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上村 小春 さんの投稿された作品が7件見つかりました。
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過去の日記 ?
彼と過ごした時間・・・楽しければあっという間に過ぎる時間だけど辛いことの方が多かった朝起きると隣に寝ている彼の鼻に手を近づけるそして息をしているか確認するいつしかそれが私の日課になっていた彼と付き合った理由は…覚えていない思い出そうとしてもきっと理由がないから思い出せない彼と出会うことは私の運命だったたから…本編『ハタチの恋〜あなたは今どこにいますか〜』
上村 小春 さん作 [159] -
ハタチの恋(5)〜あなたは今どこにいますか〜
慌てて店長に誤る「すみません!!」 その私の引きつった顔を見た店長は笑いながら「大丈夫。」と言って、その灰の入った缶ビールを一気に飲み干してしまった…。私は、ただただビックリするだけそして店長は何事もなかったかのようにまた歌い始めた。2時間くらい時間が経ちふと外を見ると熱気で曇った窓からは雪がシンシンと降っているのが見えた私にとって今シーズン初めての雪。去年の山篭もりの楽しい思い出が一瞬よぎる。
上村 小春 さん作 [109] -
過去の日記
ー やっと彼のことを振り返れるようになった あれから7年の月日が経つ… 実際に存在した人物なんだと箱を開けて改めて思い知る 胸に鋭く刺ささる痛くてうずくまる… ーハタチの時に出会った彼は11才年上の彼だった。居酒屋の店長で、見た目も性格も私のタイプではない。しかし、出会ったその日に、何かに引き寄せられるかのように、付き合いだした。きっと彼と付き合う事になったのは、必然のことだったんだろう。彼は
上村小春 さん作 [378] -
ハタチの恋(4)〜あなたは今どこにいますか〜
対面を終えると、店長の提案でみんなでカラオケに行こうという話になった。カラオケは苦手…しかも初対面だし…でも肝心な広樹からの連絡は…まだなし。断る理由がない…。まぁこれから3ヵ月一緒に働くわけだし、最初の付き合いは大事だよな。と自分を納得させ、みんなとカラオケへ。着いた先は、これから働く居酒屋白馬の目の前にある、ゲストハウスの横。プレハブのような建物で出来たそのカラオケルームは、お酒やつまみは全
上村 小春 さん作 [159] -
ハタチの恋(3)〜あなたは今どこにいますか〜
"やばっ"この間に内線鳴ってたかも…。どうしよう…。って思っていたら、内線が鳴った。ビクッとした。「小山千夏さんお待たせしました。今から事務所に来てもらえますか?」あ〜よかった。どうやら今のが初めての内線らしい。それにしても2時間って随分待たされたな。この間広樹から連絡はまだ来ていなかった。事務所に行くと事務服を来た50代の女性に案内をうけた。「小山さんの職場は"居酒屋白馬"になりますから、今か
上村小春 さん作 [138] -
ハタチの恋(2)〜今あなたはどこにいますか〜
2度目の山篭もり初日。白馬の駅に白いバンで迎えが来ていた。車には社名が書いてあり、迎えに来てくれたおじさんは感じが良かった。リゾートバイトは、書類審査のみの所と、書類審査の後、連絡が入り、都内で面接をする所と大きく二通りある。その時の私は書類審査のみで合格が決まった。ということは、雇う側も雇われる側も対面は現地に着いてから。だから、私は迎えのおじさんの感じが良くてホッとした。 そして車が着くと
上村 小春 さん作 [144] -
ハタチの恋〜あなたは今どこにいますか〜
ハタチの冬、私は2度目の山篭もりをする。大学1年の冬に友達に誘われて始めたスノーボード。旅行で2・3泊して滑るのではなく、シーズン中を全て雪山で過ごす。昼間はバイトして、休憩時間や休日にスノーボード。そして夜はバイト仲間とクラブやバーで飲んで騒ぎ、男女は関係なく互いの寮を行き来して、だれかが"寝る"と言い出すまで語り合う。スノーボードの話/自分の夢や将来の話/くだらない話…そして恋の話。こんな生
上村 小春 さん作 [156]
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