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しほ さんの投稿された作品が4件見つかりました。

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  • ジェネレイト4

    足元に重い鉛をつけたように、席から立ち上がれずにいる。気持ちの中に重い想いが蘇ってくる。彼女の顔を見たのは初めてではなかった。いつか、それは思い出せない。どこかで見た。感じた。何か話している。聴覚に働きかける声。音。『彩…』彩のことを思い出していた。彼女がくれたあの日のこと。なぜ?思い出す。目の前にいる人は彩ではない。いや彩じゃないか?隣の上司たちは何か言っている。背中にまだ初春だというのに背中
    しほ さん作 [117]
  • ジェネレイト3

    面接室には疲れた男が3人いる。奥に見える青空とは対極?に疲れた3人。でもどうでもいい。早く終わって欲しい。この後も面接が待ってる。地元の電鉄会社の受付だ。そっちのほうが友達に自慢できるかも…この会社にボーナスがあっても関係ない。早くして欲しい。『では、名前から教えてください』中央の面接官が言う。履歴書に書いてあるとおりだけど…『結城那美』です。小学生から言い続ける単語を答える。それ以上もそれ以下
    しほ さん作 [154]
  • ジェネレイト2話

    もう何人目の人かも忘れてしまいそうな単調なリズムが部屋も人も包み込んでいた。いつまで続くのかもう1人目以上の人は出てこない。面接官3人の気持ちは残された面接よりも自分の机に残されている仕事に移っていた。慎治の目の前にいる人丁寧に質問に答えながらも心の中では次の面接のことを考えているんじゃないかと意地悪な気持ちが浮かぶ。『どうせお前等は楽な仕事求めて来てるんだろうけど、残念です。不採用です。』今こ
    しほ さん作 [211]
  • ジェネレイト

    その人と初めて会ったのはちょうど1年前と同じ長い冬が終わりをむかえ、春の始まりを感じる日だった。短大を出て地元での就職。友達もみんな地元に戻ってきている。4月が近づくなか自分だけがまだ決まっていない。別にこれまですべてを断られたわけではない。今日が初めての面接。ただ地元に戻ってきてこれまで何もしてこなかっただけ…明日も面接の予定は入れたけど早く終わってほしい。さっさと決まって4月まで地元で友達と
    しほ さん作 [169]
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