけない何にもよくない彼にはかわいい彼女が出来て私の想いはそこで止まった行き場を無くした『最近なんか元気ないよね』そんな些細なことに気付くなら私の気持ちにも気付いてくれてもよかったのに彼女の話をされても笑顔はうまく作れない目の前ではにかむ彼の顔がまた私の傷になるなるべく明るい音楽を聴くようにした愛だの恋だの言う曲は避けていたなのに明るい音楽は私の気持ちを明る
ふく さん作 [426] -
ねがい
私に優しさをくれるならこの涙を乾かしてくれるなら深い傷を癒してくれるなら頬をそっと撫でてくれるなら笑顔を増やしてくれるなら暖かい手を差し伸べてくれるなら肩を貸してくれるなら名前を囁いてくれるなら同じ早さで歩いてくれるなら私の全てを見ていてくれるなら裏切りを忘れさせてくれるなら過去を振り切ってくれるなら孤独を消し去ってくれるなら同じ景色を見せてくれるなら足下を照らしてくれるならもうつまずかないよう
ふく さん作 [340]